集英社 マーガレットコミックス あきの香奈 初版お出しします。
リアルタイムで読みたかった作家ベスト3のひとつ。私はなかよしに傾倒してしまったので集英社のりぼんからマーガレットという流れに乗れませんでした、りぼんっ子はマーガレットで思春期の情緒を学ぶので...なかよしは講談社なのでフレンドに行くはずなんですが当時、なかよしからフレンドのイケてるJCの高低差に焦って読みきれなかったんですよね。
なかよしほどではないですが、りぼんで培われた小学生時代に夢中になったありえないような設定...それを現実的に寄せてくるのがマーガレットで、その夢と現実の差を自然に埋めるようにあきの香奈先生の作品は恋愛における若い芽や人を慈しむ愛というきっかけを日常に散りばめられてます。
濃厚なラブシーンなド派手な恋愛模様は無くとも一度は思春期に経験したような感情の機微に触れることが出来ます。
共感性羞恥があると思わずカアッと頭が熱くなるようなシーンや言葉もあり、心を抉り込むのです。
あきの先生は短編中心に作品を発表されてました、読後の引っかかりも強く大人になってから自分がその漫画の登場人物の年齢を超えた時にまた新しく解釈が変わる忘れられない、記憶に残る作風で根強いファンも多いです。
その中のひとつであるプロデュースから、クレヨンの街より。
仲良しのクラスメイト小田君の似顔絵を描けずに受験との狭間で揺れる思春期の心が近所の子供達のふとした言葉で悩んでいたことが解消されるという1コマ。
もっと早くあきの先生を知っていたら少女漫画をもっとたくさん読んでいただろうな、と思います。
そして8冊発行されたうち4冊お出します、状態も当時のものでややヤケやイタミもありますが初版です。
マーガレットを通ってなかった人やまたは当時を思い出して探していた人、是非手に入れて欲しいです。
こちらは6/19(日)に店頭にお出しします
札幌店 北國
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