ギャグマンガのようなワードセンスがキラリと光るエッセイ漫画です。
ムメイさんの幼少期を1巻はメインに展開されましたが、2巻は学生時代のJCJKの日常から就活、就職後も見れます。
転校生や海外の先生ともすぐ打ち解けるむめいさん、少年漫画の主人公か？
また、BA時代のお話でも職場のデパートのファビュラスな客層に打ち解けながら先輩に可愛がられる...乙女ゲームの主人公か？
とにかく生き様がかっこいいです。
特に逆境に強いところ、一人でどうにかしないといけない場合、普通なら怯むところをむめいさんは奮い立って向かって行きます。
刺されなくてよかったな...と心配になる無鉄砲な場面もありますが、武装している他人と会話しないといけない時、どんなメンタルで行くか？戦い抜く術が凝縮されてます。
特にセクシャルハラスメント層には容赦なく、ヤバイ(関わりたくない)判断から、向こう側の攻撃対処が早いです。
3巻になりますが、セクハラして反応を楽しむジジイへの対処に凛として向こうに隙を与えずカッコいいに付きます。そしてジジイを常連にしたのもすごい。
道を聞いたナダル似(ビニール袋を空気で膨らませて所持)の人とは、結局ちゃんと話して仲良くなって最後には日本を託される...という美談も良かった。
しかも遅刻理由として職場に持って帰り、上司はむめいさんが間違えるたびに「そんなんじゃ日本背負えないよ！」と喝を入れられるというオチ、最後に遅れて登場する主人公すぎる。
型破りな日常を見たい時にはコレ！
北國
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