今も世界中で愛されるSNOOPYが登場するピーナッツは2020年10月2日に70周年を迎えました。原作者チャールズ M・シュルツ氏
は一切のアシスタントをつけず99年の12月の断筆宣言、75歳のお誕生日休暇(可愛い...)まで1日も休まず連載し続けていたとのことです。
1日も休まずに連載継続することがまず普通なら難しいところですが、休みを70年間で換算してたった、5週しか取らなかったことも凄い。
主人公チャーリーブラウンのペットやバディとして当時人気を博したSNOOPYも連載時の犬フォルムから長い年月をかけて少しずつ現在のキャラクターフォルムへアップデートしていきましたが、この全集ならばっちりその記録を見守ることができます。
作家の他にもマルチに活躍する谷川俊太郎氏、そのうちの１つ翻訳家としてこの全集で未訳である約2000作の翻訳を手掛けているのも注目すべきところ。アメリカ生活で触れたピーナッツの魅力を伝えたいという情熱から翻訳を開始したという自身でも認める筋金入りのファン、作品を広めたいという愛のある翻訳に加えて詩や短歌も創作する谷川俊太郎氏の日本人の心に寄り添う感性だからこそ成せる日本語訳、ピーナッツ原作ファンからは固い信頼と谷川俊太郎ファンからは新作としても楽しめます。(ピーナッツ公式70周年の谷川俊太郎氏が完全版に寄せてのwebコメントページに載っているかわいいトレーナー姿の写真も注目です。)
ハードカバーに帯付で今までのデイリー新書版とは違ってコレクション目的としても集めて保存し甲斐のある装丁です。
さらに今回は23〜25＋別冊未開封で帯月報付、予約特典のB2サイズポスター3枚も付いております、既存の本を持っていても欲しくなるスペシャルなセットとなってますのでこれを機にお求めください。
※額縁は付いておりませんご注意ください。
北國
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