離れ離れになった兄弟、紫松(ツィツォン)と藍松(ランツォン)。
スラムで育った二人は互いにいくつもの死線を乗り越え、
いつしか兄弟以上の感情を抱くようになっていた。
そんなある日、突如姿を消した藍松が
17年の時を経て紫松の元に現れた――――
17年前とは雰囲気が違う藍松の姿に戸惑いを隠せない紫松。
聞くところによると、マカオのとある財閥のカジノでオーナーを任されているという。
藍松との生活を望んでいた紫松は一緒にマカオに飛び、
ディーラーとして藍松の傍らで働くことに。
カジノでの呼び方は一松、カラ松。
ささやかながらも幸福ある日々を送っていた二人だったが、
カジノ王の息子であるおそ松の台頭により、
藍松はオーナーの座を賭けた勝負に身を投じることとなる。
大ボリュームで描かれるノワール設定のカジノカラ一!!
タイトルの英文和訳は「終わり良ければ全て良し」。
非常に濃密な内容になっております!