今回中野店カード館田嶋の話題は、
シャーマンカーンの種類の話です。
サタンマリア以降はチョコ版とアイス&スナック版が絵柄違いになったので、
分類わけは比較的容易ですが、
それ以前となると急に混沌とします。
悪魔VS天使シールのビックリマンも最初期は最盛期と比較すると、
人気はそこそこで、その後まもなく人気出て、
旧キャラを復刻したのがアイス&スナック版。
と、ゆうのが定説で、そのため初期キャラのチョコ版は比較すると数がなく、
収集困難といわれます。種類の判別そのものがやや困難で、差も派手ではないので、
コレクションの「つぼ」になりにくくなってる感じもします。
そんな【分類】と【時期】の推測をしてみます。
まず。
めだって違いが明確なのが、紙色違いの「裏紙濃黄」
黄色もくっきり、裏文字もくっきりしてます。
次は、
赤の部分の背景プリズムが透けて光る「透けカーン」
見た目にわかり易いので以前から【異種】として認知度高い2タイプ。
でも、なんで透けてるんでしょう?
印刷の構造的にはシールのプリズムキラが絵柄に透過しないように、
最初に白を印刷して、その白背景の上からカラーをのせるのが一般的だそうです。
ところで、この「透けカーン」、赤以外の部分は透けていません。
黄、青は透けてないのですが、そこだけ白背景あるのでしょうか??
塗料剥がして調べるほかないのかなー?と思っていたところ、
よいものを見つけました印刷赤ズレシールです。
このシールから、赤の下に白が無い事は明確です。
じゃあ黄色と青の下はどうなってるんでしょう?
この印刷ずれのシールは黄色部分もちょっとずれていて、
左ひじのあたりの位置の黒ラインと黄色に隙間があり、そこはキラが見えます。
とはいえ、下地の白がない物証とまではいえず、
別の個体では、
手に持つ棒の節のところのグレー部分にキラが見えますし、
ほかにもところどころの色の隙間にキラが見えます。
もしかすると、下に白はのせてないのかもしれません。
それとも、上の色と同じ距離でずれているのか?
それとも黒ラインの下に白が基本なくて黒がずれているのか?
一色ずつ印刷するシルク印刷ですから、構造が複雑でも不思議ではない気もします。
手持ちの「ふさふさ」や靴の底などの白はのってるので、
白を全部まるごと印刷しなかったわけでもないようです。
そうなると、黄色と青の顔料のある部分の見えない下の層には
白が隠れている可能性も十分ありますねぇ。
それとも顔料の性質の違いで黄色と青が透けていないのかもしれません。
「透けカーン」以外のものと比べるとどれも、似たように色味が違う感じもしますし。
顔料が透過性低い赤なのか?下地の白がないのか?は特定できませんが、
透ける理由の候補はほぼわかりました。
づづく。
シャーマンカーンの種類の話です。
サタンマリア以降はチョコ版とアイス&スナック版が絵柄違いになったので、
分類わけは比較的容易ですが、
それ以前となると急に混沌とします。
悪魔VS天使シールのビックリマンも最初期は最盛期と比較すると、
人気はそこそこで、その後まもなく人気出て、
旧キャラを復刻したのがアイス&スナック版。
と、ゆうのが定説で、そのため初期キャラのチョコ版は比較すると数がなく、
収集困難といわれます。種類の判別そのものがやや困難で、差も派手ではないので、
コレクションの「つぼ」になりにくくなってる感じもします。
そんな【分類】と【時期】の推測をしてみます。
まず。
めだって違いが明確なのが、紙色違いの「裏紙濃黄」
黄色もくっきり、裏文字もくっきりしてます。
次は、
赤の部分の背景プリズムが透けて光る「透けカーン」
見た目にわかり易いので以前から【異種】として認知度高い2タイプ。
でも、なんで透けてるんでしょう?
印刷の構造的にはシールのプリズムキラが絵柄に透過しないように、
最初に白を印刷して、その白背景の上からカラーをのせるのが一般的だそうです。
ところで、この「透けカーン」、赤以外の部分は透けていません。
黄、青は透けてないのですが、そこだけ白背景あるのでしょうか??
塗料剥がして調べるほかないのかなー?と思っていたところ、
よいものを見つけました印刷赤ズレシールです。
このシールから、赤の下に白が無い事は明確です。
じゃあ黄色と青の下はどうなってるんでしょう?
この印刷ずれのシールは黄色部分もちょっとずれていて、
左ひじのあたりの位置の黒ラインと黄色に隙間があり、そこはキラが見えます。
とはいえ、下地の白がない物証とまではいえず、
別の個体では、
手に持つ棒の節のところのグレー部分にキラが見えますし、
ほかにもところどころの色の隙間にキラが見えます。
もしかすると、下に白はのせてないのかもしれません。
それとも、上の色と同じ距離でずれているのか?
それとも黒ラインの下に白が基本なくて黒がずれているのか?
一色ずつ印刷するシルク印刷ですから、構造が複雑でも不思議ではない気もします。
手持ちの「ふさふさ」や靴の底などの白はのってるので、
白を全部まるごと印刷しなかったわけでもないようです。
そうなると、黄色と青の顔料のある部分の見えない下の層には
白が隠れている可能性も十分ありますねぇ。
それとも顔料の性質の違いで黄色と青が透けていないのかもしれません。
「透けカーン」以外のものと比べるとどれも、似たように色味が違う感じもしますし。
顔料が透過性低い赤なのか?下地の白がないのか?は特定できませんが、
透ける理由の候補はほぼわかりました。
づづく。
中野店 田嶋
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