今日は週刊少年サンデー1967年35号...「どろろ」新連載号の紹介です。
「どろろ」は2019年のアニメ化など連載終了から50年が過ぎた現代においても新たなファンを会得している特殊な作品。
雑誌掲載時と単行本では異なる終わり方、アニメもまた違う結末とエンディングはバリエーション豊かですが、始まり方...武士・醍醐景光がある寺を訪れ、不気味な48体の魔神を前に天下を取るために 間もなく生まれる我が子=百鬼丸を差し出す、という冒頭は共通。
が、単行本と雑誌では描写にはいくらかの変更点が見られます。
その一部を紹介すると、
単行本(秋田サンデー版1巻より)↓
雑誌掲載時↓
「わしは、もう20年もつとめている、安サラリーマンだ。」
構図だけでなく、物語の恐ろしさを緩和するためのユーモアなのか、言い回しも違っています。
物語りは醍醐の望みは叶い、百鬼丸は肉体から48箇所を奪われた状態で生まれ、川へと捨てられたところでタイトル...そして幾年の時が過ぎ成長した百鬼丸が登場したところで終了。
まだ「どろろ」が名称なのか擬音なのかさえもわからない第一話、不気味さと、この後の展開がどうなるのかというドキドキだけを残しています。
連載はやがて 物語の暗さが当時の子供に受け入れられず打ち切りとなりますが、他の連載作と比較することでその暗さが一層感じられ、それも含めてお楽しみ頂けますので、ぜひ。
オークションページはこちらから↓
中野店 せき口
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