本秀康×安田謙一トークショー観覧記
10月11日(土)まんだらけグランドカオス4階で開催中の
MOTO HIDEYASU GREATEST HITS!!「本秀康の世界」 展会場で本秀康先生×安田謙一氏のトークショーとサイン会が行われました。
新大阪駅からイベント会場に向かうタクシーの中で「今回のイベントは、珍しく緊張してるんですよ」と少し心配されていた本先生でしたが、
ふたを開けてみればイベント会場は立ち見ありの大盛況。
安田氏とのトークでは、「本秀康の世界」展開催の経緯から始まり、
展示されているイラストの解説、「MOTO book」出版までの裏話、
造形師のズビズバ氏のフィギュアについて、そして「「MOTO book」の
帯びに推薦文を寄せている細野晴臣氏のラジオ番組出演時のお話など
本先生のファンにはどれも興味深くそして面白いお話の連続で1時間が
あっと言う間に過ぎていきました。
個人的には、「ワイルドマウンテン」のアシスタントを現在されている方が実は、本先生の中学時代の同級生で、
中野ブロードウェイのお店で買おうか迷っていた特撮のDVDをお互い握り締めていたのが数十年ぶりの再会だったという話や、
ハロプロのアイドルグループ「Berryz工房」PVのラストシーンに登場するのが本先生が以前お住まいになっていた中野の家の前だった事が判明したという話に、
事前の軽い打合せだけでトークショーは大丈夫だろうか?と心配していた事もすっかり忘れて大笑い。
本先生と安田氏のトークは息がぴったり合っていて
まだまだ聞き足りない感じすらしました。
そしてお待ちかねのサイン会では、一人一人丁寧にイラストとサインを描いていただき参加者からは、笑顔がこぼれていました。
イベトに参加したお客様、そしてグランドカオスのスタッフは、大満足の1日になったと思います!
本先生、安田謙一様、洋泉社小沢様、Orange train様本当にありがとうございました!!
イベントは10月17日(金)までグランドカオス4階イベントスペースで開催しております。多くの本秀康作品を生で見ることが出来るチャンスですよ!!

ただいまグランドカオスでは、イラストレーターで漫画家の本秀康史上最大規模の原画展を開催いたしております。
ちょっとやわらかい光の空間、本秀康原画にぐるりと囲まれ1点1点をじっくり観ていただけるスペースになりました。
グランドカオスで、このような展覧会を催すのは初めてなのですが、
絵の具の流れをジーッとみてしまうこの距離感と時間の余裕は、近頃じゃあまり味わえなかったアートな気持ちを十分味わえる場所だと思います。
またズビズバ氏により造型化された作品群もご覧いただけます。
あまりにも贅沢なつくりにドキドキしました。何よりかわいいのです。
きょうび、美術館も人が多くて人の波に乗らないと作品がみれないこともしばしば。
寄りきりだったり、押し出しだったり、がぶり四つな戦いですがこちらの原画展はそれぞれの本秀康先生の作品への思いをそれぞれのペースで堪能いただけるはずです。