こちらは1962年4月〜6月にかけて雑誌「小学六年生」に掲載された作品で、わずか3回・3ヶ月で終了となった幻の作品です。
この時代の少年雑誌では編集者・監修者の規制が厳しく、この表現はダメだとか残酷すぎるとかでソリが合わず、白土先生自身描くのをやめてしまったり、掲載が無くなったりした事がよくあったそう。
「カムイ伝」をガロ創刊とともに原稿料無しで連載する事になったいきさつなど、少年誌で連載したこの「宮本武蔵」「シートン動物記」が深く関わっています。
後に1994年のガロ9月号で長井勝一編集長との対談、小学館発行の「ビッグ作家究極の短編集」のインタビーでもその時代の確執などについても語っているので併せてどうぞ。
悪代官に村人たちをを殺され、復讐の鬼となった若かりし日の武蔵が円空和尚と出会い、残酷な結末ながらも成長してゆく物語。
こちらは掲載誌から完全復刻。連載当時は雑誌に挟まれる形で小さいサイズでの掲載となっていました。
久しぶりの入荷となります。
こちらの商品は5/3(土)から販売となります。
事前の取り置きや電話通販は致しかねますのでご了承ください。
(担当 田路)
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