ぼのぼの1巻の話のつづき。
機関車トーマスが物語の登場人物をエンディングで語るように、ぼのぼのも表紙をめくれば登場するキャラクターが作者の視点でわかります。
1巻ということで、文章もまだ硬め、フルカラーで常にキャラクターの配色がわかるのが素晴らしい、ファンアートもカラーで描き放題です。キャラクター紹介は毎回少しずつちがうので、その違いを見つけるのも楽しいです。
ぼのぼの1巻の推したいポイントは、ぼのぼの連載初期はちゃんと耳があった！ということ。
1巻のうちに耳はデフォルメされて消えるので読んで過程を見つけてください。
ラッコの耳は小さくて可もなく不可もない普通の役割とのこと、そう、普通が一番いい。
序盤では最初で最後のウ⚫︎チをぼのぼのがしており、これ以降の排便キャラのポジションはクズリくんにすっかり譲られます。
まだちょっと子供らしくムニッと横長、ぼのぼののおとうさんとの親子の日常が多めで、子どもらしい動きがたくさん見られます。足もしっかりと動物らしく大きいですね。
シマリスくんは首が顔と繋がっている描き方だったり、アライグマくんは意外と尻尾のシマが多すぎる以外はそこまで違いません。
1番変化したキャラクターといえばスナドリネコさんです。初登場時は猫の形がしっかり残ってます、すでにこの時点でテンプレ化しているに等しいぼのぼのがスナドリネコさんの家に訪ねるという構図が出来上がっています。
1巻11ページ、23ページ、38ページ、51ページ、78ページ、89ページ、114ページ、126ページ(一枚表紙)、131ページと登場してますので比較してみてほしいです。
他人の知らない年上のおじさんところに気軽に行くという二匹の関係性が好きすぎて1巻をボロボロになるまで読み倒しました。
あと、ぼのぼのとスナドリネコさんの関係性が本編の石探しで少しわかるような気持ちになるのでそこもお見逃しなく。
ちなみにボロボロ実物(※私物です)の1巻がこちら。背は表にいくまで真っ白に...。本当に1巻はヤケやすい。
パラパラ漫画やりすぎてノドワレしてます。
ちなみに28版目です。
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北國
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