まんだらけ うめだ店 |
まず当然、JAMのメンバーということでの紹介からはじまったのですが、
Japan Animationsong Makers Project(ジャパン・アニメーションソング・メイカーズ・プロジェクト)というJAMの正式名称を知らなかったり、
それは結成時のメンバーではなく、後から加入した為だと言い訳してみたり、
メンバーについては、影山ヒロノブ→CHA・LA・HEAD・CHA・LAの人、
松本梨香→「ゲットだぜ!」が口癖、きただにひろし→「ありったけの」人、
遠藤正明→「ガガガ」の人、などと一言でまとめてみたり、最後はネタが尽きたのか奥井雅美→歌の上手い人なんて褒めてみたり、
JAM準レギュラーの水木一郎氏に関しては、「ゲキレンジャー」のエンディング曲の振り付けにこだわりがあって自分の振りが違うと注意されるなど、JAMを語って?くれました。
ちなみに、「福山さんの思い出の3曲」のコーナーでは、自らアコギで6小節ほど弾きつつ披露してくれました。(3位:ハッピーバースディ 2位:MY SOUL FOR YOU 1位:真赤な誓い)
そんなこんなで公開録音に続いてのステージ、しかもアコギという事で、
落ち着いた雰囲気で始まるのでは無いかと、ヤキモキしていたのですが、そこは福山さん、やってくれました。
まず一曲目に持ってきたのは、そう、「真赤な誓い」!!!武装錬金のテーマとしてリリースされ、
その歌の余りの格好良さに個人的にヘビーローテーションした名曲です。勿論、その熱さは折り紙つき。痺れるような歌声が店内に響き渡ります。
唄い終わった後のコメントで、制作に一ヶ月も要し、しかも出来上がるまでに10曲もの歌を作り上げたそうで、その完成度に納得。
使われなかった残りの曲も、8月22日発売予定の5枚目のアルバム「YELLOW HOUSE」(イエロー・ハウス)に使われるそうで、
「是非探して、聞き比べてください」と宣伝も忘れません。
まあ、そのコメントが無くても買う気満々だったのですが、更に購買意欲があがったのは言うまでもありません。
続いて「しあわせの涙」の後、「Remember16」。
熱気バサラとしてのキーとなった歌という事で、その知名度は十分。
「remember」、「sixteen」の合いの手も会場から飛び交い、一体感が高まります。
「MY SOUL FOR YOU」、「NIGHTINGALE」と聞かせる歌が続く中、継いで選ばれたのは「八月六日」。
日付を見てもらえば分かる通り、広島に原爆の投下された日付をモチーフにした歌です。
終戦記念日を目前に控え、メッセージ性の高いその歌詞、その心に染み入る歌声。
会場は拍手も忘れ、ただ福山さんの歌声だけが響き渡ります。横で聴いていたスタッフがボソリと、「良い歌ですね」と呟いたのも必然でしょう。
なお、「NIGHTINGALE」は観客のリクエストによるものだったのですが、
本来持ってくるはずだった歌詞ファイルを間違えて持って来てしまい、
リクエストに応えることは出来そうに無いと嘯きながらも、キチンと歌い上げてくれました。
「思い出すのに必死ですよ」と言ってはいましたが、自分の歌ってきた曲の数々はちゃんと、心に刻まれているのでしょう。
(担当 狩野&上田)