ドロヘドロでお馴染み林田球のダークSFファンタジー。バディものでありつつ宇宙船に乗って仲間と旅する90年代教育テレビアニメのような王道冒険ストーリー。
前回のドロヘドロより主人公が少年らしい無邪気さが残りとっつきやすい。あと、デス田くんのファンになること間違いなし、他にも超個性派揃いのキャラクター達が勢揃い。
想定はクリアになっており、カバー裏下地の透け感も同時に楽しめる拘りとセンスも感じられます。長期保存時の褪色に気をつけて！
独自の生活文化や食に対する細やかな設定は健在。絵柄も最近のお洒落なキャラデザインと劇画のような緻密なタッチが合わさりながら、現代レトロな芸術的なもので、そこにゲームを、プレイするかのような事細かな設定が加わり読み手を引き込んできます。
骨が物物交換のメインで硬貨として使われているなと...本編の設定をしっかり活かした仕様です。
北國
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