先月からジャンプ展の2000年代編が始まり、週刊少年ジャンプ創刊50周年記念の盛り上がりもいよいよとなってきました。前回GWに門で開催して好評だった抽プレTシャツの大出し、またやりますよ!!!
今回の目玉はこれだーーーー!!
鬼滅の刃/吾峠呼世晴 WJ抽プレTシャツ 2016(左) & 2017(右)
絵柄のアップがこちら↓
『約束のネバーランド』とほぼ同時にアニメ化が発表され、今のジャンプを牽引する作品の一つになっている『鬼滅の刃』。連載当初は打ち切りの予感が漂ってハラハラしてた事とか、シリアスシーンに突然スッと挟まれるシュールなギャグにドギマギしてた事(今はもう慣れた)とかを考えるにつけ「ああ...アニメ化まで来たか......」と感慨深くなります。連載初期は「これ面白いから!ほんと面白いから!!」と自分一人で大騒ぎしていたのですが、鬼殺隊の柱が登場して蜜璃ちゃんの谷間を見た瞬間に、なぜか心底ホッとした覚えがあります。なんだか意味が全然よく分かりませんが、ジャンプの漫画って雑誌でずっと読んでいると、ふとした瞬間に急に安定感が出て人気に拍車がかかる、という構図がある気がします。気がするだけですけど。
そしてもう一発!!
Dr.STONE/稲垣理一郎(原作)・Boichi WJ抽プレTシャツ(2017)
それらに少し遅れて連載が始まったのがこの『Dr.STONE』。作画担当のBoichiは現在の連載陣の中でもダントツレベルで長いキャリアを持つ大ベテラン作家。なーのーにー、雑誌の作者コメント読んでますかみなさん?なんでしょう、あの夏休みの少年のようなキラッキラしたはしゃぎっぷりは。 あの若々しいハイテンションと骨太なストーリーの熱量が突如として週刊のラインナップに降臨したことで、なんだかんだで飛び道具だらけのジャンプが再び「王道少年漫画」に100億%振り切れ始めたのではないかと思います。個人的にはあさぎりゲンが「コーラを一本」と言うシーンがめちゃくちゃアツいです。最近ではコマの端にいち早く「科学監修:くられ」を見つけるのが楽しみになっている読者であります。
さて、年代は翻って最後にもう一つ。
るろうに剣心/和月伸宏 Tシャツ
これはですね、相当昔のなんですよ。ジャンプの抽プレ品っていうのは外袋、当選通知、作品名や商品名の記載されたラベルシールなど、今ではある程度体裁が固まっています。 が、こちらはまだそういった要素のないもの。襟元にジャンプの公式ロゴがついているので、おそらく『るろうに剣心』の連載中に、なんらかの企画ものとして作られたTシャツだと思われます。 しかも付属のタグによると、どうやら無地の白シャツに後から色をつけて染め上げてるようなんです。技術的にも極限まで頑張った感のあるビビットな色合い。こんなん貴重すぎて着れるか!洗えるもんか!!
...とまぁ、こんな感じでまた沢山集めましたTシャツ。
ジャンプはやっぱり、その時代ごとの「カッコいい」を全力で体現してきた雑誌であると感じます。その中でここ数年は、炭治郎の天然めいたド正論とか千空の純粋さ&ゲスさとか、そういうある種の「泥臭さ」がカッコよさになりつつあるのではないでしょうか。
ジャンプを語り出すとどんどんめんどくさオタクになっていくので今回はこのへんでやめときます。
こちらの商品は8月13日(月)より、中野本店・本店Ⅱのショーケースにてお出しします。 事前のお取り置き等は致しかねますのでご了承ください。
担当:白石
中野店 白石