橋本将次「幽霊患者」
橋本将次/兎月書房/昭和36年頃
貸本漫画史上最も陰惨な物語「幽霊患者」、復刻。
水木プロでも活躍した実力派、橋本将次(=谷川きよし)。
好不調の波は有るものの、様々な怪作・奇作を執筆。
そんな中でも最高傑作との呼び声高い兎月書房「幽霊患者」(昭和36年頃作品)をまんだらけ出版が遂に復刻。
兎月史上のみならず、怪奇貸本漫画界に輝く最高に陰惨な物語!
復讐の焔に燃える、幽霊患者・怪人吸太郎の運命や如何に?
更に今回は黒須喜代治「死人切符」(同・兎月書房刊)に併載の、こちらも怪作怪奇陰惨復讐劇「双頭蜘蛛吉」(ふたまくもきち)も同時収録!
A5判152頁、こだわりの紙質束幅約25㎜!紅い表紙に金襴輝く箔押しタイトル!
限定200部・ナンバリング入。
兎月有識者・関係各位がそれぞれの推し「兎月」を語る特典小冊子付き。
税別3500円!
(※会場では限定200部の内「001」~「100」を店頭に先駆け、先行で販売。先着でナンバリングをお選び頂けます)
この機会をお見逃し無く。
あらすじ
「幽霊患者」
昭和20年3月、焼け野原の東京。夫のスパイ容疑で憲兵隊に連行された吸太郎母子。母は無惨に獄死、子は毒薬により精神病患者に。16年後、母の復讐のため病院を脱走、次々と凄惨な殺人を繰り返す。吸太郎は復讐を果たせるのか…。
「双頭蜘蛛吉」
九州地方の工事現場から出土した巻物に記された三百年前のキリストの黄金像。それを手に入れるため秘境に隠れ住む一家を皆殺しにした悪党二人。唯一人の生き残り双頭蜘蛛吉は復讐鬼となり、男たちを追いつめるが…。