店頭販売情報

12月10日更新
・準備中です。更新をお待ちください。

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NEWS 2018年11月11日更新
完売しました

NEWS 2017年12月10日更新
遂に下巻発売!併せて上巻も入荷です。
どちらも部数が限られますのでお早めに!

NEWS 2016年1月8日更新
お待たせしました!4刷が入荷しました。
毎回、少部数の発行ですので買い逃しなきようお気をつけください。

NEWS 2015年10月15日更新
資料性博覧会08にて劇画作品「龍子」の展示を行なったエルド吉水氏が、21日から開催される伊勢丹三越 JAPAN SENSESのwebsiteに起用されています。

さらに、明日16日より個展が開催され、第6章の続きと新作彩色原画5点を展示予定。

しばらく売り切れとなっていましたが、4冊のみ在庫補充されています。
このタイミングだと足は速いと思われますので、ご興味ある方はお急ぎください。
http://www.eldoyoshimizu.com/#!characters/ckiy

”中東で暗躍する日系暴力団の女組長「龍子」。

政権軍との壮絶な戦いの末に金印を授かったことから、母が囚われていることを知り横浜へ飛んだ。 しかし、そこで待ち受けていたのは中華マフィアと謎のテロ集団だった…”

下巻は一挙描きおろし!
上巻には、電子でも紙でもなくギャラリーでの展示という特殊な形式で連載されていた第1~6章を収録。
作者自身による装丁も流麗な仕上がりです!!

Ryuko, a woman boss of Japanese mafia in the Middle East, finally got the golden seal at the end of the fierce battle with government troops, knows the fact that her mother was captured by somebody. Ryuko flew to Yokohama. However, the Chinese mafia and a mysterious terrorist organization awaits her.

"Ryuko" is a serialized graphic novel by heretic Gekiga artist, Eldo Yoshimizu, exhibited at his solo exhibition since 2011.

A drastic violent action manga with the author's detailed delinquent taste on fashion, firearms, and vehicles.

A work that was never been sold at any bookstore nor events and not on any website, is now finally being published in a book form that contains chapter 1-5 and the beginning of chapter 6, which will be out at his next exhibition.



龍子キャラクター紹介

http://www.eldoyoshimizu.com/#!characters/ckiy

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エルド吉水 Eldo YOSHIMIZU

2009年の一番暑い午後、とあるアスベスト除去の工事現場で誘導灯を振る男、吉水浩。この日、彼に漫画の神様が降臨した。
吉水は東京芸術大学大学院を修了後、アーティスト・イン・レジデンスの招聘を受け、アメリカ、イタリアに滞在。帰国後は、「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」(2000年)などに参加し、日本各地の公共施設や商業ビルのパブリックアート(以下PA)を制作したアーティストである。図面を引いた 後、他者に実際の制作を委ねるというPAに取り組むうちに、自分自身の手でものを作る「等身大の制作」を求め、次第にPAから離れていった。
それから2年の月日が流れ、工事現場での勤務中に流木を拾った吉水は、湧き出るようなアイデアを突然漫画にして描き出した。まるで1970年代のアート が、ミニマリズムからニュー・ペインティングへ展開したように。こうして “エルド吉水”は誕生し、その漫画は彼のスタイリッシュかつ人間味溢れる世界観と、銃、車、スーツといったアイテムへのこだわりを色濃く表現するものと なったのである。
2011年9月、満を持してノワール・マンガ『龍子』を発表。裏社会で生きる女組長・龍子を主人公とした血と硝煙の香り漂う冒険活劇である。現在進行形の この作品では、吉水は描き上げた漫画を1ページずつコピーし、パネルにして展示する。したがって、漫画として読むことができるだけでなく、各ページが独立 したプリント作品として成立するのである。展示することによって生まれる読者と作品との距離感は、インクの美しいモノクロームと漫画のルールを超えた自由 なコマ割を際立たせ、吉水がかつて制作したPAを想起させる。銃声の後の静謐、サブカルチャーとファインアート、欲望と仁義とロマンとエレガンスが混沌と して渦巻くような空気感、作品が持つこうしたアンビバレントな要素に潜むスリルとそれを楽しむ遊び心が、エルド吉水と彼の漫画の格好良さなのだろう。( by Elie Seberg )