町田洋先生の夜とコンクリート紹介します。
無機質で冷たいイメージのコンクリートですが、読後は暖かい印象で温度が変わるお話でした。
短編集4作で構成されているのでなんとなく手に取って読むのも良し、思わぬ宝物を見つけてしまうかも。
4作のうち表題作が最初に持って来てあるのが凄い...他者との関係性によって好転的な変化が生まれること、なんて素晴らしいんでしょう。
夏休みの町以降のエピソードから少し寂しさを覚える作品に切り替わるのもより、夜とコンクリートの特別さが際立ってます。
ザクッとファンアート？的なエピソードを簡単に感想描きました。
読後もじっくり考えたくなり視覚的に読ませてくる、まさに見る文学。
町田洋先生の夜とコンクリート、是非読んで欲しいです！
北國
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