主人公小百合は、恐ろしい竜神の影に怯えながら暮らしていた。 しかし、志摩一番の海女であった母親は竜神によって殺されたのだと祖父に聞かされ、小百合はその竜神の正体を確かめたくて仕方がなかった。
祖父は竜神に殺されたと思っているが、実は祖父が命綱を引くのが遅かったからだと周りの住人たちは知っていた。 だんだんと離れ小島の竜神島以外ではアワビやサザエなどが捕れなくなったため、そこは小百合の祖父の漁場と知りながらも海女達はそこへ漁に行くしかなかった。
その頃、祖父の持病が悪化しほぼ寝たきりの状態になった。幼い小百合は海に潜ることを禁止されていたが、祖父が眠ったのを見計らって潜る練習をしにいっていた。 しかし、海にに入るにつれ、夜光虫が身体に付き光始めるようになっていったのだった。 そして、ある日こっそりと竜神島に向かう漁船に忍び込み、他の5人の海女たちに続いて海へ潜ると、なんと竜神が現れ小百合は気を失ってしまう。
幸い、「お姉ちゃん」と呼んで慕っていた海女の一人に助けられた小百合であったが 他の海女4人は消息を断ってしまった。
竜神にやられた、こんなところに長居は出来ない、といったん陸へ引き返し目が覚めた小百合が家へ帰ると、祖父が倒れて死んでいた。
その傍には網元(漁網や漁船を持ち、多くの漁師を雇って漁業を営む者)の煙草入れが。。。
そこへタイミングよく網元が、祖父に会いたいと訪ねてくる。 祖父は病気をしたとき、網元から借金をしており、金を返せないのなら竜神島の漁船を渡すか自分のところに奉公に来るか選択を迫られてしまう。 母が沈んでいる漁場を渡したくないという思いから、網元のところへ奉公に行く決断をした小百合。 毎夜、網元からのいじめのような激しい労働の後、母の死体を見つけたい一心で潜り続けた小百合の身体は夜光虫の光が次第に染み透っていた。
そして一人の漁師を騙し、竜神島に向かうことになった小百合はそこで再び竜神と対面する!! 果たして小百合の迎える結末とは・・・!
非道な網元の欲のため、全てを失った小百合。 例えるなら伝説巨神イデオンでしょうか。 イデオンのラストもここからヒントを得てるのでは・・・ なんて思ってしまうような誰も報われないお話で好美のぼるクオリティー全開です。
第1回目に紹介した「どくだみ少女」同様、様々な乙女化するおっさんも楽しめます!!
小百合の光る身体が与える影響、そして竜神の正体とは・・・!!
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渋谷店 朧