エクソシストがアメリカで公開され、日本では異端文学として夢野久作や久生十蘭が再び日の目を見る事になった時代。
幻想文学という作品を世に送り出そうとして発刊されたのが「幻想と怪奇」でした。
海外の短編作品の翻訳をテーマ別に掲載されており、「魔女」や「吸血鬼」「黒魔術」と魅力的なタイトルで当時の人々に新鮮な黒い風を吹き込んでいた事でしょう。
今でこそクトゥルフでおなじみの「ラヴクラフト」や日本人作家の作品に焦点を当てた特集また、「幽霊屋敷」などバラエティに富んでいたことは間違いないのです。
現代こそ、ホラーやオカルトが市民権を得てメジャーなジャンルとして次々と供給されていたのに対して、当時はブームとして話題になっていたため短命だったのか、12冊で終わってしまった雑誌として、時代に早すぎたのかもしれないと思う節はあるのですが、そんなことは全然なく、今この雑誌を読んでも当時の編集に携わった人たちの幻想文学への熱意が伝わってきます。
後半のナンバーは手に入れるのが今なお難関。お探しの方はこの機会に全巻揃いで手に入れる事が吉でしょう。
だって12号は「ウィアード・テールズ」それは読みたいでしょう。
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札幌店 佐藤