- 絶賛発売中
- 著者:レムリア・ルネッサンス
- 発行:まんだらけ出版部
- ISBN978-4-86072-031-5 C0011
- 240ページ
- 四六判
- 並製
- カバー帯付き
- 税込1050円(送料無料)
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レムリア・ルネッサンス スピリチュアルメッセージシリーズ11
日蓮聖人メッセージ集1
焦ることはないのです。これだけ時が遅れ、その時を我々のほうで、
天上界の十次元の方にもお願いすることによって、光をいただくことによって、
今しばらく時を延ばし、このような最後のチャンスをいただいているということです。
あなた方が失敗すれば、この計画はなかったことになるのです。
そのあとに、どれだけ孔子が出られようと、ミカエルが出ていようと、
何が出ていようと、やはり、ここの法のバトンタッチ、
引き継ぎがちゃんとできなければ、やはり、この計画は遂行されないということなのです。
この間から言っていましたけれども、今あなた方は信仰の自由もあります。
そして、表現の自由というのがあります。
だから書物を通してひとびとに伝えることができるのです。
- 第一章:日蓮
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- 第二章:日蓮
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- 第三章:親鸞・パウロ
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- 第四章:日蓮
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- 第五章:日蓮
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- 第六章:日蓮
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- 第七章:日蓮
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- 第八章:日蓮
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あなた方は私たちの操り人形ではないのだということ。再三繰り返し言ってきたと思います。
でも、まだまだ認識不足ですね。自己責任において仕事をするのです。あなた方は私たちの操り人形ではないのです。そして見極めていくこと。そして具体的に自分たちで連携して、具体的なユートピアを地上に出すということ。それがあなた方の修行の結果を問われていくのです。
過去世今まで転生しながら、その力を蓄えてきたことの、最終決算において、あなた方ほんとうに学習し、ほんとうに魂の底力として、自分の力として蓄えられたのか。この仕事ができるのか。逃げ出すのか。それを見れば結論は、誰が採点しなくてもわかるのではないのでしょうか。
今はそういう答えを、自分で確認する時なのです。過渡期的な時ではないのです。
転生の総決算の時であるのだということ。
そのようにお思いになって、個人個人が自分のできることを、最善を尽くしておやりになるということなのです。
----------本書より引用
K会という組織など、どうでもいいのです。ある意味で言うと、地上に降りた○川○法という人間など、どうでもいいのです。
そのもとに神の使命を遂行するという、このことに意味があるのであって、地上に降りた者はけっして、神そのものにはならないということなのです。
神の代行者として、神意の代行者として、この者にも、神の言葉を預かる、預言者としての役割しかないのです。
それはもう二度、失敗をしました。あなた方はそのような愚をけっしてしてはいけません。それをこの者も十分学んでいるはずなのです。
だからあなたがたもこの者を助け、盛り立ててくれる良き仲間として、ともに手を携えていただきたいのですけれども、またこの者を神格化することはけっしてやらないでいただきたいのです。
それをすることがこの者を逆に、落としていき、足を引っ張っていき、奈落の底に落としてしまうきっかけにもなるのです。
K会の者たち、高○○子の周りにいた者たち、彼らの態度が、姿勢がどうであったかということ。
確かに彼女や○川○法の人格が未熟であったということ。十九歳、三十歳という若い彼らであったと思います。であるけれども、やはり周りにいる者たちが、もう少し厳しく指導し、彼らを神として崇めることがなく・・・。
地上にいる者たちはけっして生神にはなってはいけないということ。あれだけ高橋信次、エル・ランティがおっしゃられていたのではないですか。
それであるにもかかわらず、生神にし、崇め奉り、おかしな格好をさせ、まあ奉っていったところに、彼らの人間的な弱さを突かれ、ルシファーと同調するきっかけを作ってしまった。
彼らを弁護するわけではありませんけれども、彼らとて人間として生まれた以上は、一〇〇パーセント完全なものではないのです。だから周りにいる者たちの責任も大きくあるということ。それをもう少しお考えいただきたいと思うのです。
----------本書より引用
悟りの段階におき心を澄ませ、反省が進んでいけば、ま、一回の転生では無理です。何度も何度も一途にやっていく者たちがいれば、当然心の窓を開き霊道がつくということが当然あるのですよ。でも、ありますけども、でも、だからと言って、その段階を終わったからといって、終了したからといって、次にまた上に行く時に、じゃあ霊能力を持って生まれてくるかといったら、それはその人、個人、個人が、まちまちが決めてくるということであって、霊能力というのは、悟りとはそう関係がないということです。だから、今回見ておわかりでしょう。○川○法という方は霊言能力はあっても、彼自体にはそれ以外の霊能力はほとんどありませんでした。皆無に近いぐらいだったのです。彼は自分のそれを恥じ、六大神通力に通じていくことが仏陀である証明というふうに、周りにも自己を誇示し、そして自分もそういうふうに信じようとして自らを背伸びした。それはエル・ランティに対する、高橋信次に対するライバル意識というのが確かにあったようにも思われるのです。それは、高橋信次、エル・ランティという方が本来の、今回の使命の中で、霊道現象というものを通した過去世の、先程あなた方がおっしゃってましたね。確かに過去世が、確かにあるのだと、人間は永遠の魂であるのである、魂の兄弟がいるということ、実際に現象を通して知らせる露払いの役目あったらこそ、霊道現象というのが九次元であったとしても、特異に許され、その力を発揮されて、人生を終えられたのです。でも、それはもう現象のさんざんやったのですから、もう、それは終わったことだったのです。
----------本書より引用
霊能力なんて、どうでもいいことなのです。だからこそ実力のあるボサッターである、あなた方に対して霊能力は今回持たさなかったのです。そんな魔と戦うことに明け暮れて一生終わるような、そんな無意味な一生はやめてほしいのです。
仏の心を世の中に伝えて、まして今回の、救世の大事業のこの時期に、この日本にこの今、救世主たちの言葉を聴けたという、今のここ・・・。ほんとうにあなた方、やる気がないのであれば、他の方に代わってあげてほしかったですよ。どれだけの方たちが、今のこの日本に生まれたくて、生まれたくて希望したけれど叶えられなくて・・・。あなた方はエリートなのですよ。ここに今出てきたということはね。
だからもっと今の境遇を感謝して、今回の転生をぜひ無駄にしないでいただきたいというふうに私は思います。出たかったと思う人はたくさんいるんです。そして、ましてはこの今回の計画の中で呼ばれてきて、今ここに座っているということ。それがどれだけ感謝に満ち、どれだけ神により呼ばれたという光栄に浴しているかということ。それをもっともっと理解していただきたいなと思うのですよ。
----------本書より引用
Eという男、彼自身の魂とはわたくしはとっても永いつながり、深い縁生があるのです。ですから、彼がこのような事態になったことを、わたくしは誰よりも嘆き、わたくし自身の痛みとして、しばらく出ることを控えていたのです。これしきのことでまいってしまうような男ではないはずだと、彼自身にも一生懸命、インスピレーションを送っていたのですけれども、やはり彼自体が持っているカルマというもの、彼自体がやはり背負っているもの、それをやはり、人生のこの時期になって直面せざるを得ないという、彼自身の課題があったのです。
それが最後の最後になって浮かび上がり、それにより、見事なまでに魔に爪を引っかけられてしまったということなのです。彼はまたいつか目が覚め、あなた方に語りかけるときがあるかも知れない。今その玄関の外でためらいながら、何度ベルを鳴らそうと思って、彼がさんざん悩んで帰って行った後ろ姿というのをわたくしは見ておりました。
「入って来い」と、「こっちに入って来い」と言っても、彼自身の中で、もう光の中に入って行けない自分自身というのがいるのです。わずかな、わずかなプライドであったとしても、そこに彼自体はこだわり続けたということ。それが、彼が神理の仕事をあれほどしたいと思っていたのにもかかわらず、それをさせる機会を自分自ら拒否し、去って行ったという今日の彼の姿がそのままあるのです。
このレムリアの、この部屋の中に入るということが、彼が今ひとたび、すべてのお互いの心のこだわりというものを流し、再び神への道の 、ノックするチャンスであったのです。彼は長いこと外でためらっていましたよ。あなた方の笑い声が聞こえながら、何度ノックをしようと思ったか知れないけれど、彼はやはりためらい、自分の意志に、意志の中で、この扉をノックすることを拒否して、自らが拒否して、そのワインをおいて去っていったのです。
けっしてあなた方が彼を閉め出したのでもない。けっしてあなた方が彼を仲間はずれにし、拒否したわけではない。それは天上界の者たちがみんな見ているのです。今回のことを全部見ているのです。逆に言うと、天上界が 、神に仕えると言いながら、高橋信次を信じていると言って祈りをしながら、天上界の神の前で、地上の人間たちの心がガラス張りであるという真の意味を、彼はわかっていなかったのです。
どれだけ人前で取り繕って見せても、我々にはすべてがわかっていた。そして、彼が隠そうとしているもの、たとえどんなにそれを美化し、どんなにそれがレムリアの大衆救済の本来の目的であると、それを転嫁してみせたところとて、それが本来の自分自身の中にある、己の弱さに起因しているのだということ。そのことは、天上界の誰でもが見たらわかることだったのです。
そのために、いろいろな霊人が出て行って、さまざまな注意をしたはずです。でも、彼自身の心には届かなかった。どんどん届かなくなっていって、彼自体がその神の言葉を拒否するようになっていったのです。そのうち彼はレムリアの霊言は嘘であると、偽物であると、そこまでいくかも知れない。
でもね、そのことに、あなた方は一生懸命、心を砕き、彼を仲間としてもう一度、迎え入れようとしたけれども、やるだけのことをやったのなら、わたくし、日蓮の願いとして、わたくしの愛する友を、Eさんのことを思うなればこそ、今ここで彼を切り離して、あなた方がこのレムリアの本来の使命というものを果たしていただきたいと、わたくしは思うのです。
----------本書より引用
けっして仲間の賞賛だけが欲しいわけじゃない。あの男の心の中にあるものは、神様に認められたいという、ある意味では、ひじょうに一途な信仰心があるのです。その神様に認められたいと、仕事を必死にやってきた、その自分がなぜこのような立場になるのだという、彼の不服な疑問が湧いて出ているのです。この、神様に認められた仕事をした、この自分こそが、このレムリアの人事というものを、方向性というもの、それを決めていく資格がある、唯一の者であるという、絶大なる自信の中で彼は思っていた。
そこのところにトリックがあったのです。何度も言います。これから先、魔は、自分はあなた方を落としてやるという、そのようなストレートに悪意を表現しながら近寄っては来ない。つねにトリックを使いながら、トリックを使いながらあなた方の心を、温かい、厚い信仰心から引きずり降ろす手だてを考えるでしょう。一人ひとりに対してはさまざまな方法論があり、さまざまな近づき方があるのです。魔界にはいろいろな使者がいるのです。その者たちが順繰りにあなた方を惑わしに来るでしょう。
でもその時に思いなさい。今回のことから学びなさい。
常に原点に戻るということ。
人を裁かないということ。
仕事の質向上ばかりに焦り、仲間を愛の思いで包むやさしさを忘れたとき、天上界に通じるパイプは塞がるのです。天上界との交流は断たれるのです。その深い愛にあふれる信仰心あってこそ、人類に貢献しようという、神に仕えようという信仰心をもって、あなた方の仕事があってこそ、レムリアの仕事というのは価値のある運動になるのだということ。その原点をけっして忘れてはいけない。今わたくしからいちばん言いたいことはそこなのです。
----------本書より引用
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