少年アシベ 森下祐美
人情派な大阪ハムレット、生きる力の湧くトモちゃんはすごいブス、など多彩な森下祐美先生の代表作少年アシベをご紹介します。
芦屋光太郎がゴマフアザラシのゴマちゃんを拾ってその周囲の日常を描いたほのぼの四コマ...、と思いきや、こちら以外とちょっと悲しくなったり、人間関係の説明し難い機微なんかも描かれてます。ワンさん営む中華料理店でバイトしてるアッキーとリコのつかず離れずな男女の恋愛模様や、顔つきの怖さから誤解を受けやすい不器用なスガオくんなど、またアシベのじいちゃんの経営する社内の働く大人目線であったりと、続編はかなり主人公であるアシベの生活視点に絞られてますが初代はアシベ以外にも色んな人間の生き様が見られます。
ちょっと大人向けですが、社会の生きにくさや厳しさもわかるのは断然少年アシベ。
続編はアシベやその友達の成長をしみじみと、噛み締めることができます。
更に大きく成長した青少年アシベは作画は別で笑平さんとなってます。等身も変わってアオハルなアシベ達に会えます。
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北國
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