突然の車の故障により立ち往生してしまった父子。その前には不気味な枯れ木が立っていた。その木の不穏な雰囲気を感じた子・政男へ、"木鬼"なるバケモノ枯れ木の奇妙で恐怖の襲撃が始まる...。不気味な目のあるキノコ(=ワライダケ)を食べさせられ笑ったままとなってしまった父、政男を追って迫り来る木鬼を前に少年はいかにして退治するのであろうか...。
80Pほどの短編ホラー作品、生物の養分を得て巨大化する木鬼は怪獣ともいえる側面を持ち合わせ、ホラーであって怪獣ものとも言える、極めて完成度の高いものに仕上がっている印象。
この"木鬼"というのは「ボッキ」と読み、思春期の子たちには少々音読しにくいタイトル、それを堂々と表紙にルビ付きで書いてしまったのは古賀先生の意志に反したひばり書房のやさしさによる偶然の必然だったのかもしれない。
表題作の後は、同じく古賀先生による短編『へび男』を収録。それぞれ後に出版されるひばりコミックス(黒枠)「猫の目人形」に併録されるが、このA5判でのカバー、巻頭のカラーページ、持っておきたい。
以前ZENBUに書かせていただいた文章を減筆修正にて。
木鬼はひばりのコミックスの他、
少年画報社 週刊少年キング 1967年1号~3+4号
の3号での連載もされてます。
キングでのタイトルは「木鬼」。ボッキというタイトルだけで勝負した古賀先生とキングとは・・・
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渋谷店 高橋一