リトルアップルドールズの買取表が出来ました！
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→https://www.mandarake.co.jp/kaitori/cat/doll/index.html
（買取価格は未開封・箱美品の値段です）
宣伝のついでに語ります！！
リトルアップルドールズはイギリス人アーティスト「Ufuoma Urie」が製作したドールです。
2008年までにUnderground Toysというメーカーからシリーズ1から4、限定品が何人か発売されました。
みんな同じ顔、同じボディですがそれぞれ別人です。
市松人形を思わせる顔立ち、着物風衣装、能面のようなマスク...と日本の文化をリスペクトして、再解釈しドールに反映した姿も魅力的です。
付属品は釘と「Little Apple Red」
名前に林檎がある通り、重要アイテムです！どんな役割なのかは後述。
スクイーズのようにフニフニしているので釘が刺せます。
能面のようなマスクは持っている人とそうでない人もあり。
そしてパーソナルエピソードが書かれたストーリーブック！
このストーリーブックと林檎はリトルアップルドールズの唯一無二の要素です！
ところでリビングデッドドールズとリトルアップルドールズは少し似ていると言われます。
（ファン層もきっとやや被っている...。LDD好きなスタッフもLAD好きです）
生と死の中間の存在という共通点はありますが、リトルアップルドールズはもっと物語性が強く、この部分がLDDと大きく異なる点です。
LDDは死亡！蘇った！でとにかく単純明快！
死因も様々で（不謹慎かもですが）楽しい！元ネタがあるのにニヤリとしたり...。
Limbo(辺獄)という既存の概念も出てきます。
リトルアップルドールズはUrie氏のが創作する壮大な物語が魅力。
独自の生と死の世界観がオカルト&スピリチュアルな要素満載で面白いです。
リトルアップルドールズには
Inbetween...魂の休息場
Little Apple Red...魂の守護者
という概念が欠かせません。
実際に読まないと何がなにやら...だと思うので、私の推しの子のストーリー上でどんな役割で出てきたか紹介します！
Erroのストーリーブックのあらすじは以下の通りです。
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なぜか前日の事も思い出せず、木の下に眠り起きて...を毎日繰り返す少女。
土埃で汚れたワンピースを洗うため服を脱ぐと少女には心臓が無くて...？といった所からストーリーから始まります。
心臓を探すため当ても無く彷徨っていると悪魔の女性に出会います。
そして心臓が無いのは悪魔が隠したから...理由は毎日悪魔の所に少女が戻ってくるように仕向けた事が判明します。
その後は魂の守護者とされる「Little Apple Red」が登場し、なんと心臓部分に「Little Apple Red」を収めるという展開に。
無事に心を取り戻した少女は悪魔から開放され、魂の休息場所「Inbetween」に行く事が出来た...。
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心の在り所＝心臓とするのはオズの魔法使いのブリキを連想させますね。
ストーリーブックとドールのErro
(実物のワンピースはピカピカに綺麗なのでおそらく洗った後だね...)
ストーリーブックを読むと酷い目にあっている少女が「Little Apple Red」に出会い救われる、といった展開が目立ちます。
どうしようもない状況で自殺する子も居たり、殺し合う運命を強制させられたり...などのビターな展開も多い反面、イラスト入りの冊子はまるで絵本のよう...というギャップがあります。
リトルアップルドールズの物語は「ゴスな御伽噺」という例えがしっくり来ます。
なおきちんとストーリーブックを読んだのは所持している子達だけなので的外れな事を言っていたらすみません...。
五寸釘を打ち込まれた藁人形にそっくりで不気味と思ってしまう釘まみれのリンゴは、実は魂の守護者という重要な存在！
ホラーというよりはスピリチュアルな世界観なリトルアップルドールズ！
そしてストーリーブックがとにかく楽しい！
ディープな魅力がたくさん！
お持込お待ちしております！
中野店 田近
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