まいっちんぐマチコ先生のご紹介です
ヤレヤレ系主人公という表現も死語じみてきましたが、やはり最近の作品ではここまで能動的にエロを求める男性像は少なくなり、お色気描写は能動的なシュチュエーションが多くなった気がします。そんな中本作ではあまりにもオープンかつ貪欲にエロを求める池上ケン太さんを見ているとなんだかノステルジックな気分になってきます。
一見過激に見える性的表現も、胸をさわる、スカートをめくるといった社会的に禁じられていることほどやってみたくなってしまうカリギュラ効果のようなものが根底にあり、直接的な性的興奮を求めているわけでは無いというのが見所でしょうか。見る、触るというのが目的であり、女性側のリアクションも「まいっちんぐ！」で完結するというのは逆に健全な感じがしてきます。あくまで児童コミックという体を保つため、大胆ながらも繊細にラインを見極め続けた愉快な作品です。生々しくない下ネタで笑いたい方はぜひ札幌店へ！
状態は各ヤケ①②少ヤブレ①シミとなっています。
復刻版全巻セットに加え、ブラックボックス、ホワイトボックス、ピンクボックスの三種も同時に販売しますのでこちらもぜひどうぞ！
北國
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