「格ゲー」
それは90年代、ゲーセンに突如姿を表した革命的アクションゲーム。
歴史とかは正直話すのめんどくさいんでパスしときますが、当時中・高生で過ごした男子は、
まず間違いなくプレイし、そしてその深みにハマっていく事になったかと思います。
好きなキャラクターを選択し、相手のライフが無くなるまでボコボコに殴り続ける。
相手の焦りを見計らい、先読みして更なる攻撃、必殺技炸裂。
対人戦が可能になってからは、強い事がステータス、と言わんばかりにひたすらプレイを繰り返し、
おこづかい、お年玉、その大半をマシンにつぎ込んだ事を思い出します。
その熱は、この2008年現在でもゲーセンの経営を大きく支え、
スト4が稼動した事によって再ブームが起こるのでは、と一部のファンから囁かれております。
嗚呼・・・
年齢を偽ってゲーセンで夜遅くまでプレイに明け暮れた思い出。
あまりに連勝しすぎて相手プレイヤー自身をキレさせ、数人にからまれた思い出。
懐かしい。
もう一度思い出そうではありませんか?
あの時の熱を、あの時の名機で、あの時の心のままで、再び取り戻してみましょうぜ?
記念すべき第1回での使用ソフトは
「餓狼伝説SPECIAL」。通称がろスペ。
今にして思えばキャラクターのバランスが微妙だったり、ライフの減りが異常だったり、
すぐタイムアップになったりと文句は腐るほどありますが、当時スト2シリーズと人気を二分し、
ブームの最先端となったと言える人気機種であった事は間違いないと思います。
連続技が導入され、とにかく気持ちイー機種だったんですが、
上級者同士の戦いは、実はいかに小技をチクチク当てていくか、必殺技で削っていくか、
また、間合いをしっかり見極める、ってところにポイントがあったりと、なかなかに奥深いソフト。
今回は、当時お金持ちの家にしかなかった
「NEO・GEO」を使用。
コントローラーは
付属の初期コントローラーで対戦を行っていただきます。
10月26日(日)開催。参加募集人数は
16名。
2ラウンド先取の3本勝負。2ラインステージ使用。トーナメント制、敗者復活あり、です。
参加希望のお客様は
4Fコスプレコーナーにて事前予約受付、
またお電話による予約(
06-6212-0771)も受け付けておりますので、皆様奮ってご参加ください。
さて、上でチラっと書いた
敗者復活に関してですが、あります。先に言っちゃいます。
ただ、普通の敗者復活ではございません。ルールもココで今から公開してしまいます。
優勝するならキムかな、なんて誰しもが思う事だと思います。
単純に強いから。鳳凰脚の連発だけでけっこうやっかいだし、削りもハンパ無い。
「けど俺は、そりゃ俺も優勝したいけど、でも俺はこのキャラが好きなんだよね〜。」
俺はそういう方に本当に頑張っていただきたい。
強さ云々より、こだわっている方。本当の意味での勝者になりたい方。
弱いと言われているキャラクターを使用してしまうと、
対戦キャラクターによっては全くたちうちできなくなってしまう事もあるかと思います。
そういった方への救済。だからキム・カッファンのみを使用する方は権利がないと思ってください。
トーナメントによる対戦において、一度でも
あるキャラクターを使用された方、
その方には敗者復活の権利が発生いたします。
権利を持っている方が2名以上おられた場合は、その
あるキャラクターを使用しての対戦。
見事敗者復活を成し遂げた方は
決勝戦進出。決勝は3名によるリーグ戦にて行いたいと思います。
あるキャラクターの発表、敗者復活のタイミングは決勝戦の直前。
もちろん敗者復活された方は、その
あるキャラクターを使用して決勝に臨んでいただく事になります。
あ〜、ドラマティックだ。
決勝戦は、その
あるキャラクターを使用して戦うわけですよ?
なんか知らんけど、そいつ絶対勝て、ガンバレ、って応援したくなる気持ちに、なるっしょ?
そしてそいつが優勝する、なんて事になったら・・・
今回、がろスペ大会を行うにあたり、ワタクシ自身も家で久しぶりにプレイしてみたんですが、
やっぱシステム的に微妙なところが多く、歩きながら弱攻撃連発とか、
強いはいいけどやってるとシラけちゃう事、アレはやめてくださいね。
モラルに反しない、感動的な格ゲー大会にしたいと考えておりますのでご協力お願いします。
担当 スーパー渡