リビングデッドドールズの中には映画作品とコラボした、 「リビングデッドドールズプレゼンツ」というラインナップがあります。
チャイルドプレイの「チャッキー」やJホラーといえば...！の「貞子」など様々な有名キャラクターのリビデが販売され、ホラーマニアを喜ばせました。
ですがそういった「公式コラボ」では無いのにも関わらず、ホラー映画をモチーフにした子が通常シリーズの子に何人かいます。
少しの要素のオマージュ、見た目の一部がそっくり、もはや元ネタのホラーキャラそのもの！と影響具合は様々。
正式ではない一方通行コラボなので「この映画が元ネタ！！」とは公式サイドは教えてくれません。
一部の人だけ分かれば良い...とでも言いたげな態度です。
今回はそういった、ややマニアックな視点＆映画からの影響が特に強いな！と感じるリビデ達を紹介します。
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シッツォ
↑通常シッツォ
通常シリーズのシッツオは殺人ピエロ・ゲイシーのピエロメイクが元になっています。
そんなシッツォがホラー映画のあの人では？とざわつく変化を遂げたのはリザレクション！
それがこちら
1990年版｢IT｣のペニーワイズそのまんま！になりました。
ペニーワイズはゲイシーがモデルの一人では？と言われており、ゲイシーもペニーワイズの絵画を描いて色々と認知している...という切り離せない関係があります。
リザレクションって基本的にオリジナルの面影が残っているのが普通ですが、まったく似てませんね。
ですがゲイシー繋がりなんだぞ分かるだろ？という圧が伝わって来る気がしませんか？
ホラーマニアはそういう所にニヤニヤしてしまいます。 ちなみに「リビングデッドドールズプレゼンツ」では1990年版とリメイク版、2人のペニーワイズが販売されました。
↑(これは1990年版)
並べてみたよ
赤髪・禿げ頭・ギザギザ歯・メイクの雰囲気とペニーワイズのポイントをきっちり抑えています！
｢IT｣がモチーフの子はペニーワイズ以外にもいます...！
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シリーズ22のAVA
レインコート...！
｢IT｣を観た事がある方はピンときたでしょう...
さらに死亡証明書を見てみましょう...
She had a little toy boat in the puddles she would play.
水溜りで船で遊ぶ！ ジョージ概念が凄い...！
雨の中遊んでいたら突如ゾンビに遭遇した...といった経緯が死亡証明書に書かれています。
噛んだのはペニワではなくゾンビ...
なぜ唐突にゾンビかというと、シリーズ22のテーマがゾンビだからです。
(そのため帯がドーンオブザデッド風)
つまりピエロまったく関係ないんだよ...
このジョージ要素、ただ｢やりたかっただけ｣感が強くて良いですね。
｢IT｣は応援上映に行ったレベルで大好きなので、ちょっとしたリスペクトがあるだけで特別にAVAが好きになっちゃう...
この2人を並べても違和感が無くなったかと思います ほら...うっすらとITみを感じる...でしょ...
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SINISTER MINISTER & BAD HABIT
牧師である彼の指に注目！
LOVE HATEのタトゥーがあります。
コレは狩人の夜の｢偽伝道師ハリー・パウエル｣が元ネタだと思います。
↑（まんだらけで入荷したことのあるDVD画像です シールで指が見え辛くて申し訳ない...）
狩人の夜という作品に出てくる殺人鬼｢ハリー・パウエル｣は、 実在する殺人鬼｢ハリー・パワーズ｣がモデルです（名前がまんますぎる）
LOVE HATEと指タトゥーもハリー・パワーズが入れてたからです。
伝道師と牧師は同じものではありませんが、聖職者という点から映画の方を意識してそうですよね...。
狩人の夜はアメリカの白黒映画の超傑作！殺人鬼の方はハーマン・ドレンスが本名なのでそっちで調べると色々出てきます...。
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Butcher Boop
殺人鬼一家生まれでエプロン！くるくるの黒髪！！そしてこのマスク！！
正確に言うのならこのマスクはpretty woman mask！
つまり！悪魔のいけにえのレザーフェイスではなかろうか！
そして...「リビングデッドドールズプレゼンツ」でもレザーフェイスは既にコラボ済みでした。
↑コラボ版
ザ・レザーフェイスな感じ。チェーンソーが持てるように腕が特殊です（新造形！）
私がまんますぎないか？と思ったのはButcher Boopでしたね...
どんだけ悪魔のいけにえが好きなんだ...とびっくりした思い出。
何回でもコラボ出来るんだ、一方通行コラボならね。
マスクの下は骸骨！
自分の顔を自ら食べた、という死因です。
Butcher Boopは本当に女の子ですが、レザーフェイスは女装も嗜む方なので違和感がないのが良いですね...。
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3姉妹がシリーズを跨って販売された、というちょっと特殊な特徴がある方々。
普通の名前のほかにDaughter of ○○という二つ名があり、
それはダリオ・アルジェントによる「魔女三部作」が元ネタです。
ソスピラーレはサスペリアに登場する「嘆きの母」
テネブレはインフェルノに登場する「暗黒の母｣
ラメンタはサスペリア・テルザ 最後の魔女に登場する「涙の母」 に対応しています。
↑シリーズ25 ソスピラーレ
↑シリーズ21 テネブレ
↑シリーズ26 ラメンタ
ライトな映画ファンならサスペリアしか知らないよ！という方が多そう？というか私がそうでした...
そして音楽と殺人シーンしか覚えてなくて｢魔女、居たか？｣ってなるんだ...。
見た目や設定は映画と似ていないので名前だけ拝借してる気がします...個人の感想ですが...
ドールの方はみんなゴシックな黒モチーフの服、黒髪、（ソスピラーレを除いて）青眼という共通点が姉妹感強くて可愛いですよ！
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ポジーがビヨンドのエミリーに似てる！とかダミアンはオーメンのダミアンそっくりなど、他にも調べたらいっぱい出てきます！（紹介はまたいつか...）
色々書きましたが、似ているな！という要素のほとんどがホラー映画からの出展なのが、リビデらしくて良いなと思いました！
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リビングデッドドールズの買取表が出来ました！
表の値段は未開封・箱美品の場合です。
開封品や箱なし、もちろん表に載っていないLDDも買取を行っています。
お問い合わせはHP上に載っている各店の担当者までお願いします。
https://www.mandarake.co.jp/kaitori/cat/doll/livingdeaddolls.php
中野店 田近
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