まんだらけ コラム

梅雨の季節、こんな本はいかがでしょう?

6月といえば梅雨。
降ったりやんだりでジメジメして外に出る気にはならないし、出たら出たで生ぬるく湿気を含む空気。すぐに汗出てくるし、手には傘。
そして新たに入学した人、入社した人がなんらかの壁にぶつかったりして気分的にも落ち込む時期。それが6月です。
でも気候も環境もこんなじゃあ精神的にもよくありません。
こんなときにはたくさん笑ってジメジメした空気を吹き飛ばしたいですね。

というわけで、今回はスタッフおすすめのギャグマンガを集めてみました。
笑いのツボって人によって違うけれど、これだけあると好みの笑いに絶対に出会えるハズ。
ここにあげているマンガのほとんどは、各まんだらけの店舗にて取り扱っています。気になったらコミックスフロアへGO!

編集/岩井


「世界の中心でくだをまく(仮)」

ロドリゲス井之助

どの漫画にしようかと悩みましたが梅雨だからと家でじっとしているのではなく外へ出かけようと前向きな気持ちにさせてくれるこの漫画を選びます。 2巻では、まんだらけ渋谷店近くの料理屋さんも登場。

赤岩(渋谷店)


「地獄甲子園」

漫☆画太郎

梅雨の長雨をブッとばす!ギャグマンガと言えば!!
「地獄甲子園」漫☆画太郎でキマリ!

コレほど“ムチャクチャな”ギャグマンガは無い!
ハッキリ言って、プロットが破綻してます!画がムチャクチャです!でも面白い!!その証拠に実写映画にもなりました!
でも映画は普通にまとまってて、原作ほどの衝撃はありませんでした。原作漫画の方は、ドンドン話が脱線するわで、 読んでいて「えっ!あの伏線はなんだったの?」「こう言う展開アリ?」とドキドキワクワク(?)させてくれます!(中には“こんな漫画オレにも描ける”と思う人もいるでしょう) とにかく一読をオススメします!!(あとは、あなたの感性しだい!?)

上記の漫画は短いのであっと言う間に読み終えてしまうでしょう。そんな方は「こち亀」の読破にチャレンジ!
「地獄甲子園」とは対照的に“みごとな構成力”に感心することでしょう!“正統派”“王道”のギャグマンガが好みの方にオススメ!(て言うか万人にオススメです!)

足立(中野店)


「すごいよ!マサルさん」

うすた京介

アニメ化もしましたが、とにかくテンションというか何かが突き抜けた作品でした。
結構服がオシャレな作品でもありました。

阿部(流通センター)


「エクセル・サーガ」

六道神士

のほほんとしている様見えて、散りばめられたクロさ、時事ネタが印象的でした。

阿部(流通センター)


「あずまんが大王」

あずまきよひこ

なさそうでありそう、ありそうでなさそう、そんな不思議空間。 独特な間があり、それを上手く受けとれれば、面白い作品だと思います。

阿部(流通センター)


リアルマルチはこんな感じ?ある意味うらやましい学園生活の「ロボこみ」

やぎさわ景一

ToHeartが一世を風靡した時代、ロボット少女との高校生活はみんなの夢でした。
なんと、そんな夢のような展開が描かれた漫画がありました。
それがこの「ロボこみ」。
明らかにロボットなのに、皆は女の子扱い。
そんなロボット(少女?)と主人公との交流を描いています。
と言っても、恋愛漫画ではなくギャグ漫画。
防衛機能が働き、主人公もろともミサイルの嵐に巻き込むオチにすっかり安心感を抱く、自分に気付く事でしょう。
全4巻で、最終回では動かなくなってしまうロボット少女。
そのとき主人公は!・・・まずはおためしで1巻から読んでみてください。

飯田(中野店)


3人揃えばかしましい?おすすめ女子高生4コマ「もうすこしがんばりましょう」

山口舞子

一言で言えば、"むつ、ふみ、ひよ"の高校生3人娘がいろいろやらかす4コマです。
美形担当のふみと、トラブルメーカーのひよ(あずまんがで言えばともちゃん)、そしてツッコミ担当のひよと、役割分担はバッチリ。
あとはゆるゆるなテイストに身を任せれば、かなり楽しめます。
3巻の最後には(本当に最後の最後)、今後活躍するであろう新キャラの梅が出てきて、次の巻が楽しみです。
表紙が気に入れば、是非読んでみてください。
花とゆめコミックスということで女性向けなのかも知れませんが、自分は楽しく読めました。男の人にもおすすめです。

飯田(中野店)


「浦安鉄筋家族」

浜岡賢治

この作品の見所は父「大鉄」の生き様にあります。
傍若無人な振る舞いと煙草の吸いっぷりに憧れます。
こんな男になれるよう毎日煙草を吸い続けます!

飯田(名古屋店)


「×-ペケ-」

新井理恵

最初はこれ。B.B.Joker→殺し屋さん路線です。
あのひねくれた感じが良い。特に殺し屋さんはところどころ助平なのが良いです。
小さな女の子が出てくるともっと好きになります。

飯田(名古屋店)


「ギャラクシー銀座」

長尾謙一郎

「おしゃれ手帖」後期のテイストがパワーアップ。
けして万人受けする絵ではないのに、絵と雰囲気で笑いを取れる作家。
ツッコミ、ボケという手法などマンガではスルーしてもよいのだという大きな声。それが「ギャラクシー銀座」です。

このマンガが競争の激しい一流誌・スピリッツで存在できていること自体が、マンガでの「笑い」がTVなどのお笑いに対し一歩先を行っていることの証でもあります。 たとえば後期おしゃれ「バンさんと彦一」シリーズでも見かけた、まるでフィルムのような粒状感の画面に、ドカンと白抜きタイトルで「バンさんと彦一」。

これが「なぜ笑えるのか」を口で説明するのは難しい。ですがこれは若手芸人が出しがちな「あるあるそういうの」だけのネタではないのです。
それが進化したとはっきりわかったのが「ギャラクシー銀座」での「ホスト ニューファラオ」。
「地方で流れてるCMぽい」ものが流れる話なのですが、画面の再現力、字体、セリフ、キャラ造形までふくめ、 本職の人が地方のCMをバカにしようと思って作ってもこれに及ばないくらいの完成度なのです。

そしてこれはマンガでないと表現できないギャグ。この方向性ではうすた京介も近いことをやっていて、それなりに成功していますが、長尾謙一郎が一歩先を行っていると僕は思うのですが。現在スピリッツ連載中。
それ以外ではモーニングTwo連載「聖おにいさん」(中村光)、「うちの妻ってどうでしょう?」(福褌しげゆき)、が楽しみです(いずれも未単行本化)。最近の展開では「ひまわりっ」(東村アキコ)での「信頼関係」ネタが大好物です。

岩井(中野店)


「あたしは天使ぢゃない」

鮎川あおい

早見純の「変態少年」と迷いましたがこっちにしました。
成年向けコミックと見せかけて、内容は完璧にニューウェーブギャグです。初めて読んだ際は「迷える中学生男子が己のリビドーを思いのまま描き殴った」という印象を受けました。
エロを期待して購入すると痛い目を見ます。長尾健一郎で笑えるなら多分笑えると思います。

岩城(札幌店)


「あずまんが大王」

あずまきよひこ

言わずと知れた名作。4コマ漫画の歴史を変えた作品。
私の中では4コマの歴史を作った作家は3人。
4コマを定義した「いしいひさいち」
理不尽な笑いを定義した「吉田戦車」
そして、萌えと笑いを同居させた「あずまきよひこ」
今ある萌え系4コマの産みの親的作品だと思いますが、この作品を越えるものはまだ出ていないです。
萌えキャラだけの4コマなんてもういらない。「4コマは笑えてなんぼ」!!
今もう一度原点にもどって「あずまんが大王」を読み返そう!!

岩永(うめだ店)


「アゲイン」

楳図かずお

北海道は梅雨がありません。よって北海道ではこの時期を“うっとうしい”と感じた事はなく、むしろ一年の中でさほど暑くなく寒くもなく、雨もさほど多くも無く、日が長く、 夜明けと共に活動するススキノのお店が夜中の余韻を残した状態のままで早い時間に利用できる事や、 夏へ向けての期待感に胸を膨らませ色々と計画を練るなど、最も楽しく最も過ごしやすい季節ではなかろうかと思っております。
でもそんなことを言っていては話が進みませんので早急に本題に入ろうと思われます。

でもこんな私でも梅雨は経験してました10年以上前に。辛かったです。経験した事がない北海道生まれにとって。
外出した際、屋内プールの中に入ったときと同じ感じと思いました。 そんなうっとうしい梅雨時に、その当時住んでいた、 石橋商店街のアーケード内の古本屋で買ったギャグマンガは記憶が確かなところで「1・2の三四郎」「すすめパイレーツ」「クレヨンしんちゃん」「傷だらけの天使たち」「やるならやらねばナン魔くん」等でありました。

私にとってのマンガは、大地・太陽・空気・水・女房・娘・息子・愛しいあのこ・同僚・エプロンのようなもので、常に身近な存在であります。 よって何となく当たり前のように手にしている時以外の理由として、皆さんの中にも共感していただける事があると思われますが、 少なからず辛い時、受け入れ難い時、言うこと聞かれない時、泣かれた後の何となくやるせない時、デートの前の日で気分を落ち着かせる時、 気になって仕方がなくどうしようもない時、締め切りに間に合わない時、テストの前の日、眠れない時などの現実逃避アイテムとして利用させてもらってます。

ああ前に進まない。そんなこんなでオススメギャグマンガですね。
天才楳図かずおの中で燦然と輝くギャグマンガ「アゲイン」を猛プッシュします。 先月お金に困り、当店の魅力的な買取価格に泣く泣く楳図作品多数手放しました。 その中にもちろん「アゲイン」がありましたが、やっぱり買い戻そうかしら楳図の作品は、 という気持ちになるほど忘れ難いです。私はブツが欲しいが為に魂を売り飛ばしました。

小学3年生の時に「おろち」や「洗礼」に襲撃を覚え、 楳図ホラーマンガを古本屋で探している際に1巻の表紙に騙され誤って買ってしまったのですが(じじいを見ればホラーマンガに見えた)、結果オーライで良かったです。 ただただ騒がしくてアホ臭くて、主人公を自分にダブらせる事が全くなくて憧れの感情を抱く事がなく気が楽で。
現在、当店では少年コーナーの「アゲイン」再版並セットで3,675円で販売しております。

これをもし私が買い戻すとしたら「墨攻」全巻売るだけじゃちょっと足りないから「ムカデ戦旗」「海鶴」各全巻もつけて森秀樹フェアを行おう。 え、微妙?。という事で、現在では表現し難い台詞の数々を吐く若返ったまことのじいちゃんの暴れっぷりと沢田家の絆!?を感じ、 家族ってホントに良いもんですねえ、と家族愛について疑問を感じている方にお勧め!!
その勢いで「まことちゃん」全巻を読破できる元気モノはいないでしょう。私はやります!!

大井(札幌店)


「アゴなしゲンと俺物語」

平本アキラ

梅雨を吹き飛ばす!というより。。。梅雨なんですからそのジメジメした雰囲気にあえて飲み込まれながらクスリと笑って過ごしましょう。
まあ。。。下ネタが好きなだけなんすけど。。。
下ネタ&お下劣で世界は回っているのですよ。イヒヒッ。
ゲンさんのような欲望剥き出しの生き方をぜひ皆さんの生き方の参考に!
これはもはや。。。聖書とかいてバイブルです。

奥田(うめだ店)


「でろでろ」

押切蓮介

守護霊に見放された不良の主人公、耳雄が、からむ悪霊をワンパンチ解決!!
そんな話です。

風間(流通センター)


「ギャグマンガ日和」

増田こうすけ

OVA化もされたギャグマンガ。私は1話目で笑ってしまいました。
その後も笑いつづけてたまにあるシュールなネタでまたおもしろい、そんな本です。

風間(流通センター)


「大魔法峠」

大和田秀樹

これもOAV化された作品。
魔法の国から人間界に修行にやってきたぷにえちゃん(主人公)。
王者の道はサブミッションって感じの話です。

風間(流通センター)


「いい電子」

みずしな孝之

この作品はギャグマンガに入るのでしょうか?
7巻で一番笑いました。
ゲームを知っていればより深く笑えます。
梅雨の一番外に出れない時に読むと面白そうなゲームが見つかって一石二鳥です。

蒲地(流通センター)


「浦安鉄筋家族」

浜岡賢次

お約束がかなり入っていますが、一度は読むといいと思います。
ただ、全巻(元祖を含む)一気に読むと頭がどうにかなりそうですね。
お笑いは昭和ネタが多いです。

蒲地(流通センター)


「宇宙の果てからこんにちわ」

望月ぱすた

かわいい!かわいい!!かわいい〜!!!
うさぎとかねことかかわいいキャラがもりだくさん出てきます!
かわいいもの好きの人にはたまりません!

でもやっぱりギャグなんで、かわいいうさぎさんの首から下が突然ムキムキのマッ○ョになったり、怪しい趣味のおじさんが登場したり、美少年の裸エプロンがあったり...と、何でもありです。
梅雨をふっとばすことは出来るかわかりませんが、かわいいキャラに埋もれる...もしくは異色な世界に足を踏み入れて梅雨から逃げてみるのはどうでしょう??

川名(流通センター)


「ぼくらは青年探偵団」

まつざきあけみ

…私は正直笑えなかったんですが。。
確実に読後に何かは吹っ飛びました。梅雨のジメジメぐらいなら軽く吹っ飛びます。
読者に開かれている間口はとても狭いけれど読む人が読めばこれほど奇奇怪怪でどストライクな面白い漫画もないんじゃないか?という作品。(唐沢俊一さんも著書「とても変なまんが」で絶賛)

「笑い」は、発信者と受け手、両者の共通認識があってこそ成立するのであって、 突き抜けて非凡だったり、自分とは遠い世界のことをネタにされると理解できないので「笑い」として消化できないんだなあ…
と昭和30年代の日本を知らない&凡人の自分はこの漫画で改めて学びました。
「笑い」ってとても難しい。

でも一つだけ言えるのは美少年耽美少女漫画も、ホラーも超一流。その上、ギャグもいけるなんて…まつざき先生はやはり天才。
残念ながらかなり入手困難です。笑えない現実の事件や人を扱った毒の強すぎるパロディばかりなので、 内容的に復刊もほぼ不可能なのではないかと。まつざき先生も相当だけど、連載をOKした南原企画も相当凄い。

神原(渋谷店)


「読んだはしからすぐ腐る!」

松尾スズキ+河井克夫(チーム紅卍)

じめじめして、鬱屈してしがちな梅雨の期間は、人生とか自分とか答えのないものを考えてしまいがちなのでそういった面倒なものを考えないようで済むような娯楽作品がきっと良いと思います。

これは劇団大人計画主宰の松尾スズキとアックスや小さいエロ本に連載してて密かに人気を得てる(ごめんなさい)河井克夫のユニット「チーム紅卍」が主に中華料理屋にこられる男性を設定読者として、漫画サンデーに連載されたもの。本人も最初にいってるように嫌なタイトル。「読んだはしからすぐには腐らる!」はタイトルまさに読み終わった後何も残らないことを目指したわけではなく最初は「読んでる人とかいるのかな?」というとても謙虚な題名でした。
中華料理屋にこられる働く男性陣からの反応は薄かったようですが、その分好き勝手にやってます。

松尾ちゃんと劇団周辺の人たちとの関わりや日常で何とはなしに思いついたことがエッセイのように描かれているのですが、河井克夫や編集者との掛け合いが絶妙。赤塚不二夫先生との対談もあり。ヌード撮影会などの企画あり。「個性婦は見た」とか僕は腹抱えて笑いました。

見る人から見たら非常にどーでもいいことをこれだけ面白くできる人もいないと思う。松尾ちゃんの天才があらためて感じられる一冊です。大人計画が好きな人はもっと楽しめます。

久保田(中野店)


「もう俺ハエでいいや。」

大ハシ正ヤ

モーニング連載中から密かに愛読してました。どうしようもなくダメな感じに心打たれます。これも嫌なタイトル。

連載中のものだったら。スピリッツに連載中の長尾謙一郎「ギャラクシー銀座」がダントツ。これすごく怖いです。

久保田(中野店)


「ハトのおよめさん」

ハグキ

単行本が1年に1回出るかで無いか分からないので、すぐリアルタイムに追いつけます…NANAばりに!

小泉(渋谷店)


「純生キッド」

児島都

今ではホラー漫画を描かれている作家さんですが、少年ガンガン黎明期のDQ4コマ作家勢の中で、絵柄も内容も異質だったけど忘れられない作品が多いです。

夢見てどこか間違っちゃってる中学生、谷崎純生が心から愛するスーパーアイドルの松原林檎ちゃんが通う学校へ転校することで始まる学園コメディ。
実はこの林檎ちゃんが「アイドルの皮を被った鬼」と呼ばれる程の性悪なんですが、純正はめげるどころかますます惚れ込み、暑苦しく暴走していきます。

林檎ちゃんの為なら、M男にもジャーマネ(時代を感じる呼び名ですね)にもカメコにもなります。そして林檎ちゃんのピンチの時に「俺を見ろォォォォォォ!!!」と身を呈して披露したふんどし踊りはオタ芸をも凌ぐ愛を感じます。 内容は終始やりすぎな程にハイテンションで、古いギャグが多いんですが、それがかえってノスタルジックで良いんです。

最終話で林檎ちゃんが去り際に言う「世の中には恋より楽しいことがいっぱいあるのよ!」という一言は、当時小学生だった自分の心に非常に残りました。

香西(中野店)


読んで字のごとく「仮スマ」

櫻井リヤ

今回おすすめしたいコミックは、櫻井リヤ先生の作品「仮スマ」です。 読んで字のごとく決して「カリスマ」ではないところがこの作品の魅力です。 主人公の歌手「サク」はカメラやお客さんの前では某ガ○トを思わせる面持ちで女性に大人気!しかし、そのルックスにはただならぬ秘密が!!素顔になるとファ ンにさえスタッフ扱いされてしまう変貌ぶりと、素になった時の田舎訛り丸出しな二面性が笑えます。レディースコミックではありますが、少年漫画好きな方にもおすすめします!

國分(中野店)


「殺し屋ジョージ」

梶原あや

この作品に限らず梶原あや作品は全部オススメしたいところなのですが、1タイトルならばやはり代表作のコレで。

殺し屋、という物騒なタイトルですが、表紙を見てわかるとおりちっとも怖くありません。
ていうか、表紙にジョージいないし。
カワイイ絵柄そのままにほのぼのとした気分になれるギャグ漫画です。
最初はジョージを暗殺する為に登場してきた忍者うさぎはしょーもない失敗を繰り返してはえーんえーんと泣いちゃうし、 同じ理由で登場したハズの拳法パンダはいろいろあっていつの間にか海を漂流しちゃってるし、 ジョージと全く関係ないのにメインキャラはってる胴長パンダは伸びたり縮んだり自由自在だし、もうどいつもこいつもかわいくてかわいくて仕方ないです。

この作品以外では「けんけん猫間軒」「ちゅうちゅうパトロール」の2作品のコミックス出てます。
どっちもこんな感じのカワイイほのぼのギャグです。
どれからでも、ぜひ読んでみてくださいね〜。

古賀(福岡店)


「こちら葛飾区亀有公園前派出所 」

秋本治

一度も休載することなく現在も続いている大長編漫画。どの巻数から読んでもいいし、コミックでもコンビニ本でもいいし。1巻から耐久で読んでもいいし。ギャグあり人情あり情報あり。
最近はミステリー作家が「こち亀」を書いた小説が発売されました。
石田衣良「ウエストゲートパーク」のマコトと共演しているのを目の当たりにしてちょっと興奮。
京極堂とは明記はないですが、晩年の彼も登場します。決めゼリフも有りでにやにや。漫画と合わせてどうぞ!

小坂(うめだ店)


「天からトルテ!」

近藤るるる

近藤るるる氏が送る魔女っ子コメディーです。
人間界に修行にやってきたトルテ達が周囲を巻き添えに起こすトラブルが梅雨のじめじめとした雰囲気も吹き飛ばしてくれます。是非、ご覧下さい!
新装版(全6巻)も出ています。

小林(渋谷店)


「もずく、ウォーキング!」

施川ユウキ

犬が主人公の「サナギさん」よりもまったりしている本書。
暇すぎるけど外は雨降っててめんどくさいなってときにぴったりです。
梅雨をぶっ飛ばすほどの笑いはありませんが、家の中でニヤニヤしながら読むには最適。

小山(渋谷店)


「天体戦士サンレッド」

くぼたまこと

舞台は神奈川県川崎市・・・ここに、敢然と悪に立ち向かう1人のヒーローがいた!
・・・などという話ではなく。
とっても庶民的な怪人達と、チンピラ並のヒーローが繰り広げるせち辛ギャグ漫画です。

齊藤(流通センター)


「兄ふんじゃった!」

小笠原真

傍若無人の兄が弟のためにNASAを動かす!時空を越える!グリーンピースを高速 で食べる!破天荒兄弟愛ギャグ!
これを読んだら、あなたもお兄さんが欲しく・・・なる??

齊藤(流通センター)


「辣韮の皮 −萌えろ!杜の宮高校漫画研究部−」

阿部川キネコ

「自分はオタクなのか!?」なんて疑問は、何かに対して常識以上の価値観を持っているかそうでないかで、簡単に答えが出てきそうなものです。
けど、もし、周囲もオタクばかりで、自分の中の常識がすでに非常識だったら……と、考えるとちょっとゾッとしちゃいますね。

「“オタク”は社会ヒエラルキーの最下層から脱却して、“文化”としてまで昇華した」
なんてのは、大げさかもしれませんが、『電車男』をはじめ、『オタクの用心棒』や『オタが行く!』など、“オタク”をネタにした作品が氾濫しているのは事実です。
その中でも異彩を放つのが、阿部川キネコの『辣韮の皮』。

主人公・滝沢くんは、高校入学をきっかけに「脱オタク」を決意した自称“ちょっとアニメが好きなただの一般人”。 けど、強制的に入部させられた漫画研究部のメンバーは、アニメ・漫画・同人・コスプレ・軍事・声優…と揃いも揃ってオタクだらけ。

一般人視点でオタクの言動をネタにするパターンが王道の中、“隠れオタク”を周りの純オタクなキャラがイジるという、濃度超凝縮な内容です。
ネタが濃すぎて理解できなかったりすることも……^^;
一般人の感覚を完全に置き去りにした、ハイテンションでディープな作品。
ネタの何割を理解できるかで、あなたのオタク指数も測れてしまうかも!?

酒井(中野店)


「さよなら絶望先生」

久米田康治

マイナス思考が度を過ぎるとプラスに物事が働く前向き(?)な本です。
大爆笑はないけれど小爆笑な笑いがあとを引きます。

坂上(名古屋店)


「突撃パッパラ隊」

松沢夏樹

けっこうな巻数があり、長編でもあります。
ちょっとした軍隊モノかと思いきや、軍隊の中のアホな日常を描いたぶっ飛んだギャグ漫画です。

最近になって、一迅社のREXコミックスで、200年後の世界を描いた『逆襲!パッパラ隊』が続編として連載開始してコミックスが発売されたので、その前作を推してみました。

佐藤(中野店)


「ストレンジ+」

美川べるの

このタイトルの凄いところはギャグの量とその勢いです。
畳み掛けるように詰め込まれたギャグが読む側に一息つかせる余裕を与えません。
個人的に計測したところ、1冊のコミックスでランダムに開いた3ページの中に17箇所も笑いどころがありました。
笑い倒れるならこのタイトルだと思います

佐藤(中野店)


「行け!稲中卓球部」

古谷実

正直、ギャグ漫画は読まないことにしてます。何故かって言うと、笑えるとは思っていないから。
最初にこんな事言っちゃうと元も子もないんですけど、こんな僕にも唯一笑えたギャグ漫画が存在します。それは・・・・・

←コレです。
今更かもしれませんが、ボクの中でこれを超えるギャグ漫画は後にも先にも無いと思ってます。
この漫画は「くすくす笑い」とか「微笑ましい笑い」とかじゃなくて「ゲラゲラ笑い」を与えてくれます。 見る人によっては下品に思うかもしれませんが、大きく口を開けて笑いたいなら絶対にこの本!!
10年以上も前の漫画ですが、そんじょそこらの漫画とはレベルが違います。

何度見ても笑えるので、読んだ事のある方は今一度、読んだ事のない方は騙されたと思って一度読んでみてください。絶対オススメ!!!!!

佐藤(なんば店)


「かいしゃいんのメロディー」

大橋ツヨシ

まんがくらぶ6月号で「うずら谷くん」として久しぶりに復活していました。
基本的に普通じゃない会社員の「うずら谷」と同僚の「左右」が職場で行う悪戯やくだらない遊びに上司の課長が反応する4コマ漫画です。
彼等なら雨だろうが台風だろうが積極的に楽しんで、沈みがちな気分を晴らしてくれます。

沢田(流通センター)


「双一の楽しい夏休み」

伊藤潤ニ

ホラー漫画界の巨匠、楳図かずお先生は言っていました。『ギャグとホラーは紙一重』まさに伊藤潤ニさんの為にある言葉だと思います。
表面上はホラーに分類されるのであろう思いますが、ていうかホラーなのですが、何故か面白い!普通に怖いのも勿論たくさんあるんですよ。でも!あれはギャグだ!と私はとらえます。

特にその色が強いのが『双一くんシリーズ』。(多分伊藤さんもそれを意識して描いているんだと思います)
何かと様子がおかしい男の子、双一が呪い(ほとんど逆恨み)と称して巻き起こすホラーな出来事が怖いよう面白いような…いや、面白いんです。

そして最終的には呪ったはずなのに何故かそのツケが自分に回ってきて痛い思いをする所が何かスカッとします!
ジメジメした季節に読むと、余計ジメジメしそうな…むしろ背筋が寒くなりそうな、しかしスカッとしそうな…ああ!モヤモヤする!!そうだ!モヤモヤするんだ!
全然梅雨のジメジメはふっ飛ばしてくれませんが、笑える事は確かなのでオススメです!

余談ですが伊藤さんの描く女の子と男の子がすごく美男美女なので笑いだけでなく萌えを感じてみるのもいいと思います。
クセになるマンガなので次の日から全部集めたくなりますよ。そんな時は是非まんだらけをご利用ください。お待ちしております。

シブタニ(渋谷店)


「るんるんカンパニー」

とり・みき

2頭身キャラ、そしてドタバタが全盛だったの80年代の少年ギャグマンガ界にあって、一番腸捻転の危機を感じさせてくれるくらい笑わさせてくれたのがこちら。
「クルクルくりん」で大ヒットを放つ前の、まだとりセンセが自由奔放に描いていた頃の作品だけあって、センセの持っているものがダイレクトにぶつけられています。そのギャグの切れ味ったらマジハンパねえです。

落語や漫才などの芸能にも造詣の深いやとりセンセのギャグには“間”が存在しています。ギャグも考えオチだったり、雑学が織り込まれていたりと、ちょっとしたおべんきょにもなります。
よしだたくろうがビートルズなら、僕にとって大事なことはとり・みきが教えてくれた!!

清水(渋谷店)


「とんねるずのみなさんのおかげです」

かみやたかひろ とんねるずといえば秋元康、秋元康といえばOh!myコンブ、Oh!myコンブといえば かみやたかひろ、かみやたかひろといえばミスター=ヒロ、ミスター=ヒロとい えば「とんねるずのみなさんのおかげです」だっちゅーの。ゲッツ!(意味なし) ひさびさに仮面ノリダーが見たくなりました。 関口(札幌店)

「やる気まんまん」

横山まさみち

漫画を読んだこと無い人でもこのオットセイに見覚えのある人は多いでしょう。
1977年より27年間にわたり日刊ゲンダイにて連載され続け、通勤途中のサラリーマンのオアシスであった本作。
長らく入手困難だったオリジナルでしか読むことができない状態でしたが、昨年マガジンファイブより復刻がでて誰でも読むことができるいい時代となりました。

セックス産業の多様化により大手風俗淀君チェーンが経営の危機に陥っており、 その盛り返しと家業を継ぐにはセックスに強くなくてはならないという父の意向のもとに全国セックス武者修行にでるというストーリー。
この復刻版のグレイトセレクションはそのセックスファイトを中心に話がセレクトされています。

長年の実験により完成されたいやらしさを薄くし、ユーモアを強くするために男性器をオットセイで表すという発明により女性の目にも優しく、 オットセイが「おやび〜ん、きついでやんす」なんてしゃべっても違和感がないそのナチュラルさはすごいです。

マキシマムセレクションの帯に来年夏映画化とあり、もう差し迫っていますがどうなっているんでしょうか?
オットセイパートはアニメで実写との混合のイメージで鈴木則文監督の『温泉スッポン芸者』的空気を想像していましたが・・・。

竹下(中野店)


「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」

増田こうすけ

月刊少年ジャンプ掲載中の短編ギャグです。
歴史上の偉人が、それはもう駄目人間に描かれています。
特に聖徳太子と松尾芭蕉は女性同人でもジャンルを確立する人気で、2回アニメ化されています。
とにかく爆笑したい方、お子様に変な歴史の勉強をさせたいチャレンジャーな奥様、この漫画で梅雨もお天気日和にしてみてはいかがでしょう!

滝田(宇都宮店)


「PIRATES」「パイレーツ〜THEPASTLOG〜」

PINKISH・2

最強にして最恐!?海賊レッドシャーク一家物語。
父ガイは伝説の海賊で、母シェリラは世間からずれた元お姫様。
その子供たちにも、まともな人間が誰一人いない。
食料の調達はその辺の舟から頂きます。だって僕らは、海賊だから!

そんな海賊家族が繰り広げる笑いあり、涙ありのコメディマンガです。
パイレーツ〜THEPASTLOG〜では若き日のガイとシェリラの成長ストーリーが楽しめます!おすすめの一冊です。

只松(福岡店)


「魔方陣グルグル」

衛藤ヒロユキ

小学生のとき読んでいましたが、現在(2×歳)でも充分楽しめる良作だと思います。
勇者といえば強くてかっこよくて優しくて・・・という従来のイメージではなく、なまけ者でやる気のないニケにも好感が持てます。
キメるときはキメる(作品的には「クサい」)シーンも良。絵柄が安定していませんが、いつでもとても丁寧でその昔原画展に行ったときはびっくりしました。

ギャグポイントはオヤジとふんどしでしょうか。よくよく考えるとベタというか王道ですが妙な味があります。
かわいいキャラとオヤジ、クサい台詞の入り交じったファンタジーです。
個人的には「アラハビカ」や「イイモデード」などのネーミングが大好きです。
受けた影響はけっこう大きいらしく、未だにさっぱりなときには「ハァ〜さっぱりさっぱり」という声が聞こえます。

田村(中野店)


「めだかの学校」

森ゆきえ

私がオススメするマンガは、森ゆきえさんの「めだかの学校」です。
この作品は、主人公の女の子めだか(人間)がたなか中学に転校するところから始まるのですが…

この学校には頭部が魚のたなか先生をはじめ、めだかのクラスにはイヌ、ネコ、ペンギンなどふしぎなキャラでいっぱいな4コマまんがなのですが、私のオススメする回はなんと言っても最終回ですね!ここでは詳しいこと言えないのですが… 驚きな! ラストがまっていますのでぜひ全6巻読んで見てください。

寺田(中野店)


「ムーたち」

榎本俊二

かつて「GOLDEN LUCKY」「えの素」で一世を風靡した榎本俊二が、モーニングで放つファミリーギャグ漫画……ギャグ漫画? 大丈夫です。いまモーニングのHP見たらちゃんとギャグ漫画って書いてました。

これまでの榎本作品の、人がスパスパ輪切りになる乾いた残酷さや、モロなのに生々しくないオゲレツさは影をひそめています。
でも読んでてどこか頭にひっかかる榎本節はパワーUP。哲学的だったり教訓的だったり、どうでもよかったり。
大笑いはしないけど、読めば丸一日このマンガのことを考えて過ごせます。まさに梅雨のインドアライフにぴったり!

豊川(うめだ店)


「カラオケバカ一代」

ジョージ朝倉

本当にすばらしい!!ギャグまんがをほとんど読まない人までとりこにしちゃうインパクトのある表紙…。
カラオケを上手くなろうとして意味不明なレッスンになることはギャグまんがなのでわかっていたのですが、内容は読んでびっくり…
私の知っている「恋文日記」や「溺れるナイフ」のジョージのおもかげはなく、おバカワールド全開です。
もともと98年に発売されたときは人気もなくすぐに絶版になったのですがA5番の大きなサイズで加筆・修正を加えたもので再版されました。ジョージのミラクルワールドがここにあります。

仲野(中野店)


「仮スマ」

櫻井リヤ

マーガレットの中では比較的珍しいギャグマンガ。
顔よし!スタイルよし!な超人気アーティストである主人公のサク。
でも実は、田舎育ちの素朴な青年。しかも、顔が薄いため、仕事のときはメイクをしないとファンにもスタッフにも気付いてもらえいという…
そんな彼の日常などが四コマ形式で描かれています。
大爆笑とまではいかないかもしれませんが、「ぷッ」と噴出してしまうような面白さ!
電車の中とかで読んではいけませんよ!!
にやにやしながら読んでしまいますから(笑)
雨のときに是非おうちでゆっくり読んで下さいませ。

中山(宇都宮店)


「魁!クロマティ高校」

野中英次

野中英次さん全ての作品がテンションが上がらないゆる〜い作品が多くて大好きです。
クロ高では脈略無く宇宙人やゴリラや誰かわからないオッサンが生徒の中に紛れ込んでいてそれに対して突っ込む人が足りないが為グダグダで毎回終わっていきます。
思わずコミックに向かって突っ込みを入れてしまいます。うっとおしい梅雨を吹き飛ブことはないかもしれませんがなんか気がまぎれるような気がします。

中山(札幌店)


「うる星やつら」10巻

高橋留美子

梅雨時に読みたいギャグまんがといえば、雨森露子と妖怪あめふらしの登場する「うる星やつら」が好きです。
10巻の「雨よ降れ降れもっと降れ!」というお話に登場する極端な雨おんな(でも美人)に、あたるが障害にもめげずアタックする姿がかっこよく、錯乱坊とてるてる坊主を絡めたギャグも楽しい。

二宮(中野店)


「24のひとみ」

倉島圭

ひとみ先生の頭の良さにまいります。
実在したらむかついて仕方がないと思いますが、漫画の中なのでひとみ先生と一緒に被害者をあざ笑え(?)ます。愉快痛快☆
他にも、背景の意味のわからない不思議なコマが多かったりと、作者の頭の中が気になります。
もうすぐ3巻発売、とっても楽しみです。

野尻(中野店)


「サディスティック・19」

立花晶

B.B.Jokerにざかなよりもずっと前に白泉社で繰り広げられていた、ちょっとシュールでブラックなこのマンガをご存知でしょうか?現在マンガ文庫も(全1巻)発売されていますが、 残念ながら、わたしの好きな回のお話が全然載っていないので、新書コミックの方をオススメします。

特に1〜2巻、深夜の高速回転寿司チョイサーひさしにはじまり、謎の青年線顔のテリィなどなど…あの衝撃を是非!!
あなたも立花ワールドにはまって下さい。

野村(中野店)


「つる姫じゃ〜っ!」

土田よしこ

笑いもそうですが、じめじめした気分を吹き飛ばすには、パワーですよ!!
最近流行りのシュールな笑いは、梅雨の時期にはちょっと不釣合い。
つる姫の前向きさ、元気さは現代っ子の特効薬となり得るでしょう!

朴(うめだ店)


「やっぱ!アホーガンよ」

柴山みのる

"先日ハルク・ホーガンの娘であるブルック・ホーガンがお父さんの活躍した思い出の地である日本へプロモーションで訪れました。
というのもこのブルック、なんと歌手として活躍しており、日本もマーケットのひとつなんですよね。
みなさんブルックのCDを買いましょう(なぜか宣伝)
ちなみにお父さんのホーガンも一緒に同行し親馬鹿振りを披露。
30年前に日本で「イチバーン!」パフォーマンスを行っていたのも懐かしい限りです。
まぁ、日本への来日回数が減っただけでWCWやらWWEで最近まで普通に活躍してましたが・・・
ミスターアメリカという正体バレバレキャラは楽しかったですよですよ、あいとぅいまてぇ〜ん(意味不明)。

気を取り直しましてそんなホーガンを題材にした漫画がこちら「愛しのボッチャー」です。
・・・・・すみません嘘です、「やっぱ!アホーガンよ」です。
最初はプロレス漫画らしくレスラーのパロキャラが多数登場し、馬場さんがフランスパンにラリアットをしただけで骨折等、 お馬鹿なプロレスギャグをパンパンスパパンと繰り広げておりましたが、児童漫画特有の”うんこ”やら”ちんこ”やらが多く登場するようになってからはもうプロレス関係なくなってます、はい。

登場キャラもレスラーよりもオリジナルキャラやさんまやらたけしやらのお笑い芸人といった面々が登場比率も高くなり、ひょうきん族が流行った時代を物語ります。
全員集合派の方はガックリでしょう。

しかもそんなキャラ達が「ボコチン!」と叫び局部を露出。
ボコチンジャンケンは私も子供のころによく真似したものです(嘘です)。
また、いか八郎が「いかで〜す」と叫べばアホーガンは「ボコチンで〜す」と叫んだりといったくだらないギャグを炸裂していたマンガが掲載された月に本物のたこ八郎が水死してバツが悪かった思い出もあります。

その他にも連載中にブルトーザー・ブロディのモデルであるブルーザー・ブロディがプエルトリコで刺殺された後にはブルトーザー・ブロディは頭に天使の輪をつけて登場していたりとギャグマンガらしく、湿っぽい雰囲気にはならないよう気を配った面もあったりなかったり。
という訳で湿っぽい雰囲気にはならないこの漫画、湿っぽい梅雨時に読んでほしいですね!(強引な締め)"

橋本(札幌店)


「まことちゃん」

楳図かずお

ギャグマンガと聞いて、1番に思い浮かべたのがコレ(歳ばれますね・・・)
青春とか、スポーツ物主流の時代の中、異色を放っていたまことちゃん、今読んでも笑えます。
特に、時々巻の後半載ってた、恐怖マンガはハラハラ物でした。

早野(名古屋店)


「ごめん下さい」

山上たつひこ

高温多湿を受け入れます。
湿度の高いマンガをチョイスしてみました。

羽山(名古屋店)


「エリートヤンキー三郎」

阿部秀司

「ジゴロ次五郎」とかなり悩みましたがやっぱりドラマ化もしちゃったのでこれで。
「エリートヤンキー三郎」のドラマ化は自分的には上半期の10大ニュースに入るぐらい衝撃的なニュースで「さすがテレ東…」と夜空を見上げたものです。
キャストについてもVシネ四天王の一角を担う「小沢仁志」が出演、しかも弟の「小沢和義」まで出演という豪華キャスト。
ドラマ化の報が来た際、出演者は「哀川翔」「柳葉敏郎」「勝俣州和」が一郎、二郎、三郎。河合聖矢に「萩原流石」、監督が「三池崇史」という事を予言し、 買取担当者に強化買取表に必ず掲載するようにと御ふれを出した手前、主演が「石黒英雄」と聞いた時は「誰やねん、それ(失礼ですいません)」と多いに落胆したものですが、小沢兄弟の出演を聞き、「テレ東、勝負作やな…」とウイスキーのグラスを傾けたものです。

あんまり原作の話はしていないのですが、ヤンマガの中ではビーバップに次ぐ正統派ヤンキーギャグマンガです。是非。 (そういえば、ビーバップの実写版にも「小沢仁志」が出ていたのを今思い出しました。)

原(うめだ店)


「赤ずきんチャチャ」

彩花みん

1992年からりぼんで連載されていたコミックです。
漫画を読んでいなくアニメしか見ていない方だと?(ハテナ)と思う方もいると思いますがコミックの赤ずきんチャチャは変身(成長)したりと魔女ッ子物の要素はまったく有りません。

ブラックユーモアも織り交ぜていますが学園物のギャグマンガとなっています。
余談ですがアニメでの設定は同じくりぼんで連載されていたダイヤモンドピンクを参考にしてあるので、コミックでアニメとは違うチャチャワールドを堪能した後、ダイヤモンドピンクを読んでみても面白いのではないでしょうか?

平嶋(中野店)


「ついでにとんちんかん」

えんどコイチ

小学生の時に読んでハマった本で、去年読み直したら、当時知らなかったジョジョネタなどがあって、さらにハマった本です。

樋口(流通センター)


「幕張」

木多康昭

この本の前に読んでいたのがマーダーライセンス牙だった為、板垣平松がツボに入ってしまった本です。

樋口(流通センター)


「とっても!ラッキーマン」

ガモウひろし

これも小学生の時に読んで印象に残っている本です。

樋口(流通センター)


「昭和の中坊」

吉本浩二

70年代後半の男子中学生の日常。パソコンもケータイもまだなくて、ビデオすら普及していなかったアノ時代に、中学生がエッチなものに触れようと思ったら、 基本はやはり河原やゴミ捨て場で見つけられるエロ本でしょう。無修正画像も見放題の今の中学生の、ちょうど父親くらいの世代の中学時代は、こんなだったのですよ。

福田(中野店)


「日常スープ」

進藤ウニ

10年と時を経て、同人誌から商業化された作品です。
ちなみに半分は書き下ろしなので、元々持っていた人にもオススメ。
ウニ節のギャグはじんわり長く、時々思い出し笑いする感じです。
女性には勿論、男性にもオススメの作品です。

藤川(福岡店)


「女いっぴき猫ふたり」

伊藤理佐

まず読み出した動機が某雑誌で伊坂幸太郎さんがゴリ押ししてたから、なので不純かもしれません。
私が薦めるより伊坂幸太郎というクレジットを使ったほうが引っ掛かる方が多いに違いないので言っちゃいました。不純です。 読むまでは妙に既刊タイトルに自分の名前の入った本が多いなと、うんくさくさえ思っていたのに読んだらヤベッ!面白かったです。
本書は著者と一緒に住んでる2匹の猫を中心に日常を描かれた一冊です。

著書にそういうエッセイコミック多いので、細木数子の「自分名義で家を建てた女は3年以内に死ぬ!」など、ネタかぶる事がたまにありますがまったく問題ありません。作品を通してブレが無いのはすごい。だって日常なんですよ。
手を伸ばすところに本があればつい読んじゃう。
まったく気負わず「ぷぷっ」と笑かしてくれる。
好きなネタのところ読むと何回でも笑っちゃう。
もう面白いので伊藤理佐が愛しくさえなります。猫は愛しいです。

藤田(渋谷店)


「GA−芸術科アートデザインクラス−」

きゆづきさとこ

きゆづきのちまっこくってちょこちょこしてるキャラがいーんですよ!
最近、萌え4コマの攻勢が激しいですよね。
梅雨のじめっとした中で読むギャグマンガとして、萌え4コマをはじめるのはいかがですか?アニメ化したひだまりスケッチなどのほっとする日常の中に潜むギャグがツボにはまっちゃます。

堀井(うめだ店)


「カラスヤストシ」

カラスヤサトシ

月刊アフターヌーンの読者コーナーで掲載されている漫画でこの漫画の面白は内容もなんですが作品の設定です。
アフターヌーンの読者ページに編集部から出されたお題の答えを読者から募集して面白いものを掲載するというコーナーがあるんですけど、それと同じお題の答えを作者が4コマにして掲載していると云う部分。内容もお題に合わせた作者自身の体験を元に描いてるので笑いながらも共感する処も多いです。

松浦(なんば店)


「もっそれ」

南国ばなな

今回おすすめのコミックはこれですっ!
南国ばなな先生の「もっそれ」です。
あほでホモ(気味)な3人組「あほも」な3人組が巻き起こす爆笑青春コメディーです。

やたら聞き間違いをする千歳くんはこんな可愛いのにものすごいモサモサの胸毛が生えていたり、イケメン屋久島は千歳とか耳とか可愛い系な萌え萌えしてるホモ…一番まともだと思ってたのに…。
千歳と幼馴染の羽田は女王様大好きのMことマゾ男バックの中は縄とか官能小説とか入ってたりまともなところ料理が得意だったりってすごい濃いキャラだらけで行動がハチャメチャすぎます。

電車では読めないですよ(笑)朗読とかもしちゃだめですよ!!!
恥ずかしいです。次のページをめくるのが怖いくらい面白いですよ。
じめじめした梅雨がふっとぶくらい面白い漫画なんで読んでみてください。

松岡(中野店)


「国民クイズ」

加藤伸吉+杉本伶一

クイズに勝てば願いがかなう「国民クイズ体制」に移行した日本が舞台。
荒唐無稽とすらいえる設定ですがある意味、実に漫画らしいです。
ギャグと言うよりは問題定義等もあり筋道がしっかりしてるストーリー。充分笑えますけど。
原作者が違うので加藤伸吉独特のほんわか感はありませんが、 ポップな絵も作品中、実に良い味出してます。
最後は打ち切り気味な終わり方ですが、絶対先が気になるので揃えてから読んで下さい。
ちなみにモーニング全4巻よりも復刻版上下巻の方が手に入れやすいです。

松下(中野店)


「まことちゃん」

楳図かずお

ギャグ漫画は、賞味期限が短いナマモノだ。
いや、さらに例えるなら出来立て揚げたての惣菜パンの様だ。
熱々で、ボリュームがガッチリあり、そして旬なネタで勝負し我々にTAKEしてくる。
「賞味」。
もちろん、それなれに美味しく楽しんで読むことは出来る、しかし、一番美味しいリアルタイムのタイムリーな旬を過ぎるとそれは、ストーリー漫画になってしまう。
カレーパンやメロンパンを想像して欲しい、あの出来立ての魔法は無い。

そんなギャグ漫画で、時を経て逆に熟成された作品を御紹介させて頂きます。

楳図かずお「まことちゃん」
一番のポイントは、その言語感覚。
そのセンスは、洗練されつくしている・・・。
「グワシッ!!」に代表される、まことワールド!
その世界は、「ショコタン」こと中川翔子など数多くの著名人を虜にしている。
ギザおもしすので、「タマされた」と思って読むといいのら〜♪
雨多き季節、ゆっくり部屋で読むのにオススメの一冊です★

松田(福岡店)


「瀬戸の花嫁」

木村太彦

小柳ルミ子・・・ではありませんね。失礼しました。
そのタイトルから、かなりシリアスなマンガだと誤解される方も多いかと思いますが、ところがどっこい、ギャグマンガです。それもかなり直球で。
全ての巻を通して独特のセンスを持っています。
2007年6月現在、テレビ東京系でアニメ放映中。内容については、見てから判断してもらおう、ということで。

松田(流通センター)


「氷室の大地 fate/school days」

磨伸映一郎

コミックスにはまだなっていない・・・はずです。
オーソドックスなスタイルで、4コマのギャグマンガです。まんが4コマKINGSぱれっとで連載中。
最近買い始めて、カルチャーショックを受けた作家さんです。
マンガ自体は型月から出ているfateをコミカライズしたものですが、メインキャラは出てこない・・・と思います。すいませんfate知らないので。
その作家さんの月姫作品集がいくつか出ているので買ってみてください。満足させますマリオ・・・じゃない。見ているとラジニカーントに洗脳される。

2つとも自分が本心でオススメできるものです。向き不向きはあるやもしれませんが。
このまんがで梅雨の気怠い気分が解消しますように。

松田(流通センター)


「うめぼしの謎」

三笠山出月

シュールな漫画です。担当とか出てきます。兄貴(超兄貴の)も出ます。
漫画よりコマ外にあるらくがきのほうが人気が出たという漫画でも有名なのでは。
好き過ぎて弟が2巻、私が1巻を持ち未だに私が買ったのに返してもらえていない状況が続いています。

三樹(札幌店)


「ダイナマ伊藤!」

杉本ペロ

この漫画・・・熱い!!笑いたい人集まれ!!
主人公は普通のオジサンなんですが溶けたり、身体が伸びたり、髪の毛が変型したり・・・こんなオヤジ他にはいねえ!!

水谷(福岡店)


「私はバカになりたい」

蛭子能収

80年代に色んな文化人たちに強い影響を与えた作品をピックアップします。
蛭子能収先生は私の年代だと漫画よりもテレビの人というイメージが強く、 漫画はあとから知って「こんなすごい漫画を描く人だったんだな〜」と認識する人間が多いと思います。

とにかく蛭子能収先生の漫画は何も考えずにも読めます。
予想をいい意味で裏切る展開にただ身をまかせればいいと思います。
作者の強いメッセージ性を感じて下さい!

最近では監督2作目(?)の「歌謡曲だよ、人生は」が好評を博している蛭子能収先生。
新作は見ることはできないのでしょうか。

南(中野店)


「余の名はズシオ」

木村太彦

瀬戸の花嫁の作者の初期作品。キャラのテンションがあきらかにおかしいです。
瀬戸〜よりも断然おもしろいと思っています(瀬戸まともに読んだ事ありませんが)お母さんの似顔絵が最高です。
1巻発売当初、書店で立ち読みして一人だというのに思い切り爆笑した痛い思い出があります。勿論その後購入しましたが。

宮内(札幌店)


「よつばと!」

あずまきよひこ

コミックの内容はなにげない日常なのに、こんなにおかしいのは子供の行動自体がギャグなんでしょうね。
ねらってやってないからまたスゴイ。コレを読めばいやな雨も楽しく感じるかも。

森田(なんば店)


「ふんどし刑事ケンちゃんチャコちゃん」

徳弘正也

徳弘正也といえばやっぱり『ふんどし刑事ケンちゃんチャコちゃん』でしょう。
はじめて読んだのは13歳の時。その衝撃の大きさと云ったら言葉に表すことなんて・・・。
正直言いますとその当時は内容が理解できず嫌いでした。でも年を重ねる程にその良さが少しずつ分かり、気付けば嵌ってしまった自分の姿が・・・。

山本(札幌店)


「カジテツ王子」

向浦宏和

ニートだって極めれば、ケツ筋だけで移動ができる!!
だから仕事がなくったって落ち込むことなかれ!!ポジティブニートの主人公が、得意の「ソーセージ早剥き」を引っさげて、今日もバカやってます!!

吉野(うめだ店)