9月30日 (火),10月1日 (水) 中野店 中村班【那須塩原キャンプ】

<<< 1日目 前半はこちら

9月30日 (火) 後半

道の駅から10分ほどで「もみじ谷大吊り橋」に到着。渡橋料300円を支払っていざ突撃。
橋長はなんと320メートル!



吊り橋を渡りながら絶景を満喫。高所恐怖症の人がいなくて良かった。



澄み切った空気の中「もみじ谷大吊り橋」を背景に集合写真を撮影。


中村班長ノリで「イナバウアー」を決めるも体が硬くなっており背中を痛め思わず絶叫!
寄る年波には勝てません。



「橋をどうやって支えているのか?根元のワイヤー部分の造型がどうしても気になる」と宮越さん。
さすがミクロ館長は目の付け所が違うと思わず関心してしまう。
「これが本当に見たかったこの吊り橋の真の姿だ!!」宮越談。


塩原のB級グルメとして有名な「スープ入り焼きそば」の「こばや食堂」に2時45分到着。
昼休みになる前ギリギリセーフだった。


事前の聞き取り調査では「イメージしたが不味そう」「しょうが焼き定食を食べたい」など否定的な意見もあったが店内に充満する
いい匂いに全員「スープ入り焼きそば」を注文。げんきんなやつらだ。炒めたキャベツと豚肉が乗った麺が湯気を立てながら登場。


全員で「いただきます!」。



冷めた出前の焼きそばに付け合せの暖かいスープを入れてみたところ、これが思いのほか
美味しかったことから生まれたらしい「スープ入り焼きそば」。鶏ガラスープが予想以上に
効いていて出汁にコクがある。コショウをたっぷりかけるとスパイシーな味のパンチが増す。
ソースの酸味は思ったほどきつくなくまろやかな風味。
飲み水はカルキの臭みがなくそのままゴクゴク飲んでも美味いのが嬉しい。
「東京でも食べたいな」と誰かが言ったが、この土地の水でスープを作るから独自の味が
出るのだと思った。東京で食べてもここまでは美味くないはず。全員完食「ごちそうさまでした」。


ブレない男は塩原の美味しい水よりも麦水派であった。


食堂の隣にあった酒屋で各自が飲むお酒を購入後、旅の疲れを癒すため日本最大級の
足湯があるという「湯っ歩の里」に向かって山道を下る。


巨大な建造物の前に気分は「建もの探訪」。入場料200円を支払い施設内へGO。


カラフルなオリジナルタオルを200円で買っていざ足湯へ。細身のデニムを着用していた
奥山さんはヒザ上まで生地が上がらず悪戦苦闘の末、短パンを貸してもらい無事入場。
全長60mの回廊。温度が違うお湯の中に様々な大きさの石が敷き詰められている。



ゾンビのようにゆっくりと集団で回廊を徘徊しつつ石のゴツゴツ&チクチクを足裏で堪能。


足が痛いポイントがたまにあるので唐突に叫び声だが笑い声だかわからない大声が館内にこだまする。
痛いところが体の悪い場所らしい。後で足つぼ図解に照らし合わせねば。


歩いては休み歩いては休みを繰り返すと全身からじっとり汗が染み出てくる。


施設で働いているおばちゃんに「最後に冷水をかけると〜足が〜ずっと〜ポカポカだ〜」と教えてもらった。
その他にも話をしてくれたが、訛りが少しきつ過ぎて意味がわからなかったのでまんだらけで培った笑顔でやりすごした。


おばちゃんの言ったとおり冷水で締めるとポカポカ&ツルツルの足が出来上がり!


温まった体を冷ますため施設の裏側を皆で散歩することに。


飲用の温泉を発見!カルシウム味がする湯を皆で飲むが効果は不明。


「ヒ素を含有」など意外に危険な事が書いてある「飲用上注意事項」。


湯上りに渓流の涼しい風がE気持ち。


ひなびた温泉街の景色が染みる俺達中野の湯けむりスナイパー。


施設内には地元塩原にゆかりのある文学碑、歌碑などが設置されており「お勉強」のため
一瞬気になったが「眠たい」「酒が飲みたい」「温泉に入りたい」というメンバーの意見を
素直に聞き入れ「湯っ歩の里」を後にした。石碑には何が書かれていたのだろう?


宿泊施設に向かう最中、インチキ駄玩具でおなじみ「COSMOS」の自販機を発見!!
車の中から道路脇を通り過ぎる一瞬の出来事を見逃さなかった恐るべき宮越館長の眼力。
助手席でチーズをつまみに缶ビールをグビグビと飲んでいるだけではなかったのだ!
後でその場所に戻ることを約束して車を走らせる。5時少し前に宿泊施設「塩原グリーンビレッジ」に到着。
敷地内には温泉や様々なレクレーション設備が整っており初心者には「ストレス」が少ないキャンプ場だ。


受付終了後、荷物を置くため宿泊するビッグキャビンに。夕食の7時までは自由時間。


施設内に居つく黒猫が食料を狙っているようだが気のせいかな?


男性陣5人全員は車に乗り込み先ほど見かけた「COSMOS」の自販機を探しに出発。
途中、朝食用のパンを調達するため地元の商店に立ち寄ると中高校生くらいの女の子が1人で店番をしていた。
女の子のハキハキした受け答えとしっかりした接客応対に「まんだらけの店員よりデキル」と感心する一行。
目的のパン選びはそこそこに、酒ばかりを入念に選び買い込むダメな大人を見せつつ退店。
あたりが暗くなりかけてきた頃、先ほど見つけた「COSMOS」の自販機を再発見。


脇道に車を止めるスペースもギリギリの中、宮越隊長&隊員が調査開始。


様々な角度で写真を撮りながら自動販売機を細部までチェックする宮越隊長。
残念ながら用意した小銭は入らず可動していないことがわかった。


コーラの赤い自販機とそっくりなデザインでドライバーを迷わせ誘い込むコバンザメ商法。
したたかな昭和の商魂。毒蛇のサンゴヘビに擬態する無毒蛇のミルクスネークを思い出した。


自販機に貼ってある台紙から販売された年代や商品ラインナップを判別していく宮越&辻の元ミクロ師弟コンビ。
「90年代後半の比較的新しいものだけど内容は悪くない」店員であり根っからの塩ビ&駄玩具マニアの目が光る。


施設に戻り各自仮眠をとったり、温泉に入ったりしながら夜飯まで各自自由行動。
7時からBBQ。中村班長&女性陣で買った野菜をカットして事前準備完了。
男性陣は引換券を握り締め施設内のレストランで事前に用意されている
郡司豚ロース&牛カルビ&野菜&ご飯&キムチ&ガスコンロ&鉄板をGETだぜ!
火おこしや食材の仕込み、飯ごうなどの食事準備による「ストレス」を回避した面々。
あとは油をひいて食材を焼いて食べるのみ。楽チンBBQ



道の駅で買ったシイタケ・ジャガイモ・ナスはホイルバター焼きに。
宮越さんの前にはとりあえずビールを3缶用意して。
全員揃って「いただきます!!」



席は立っても、その手から銀の缶は決して離さない男。


この時期は夏場に比べて蚊やアブなども少なく虫刺されによる「ストレス」を回避できた。
空気の良い山で食べる食事や飲むお酒は、いつもよりも数段美味しい。
女性陣も男性陣に負けないくらいたくさん食べていた。



楽しい時間はゆっくり過ぎてゆく。


食後は施設内にある温泉や露天風呂で1日の汗を流す。宿泊は1棟大人8人まで泊まれるビッグキャビン。
冷蔵庫・キッチン・TV・ウォシュレット付トイレ・布団にタオルと歯磨きセットまで完備。
素人には意外に難しいテント組み立ての手間や窮屈な寝袋の「ストレス」を回避した。


翌日の那須観光をどこにするか全員で討論。予算や好みなどで意見が
大きく分かれるも「りんどう湖ファミリー牧場」に仮決定。


外が肌寒くなってきたので部屋飲みに移行。トランプを持って来れば良かったと後悔。
ほろ酔いの宮越さんではあるが、その手にはしっかり「麦」印の相棒が握り締められていた。


12時就寝。班長中村の無呼吸からの不規則なプログレッシブなイビキと吉田さんのノイジーな
歯ぎしりの競演(セッション)が朝方まで行われたらしいが本人たちは全く意に介さず爆睡Zzz・・・。
塩原キャンプ1日目終了。


>>> 2日目に続く