怪談青とかげ/杉戸光史
ひばり書房ひばりコミックス
1974年６月15日発行 2,625円
本日は棚卸に伴う昼12時オープンでした。ご迷惑をおかけしましたとともに、ご来店くださった方ほんとうにありがとうございます。
棚卸でアヘアヘしちゃって更新できませんでした、ごめんちゃい☆…と店長がかわいらしく謝罪してました。半分くらい本当です。いやでもほんとに、更新たのしみにして下さってる方、申し訳ありませんでした。
杉戸先生入荷したので、今日もバカホラーです。
以前ご紹介したのはキーワード「なめくじ」でしたが、今回は「とかげ」。
その説明もそのままにいきなり始まるストーリー。青とかげvs主人公、壮絶なバトルがなんの前触れもなく始まります。
「キアア～～ッ（悲鳴）」「シャアーッ（威嚇）」「キャアア～～ッ（悲鳴）」「シャアーーッ（威嚇）」せりふらしいせりふほとんどなし。鬼気迫る戦いです。
とかげは外敵を目前にし当たり前に威嚇をしただけなのに、それに対する主人公の反撃がひどい。その辺の小岩を掴んでボコ殴りです。噛んだりしてないのに…
当然死ぬとかげ。飼い主らしき少女は悲しそうにとかげの名を呼びます。
「青子…」
なんという安直！！
こういったつっこみどころも満載なんですが、特筆すべきはやはりトラウマ必至の気持ち悪すぎる描写の数々です。
爬虫類の肌のぬめりとか、とかげが妹の口からズルリ…と出てくるシーンとか、ほんとに女の子たちの表情がやばすぎます。今回も大変胸焼けいたしました。
ストーリーめちゃくちゃなんですが、この「きもちわるい女の子の表情」さえあればホラーとして十分成立しますね。
爬虫類嫌いの方はものすごくのた打ち回れる１冊。
私は爬虫類は完全にかわいいという認識なので、爬虫類より女の子の顔のほうが気持ち悪かったです（そればっかり）。
状態：非貸本/いたみ、背弱、しみ
担当 いわき
札幌店 いわき
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