サークル　GYAOSU( プん汰)様発行♪「 泡を食む現」はまんだらけ専売!

人のように見えたモノは、なんと人魚だった...!?

バンド活動をしながらバイトをし一人暮らしをしていた壱は、
偶然通りかかった河原でおとぎ話に出てくるような人魚と出会う。
人魚には言葉が通じず、空腹のようで特に危害を加える様子もない。

苦悶の末、部屋に人魚を連れ帰り缶詰を与えてみたところ気に入ったようで、
壱にも分け与えるような素振りを見せる。
しかしあるトラウマがあり偏食な壱は人魚の善意を断るが、
半ば強引に口に詰め込まれ一気に青ざめる。

人魚に悪意はなく意思疎通ができないということもあり、
そのまま人魚との生活を続けていた壱。
やがて言葉を覚えた人魚は、自身の名前を「トドマツ」と名乗った。

壱の中で育まれていく友愛のような感情。
壱のトラウマ゛殺された生き物゛。
幼い頃の記憶が壱の精神を蝕んでいく...