この物語は、まだ幼い主人公「しのぶ」が、とある民家へたどりつくところから始まる。
父を亡くし、行方不明の母を捜して一人旅に出たしのぶ。 井戸の水を目の前に力尽き、倒れてしまったしのぶを助けたのは、その民家に住まう夫婦たっだ。 
幼くして子どもを亡くしていた夫婦は、しのぶを我が子として育てようとする。 「まるで死んだ子が生き返ったよう。誰かが取り返しに来ても絶対に渡さない。」 と強い決意を抱きながら眠った妻。 しかしその晩、手が生え「ヒーヒー」と鳴き始めた枕によって、夫婦は殺されてしまう。
眠りについていたしのぶもその手に揺り起こされ、北へ向かえと指示され、怯えながらまた旅に出るのだった。 きっと今までも、ゆっくり身を休め、安心して眠れたことなどないのだろう。 その疲労と恐怖からか、川に落ちてしまう。(身投げの可能性も・・・？) 運良く岸に流れ着いたしのぶは、美千代という娘を亡くした夫婦とその祖母の家で再び介抱される。
しかし、またもや呪われた枕によって命が奪われていく・・・！！
果たしてしのぶは、母と再会できるのか・・・！ 枕の呪いの真相とは・・・！！
それはしのぶの悲惨な過去に隠されていた・・・！！！！
そして以前ご紹介した「どくだみ少女」や「夜光虫少女」同様、乙女化するおっさんたちも満載！！
突然口調が豹変する好美のぼるクオリティーのキャラクターにも注目です。
さらにこの本は読む体勢にも注意が必要とのこと・・・
作者である好美のぼる先生からのお願い（笑）
是非お手にとってご覧ください！！
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渋谷店 朧
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