• 絶賛発売中
  • 著者:レムリア・ルネッサンス
  • 発行:まんだらけ出版部
  • ISBN978-4-86072-032-2 C0011
  • 216ページ
  • 四六判
  • 並製
  • カバー帯付き
  • 税込1050円(送料無料)

レムリア・ルネッサンス スピリチュアルメッセージシリーズ12

日蓮聖人メッセージ集2

今、ここに参りまして、しっかりとしたこのような拠点と、 集う皆さま方の心が決まってきたということが、この日蓮、心より、涙が出るほどうれしい状態なのです。

最初、この者に呼びかけをしましたときにおきましても、この第三の計画そのものが信じられず、 言えば言うほど逃げまどう者たちを、必死にこの日蓮は説得をして回っていたのです。

それでも、なかなか信じてもらうことができず、このように多くの方がたが集まり、 また、新たな出会いがあり、そして、このように計四冊の書物が出、CDが出、 そして、今度はインターネットだけではなくて、海外にも向けて行くような、このような時がよもやくることはあるまいと、 最初の呼びかけがあったとき、この者たちは思ったはずなのです。

第一章:空海
  • 人びとの心に神の子としての誇りという光をともせ
第二章:日蓮
  • 過去世よりも今世の実践こそ
第三章:日蓮
  • 新たな志高き者たちとともに
第四章:日蓮
  • 霊障への対処の仕方
第五章:日蓮
  • 今こそ救世運動のバトンを世界へ

この第三の計画に集うということは、これはよくよくのことであるということをモーゼ様あたりや、イエス・キリスト様あたりによって、あなた方は何度も何度も聞かされているはずなのである。
この計画を、この一隻の、波間に漂ってもみくちゃにされようとしている、このレムリアという船を沈めるわけにはいかないのである。
地下から、うようようようよ手がいっぱい出て、隙あらばこの船を転覆させようと、沈没させようと、あれだけの手が伸びているではないか。
その中において、神の光を、灯台を、光を発しながら、「ここに神の光があるよ、あるよ」と、その船から真っ赤な明るいライトを四方八方に光らせながら、この船は必死に前に進もうとしている。
その時に、「私たちを救ってくれないから、あなたたちの教えは間違っている」などという、そのような次元の低いことを言っている彼らであるから、その船から滑り落ちていってしまうのである。
そしてそのような者たちにおいて、今までの計画もつぶされてきたのである。
船長自らがそのような誘惑に駆られて、大きな大きな神の大愛、大いなる愛というものが、この船がひたすら闇の中をもまれ続けながらも前進していくことが自分の使命であると、そのようにほんとうに思って、その船を沈没させなかったのならば、今のようなことにはならなかったのである。
そして、最後の一隻が船出に出ようとしている。今波間に進もうとしている。その時に、「自分たちのことを考えてくれないから愛が足りない」とか、「法ではない」とか、「間違った法を言っている」なぞということを、今までともに霊言を聞いてきた仲間たちが言う。
そのようなことが、どのような浅はかなことであるかということ。愛が何たるかを何もわかっていない者たちが、盲が盲を指導できないということは、イエス・キリストもおっしゃられているではないか。
もっと自己確立をし、自分に厳しくありなさい。今自分たちが、レムリアというこの船の中に、船出をして、どのような段階にあるのか。自分たちの自己確立はほんとうにできているのか。不退転の境地はできているのか。全人類のこの地球の幸せを、神々の大いなる計画の最終的な総仕上げの実行者として、実行部隊として、最後の一隻、残された一隻に、すべての期待と、夢と、希望を背負って、この最後の一隻が船出をしてきたのである。
その船に乗って、乗組員たちであるということを、あなた方は一人ひとりもっともっと考えなくてはいけない。
そのようなことが、覚悟がないから、あのような安易な者たちが、安易なことの手段の中で降ろされていっている。
----------本書より引用
わかるか。ORにおいても、TKにおいても、この今回のこのアテナにおいても、あなたは同い年であろう。この計画の責任者で、必ず要となる者たちというのは、この年代に降ろしてあるということを、かつての霊言により言われていないか。あなたにその使命があったから、同時代、昭和三十一年という時代に出てきているのである。
そこにおいて、一列に並ぶことによって、それぞれが、どれが上とか下ということではなく、それぞれに重要な使命があるということ。
そのことをもって、あなたはこのレムリアに招かれているのである。そして、今十分なまでにあなたはその使命を果たしてくれようとしている。
ひじょうに高い学識、実力を持ちながら、その心は謙遜に満ち、神の法を編纂しようとする情熱に満ちていると、私は深く、あなたに対して感謝をし、かつ誇らしく思っている。
であるからこそ、あなたの過去世を明かされているのである。それは単なるその名前において、あなたが有頂天になるのではなくて、今これからあなたが何をしていかなくてはいけないかという使命をしっかりと明確に打ち出すために、あなたの過去世を明かしているのである。
この書籍にして残せば、あとでさまざまなことがあったとしても、今回レムリアの分裂を見ていてもそうであろう。
ああ言えばこう言うで、ひとつの真実がとんでもない事実に塗り替えられて人びとに伝えられてしまうという、口からのでまかせというのがたくさんあるのである。
エル・カンタラーの法においても同じである。あれだけ正確なものを降ろしていながら、かつ、あれを書き換えてしまっている。
でも、しっかりとした書籍が残っているから、いくら絶版になったとしても、その法の原典が出てくれば、初期の霊言集というのはまた出てくるのである。
でも、今レムリアで降ろしているもの、よいか、このものをしっかりと真実の光に照らし合わせて文書として残していきなさい。
----------本書より引用
なぜこのようなことになったか。長い長い時を、中央から降りていった方が、この日本という国を、誇りをもって預かってきたということ。この最終的にこの地球を大浄化していく計画の中の、発信元として、この日本という国が、最初から白羽の矢をあてられて用意されてきたからこそ、彼らはそれほどの使命感の中で、必死にこの日本の国を素晴らしい国にするために命をかけてこられたのである。
そのことを思うのならば、日本神道の神々に心から敬意を表したいと思う。「よくぞこのような国土にするために用意していただいたものである」と。
ただ、日本の神々だけではなくて、やはりこのような地になるためには、中央の方からさまざまな宗教を導入し、このように変えて、ということで、竜馬たちも中央から出てきた者ですし、そのような世界計画で、一助として日本の国の計画のために我々も出てきている。
聖徳太子と呼ばれているこの間出てきた方にしても、シュヴァンツェルという方ですけれども、あの方も来られているという、私たちと出所は同じであるということ。あなたにおいても、この者においても同じなのです。
日本在来の、日本だけにしか出ていないという方もまれにはおられるけれども、でもほとんどが世界を股にかけて、こういう法が流布されてくる時には、その使命を果たすために、異国の地に降りてくるという、そのような立場にあるあなた方であるということ。だから、まぁ、多くの者がそうなのです。
----------本書より引用
日蓮 その件については、K会をずっとやっていらした方におかれましては、たいへん引っかかるところであったと思います。ですから、このレムリアにおきましても、最初に、初期の段階でそのことが問われて、そのことに関する過去世を、この者を通して皆さま方に伝えてあるはずなのです。
ですから、わたしくしが差し障りのない限りにおきましては、この件に関してはお話させていただこうと思いますけれども、やはり差し障りのあることに関してはお話できません。
ただ、あの方、K子さんといわれる方に関しては、我々、天上界でも賛否両論があり、やはり、たいへん反対されてたのも事実ではあります。
ただ、最後は地上に生まれて来た者の自由意志であるということは、わたくしたち、天上界におります高級神霊と呼ばれている者たち、指導霊と言われている者たち以上に、やはり、宇宙を貫く、神の子すべてに保障しているのが自由意志であり、やはり、それゆえに地上の修行の課題があるということなのです。
ですから、仏陀、エル・カンタラー様におかれましても、やはり、地上の修行がおありになり、やはり、人格霊であられるということにおかれまして、やはり、それなりのカルマというものもおありであって、せっかく、このように地上に三千年近くぶりに、二千五百年ぶりに、地上にお出ましになったときに、やはり、その部分で個人的な修行を、カルマの刈り取りというものもしていきたいと、そこをできたらば解消し、愛の中に自分たちが精算をつけていきたいと思われるのも無理からぬことであったと思うのです。
ただ、やはり、最初の計画からいろいろとずれてきておりますし、人と人との縁というのは、やはり、難しいものがございます。
で、地上に出た者が、やはり、過去、夫婦であった場合には、後々もめてしまうということが見えていても、やはり、最初のころは、好きで―。やはり、嫌いなタイプであったなら結婚はしなかったと思うのですね、過去においても。やはり、お互いに惹かれ合うものが初期にあるから、やはり、過去世においても一緒になった。
だから、今回においても、やはり、初期のころ、やはり、御本人同士が、やはり、好き合って一緒にやりたいと言うものに関して、天上界は危惧をしながらも、やはり、それに対して、やはり、絶対的にだめであるということは言えないのが天上界の指導方針であったということなのです。
ただ、やはり、そのような方向に流れてきたときに、やはり、彼女自体は霊能力というのは、全く持っていない方ですので、やはり、おやりになったことは全部、あれはもう、偽ものと申しますか、何と申しますか、それに付き合っただけであるということですね。
ですから、ご本人がそう思っている。そして、彼女自体がひじょうに、何と申しますか念の強い方でありますので―。あの方を脇にいて指導する者たちがいます。その者たちが、ひじょうに魔界の影響を受けている者が、やはり、おりますので、そういう者たちが、そういう過去世というものをインプットするわけですね。
だから、本人自体が―。あなた方がよく、あの、エル・ランティが、あのー、過去世の証明をしないと、ご兄弟が何人だとかっていう順番を言わないと言いますけれども、わたしたちの世界では、あなた方が、今、何を考えているか、その想念を読み取ることは瞬時にしてできるわけです。
てことは、わたしたちじゃなかったとしても、その低級霊と呼ばれている者たちも、座っていれば、「さあ、どうだ試してみろ」と言って、頭にぎっしりとその情報を持っている者が前にいれば、その者の意識を見抜きながら、それを明かして、「どうだ、俺は神だぞ、知っているぞ」というふうに言うことができる。だから、そんなものはどこも確証にならない。証明にならない。
逆に、低級霊をのさばらすことの証明になってしまうから、我々の世界では、神が神であることの証明をなさないということの意味になっているのです。
ですから、あの方たちも、まあ、そういう意味で言うと、魔のトリックにやられているという、過去世に関する思い込みがあったということなのです。
----------本書より引用
それを、現象を中心にあれだけおやりになった方は、高橋信次という方が、いちばん、やはり、力がおありになったと思うのです。
それ以外の、ORという方におかれましては、やっぱり、文証が中心であり、霊言が中心の方でございましたから、法を預かっておられる方でござましたから、やっぱり、現象中心のことを、あまり、やりすぎますと法に歪みが出るということをもちまして、あの方はそれ以外の現象を封印されてきた。
だからこそ、高橋信次が現象で頑張られたのです。そして、いろんな悪霊や何かを次々と出しながら、その恐ろしさとかを見せながら、「ああ、確かに霊界というのはあるんだ」と。「心というのはこういうふうに、だから、ああいうふうにならないために、八正道を中心にして、自分の己の玉磨きをしっかりとして、反省行を中心にして、ああいうふうに、真面目に生きていかなければだめなんだよ」ということをしっかりと教え諭された。
それが、やはり、実際に根づいていたからこそ、K会においても、やはり、その後で、ORという方が、あれだけの広大な法というのを説くきっかけになられたのだと思うのです。
みんな自分の役割を果たすのです。出すぎてもいけないのです。全体の流れの中で、本来であるならば、高橋信次、エル・ランティは第一から第三のすべてをやりこなすだけの力量を、当然、お持ちの方であられます。それであっても、やはり、自分の順番を踏まえ、自分のやるべきことだけを果たされたらば、上に帰られ、そして、自分のまた別な形で、九次元であるエル・カンタラーのサポートをするという形に、ご自分が身を引かれているわけです。
けっして、でしゃばりでもないし、やれるけれども、やはり、その計画の中で、やはり、ご自分がそれ以上やってはいけないことに関しては、やはり、ご自分で身を退かれていると。
で、第一、第二の法において、このような結果になったので、であるならば、自分の知っている者たちが、このように、あなた方のように知っている方たちがいてくれているうちに、じゃあ、もう一度、九次元の建て直しをしようと。法の建て直しをしようと。九次元こぞって、今、おやりになっているときですから。そのようなときに、また、高橋信次という方がメインになって、中心になって地上に働きかけをしてきていると。そういうことがあります。
----------本書より引用
ちょっと話はずれましたけれども、あの方の過去世におかれましては、やはり、お二人はご縁があったということなのです。これはすべて法則なのです。カルマの法則なのです。原因があり、結果があり、結果があったら、その因果律というのは自分自らが刈り取らねばならないのです。
やはり、仏陀といわれても、地上に生きられたときに、やはり、人において苦しめたことも、多少はあったでしょう。人類を救済するために、ご自分の幸せを犠牲になさられたのです。それにおいて、やはり、苦しんだ方がおありになったということです。
それにおいて、やはり、カルマを返したいと思われる。それに関して、やはり、我々が止める術(すべ)はないということでもありますし、それは法則の中で、ご本人が返していかれなければしょうがないということです。
男性は仕事の中に夢を持ち、そして、自分の叡智を社会の中を通して、すばらしい仕事をする。特に神の使者であるならば、神の使徒としての仕事のために命を賭けるのです。
でも、女性を見ていると、女性は、やはり、なんだかんだ言っても、愛に生きるのです。愛を失ったときに、やはり、女性というのはひじょうに荒(すさ)んで、やはり、苦しみを持ち、修羅のようになるということも事実なのです。
そこの気持ちというのは、男性にはわからないかも知れないけれど、やはり、女性自体も、やはり、愛を失ったことによって、深く傷つき、やはり、自分自身を見失っているのが彼女の姿でもあるかも知れないのです。
でも、それは、仏陀自らがやったことであるならば、仏陀自らが受け止めていかなくてはいけない。そして、それを受ける、彼女に対する優しさでもって、やはり、償っていかなくてはいけないということをもって、わたしたちは、それは、こんな大事な救世の場ではあるけれども、やはり、ご本人がやりたいと、地上のご本人がやりたいとおっしゃられることに関しては、絶対だめであるということは申し上げられなかったということなのです。
でも、それがやはり、悪い方へ悪い方へ―。特に、今は魔界の力が強いし、やはり、単に荒(すさ)んだとか、単に傷ついたというだけならよいのですけれども、やはり、魔界の影響を強く持っている方でありましたので、やっぱり、そこから糸口がきて、あと、まあ、地上の経験が足りなかったということもありまして、やはり、あのような形での結果になったというのが、まあ、実情でございます。
ですから、これはやはり、わたくしたち、指導霊、守護霊におきましても、やはり、霊天上界と地上の者を守護指導をするってことにおきましての、法則というのがあるのです。ですから、それ以上は、けっして、できないということ。それはレムリアにおいても同じであるということですから、皆さま方も心を正して、やはり、この神理の道を歩んでいただきたいと思うのです。
G会のTKといわれる方におかれましても、今回、ひじょうに皆さま方にご迷惑をお掛けしているように思いますけれども、やはり、あの方におかれましても、本来はあなた方とともに手を取り合って、この大救世計画を行うために出て来た光の天使、女性の天使であるということでは間違いないのです。
自分ひとりで、あのように閉鎖的な中で、外に高橋信次の法を、自分の法を伝えるよりは、もう、わずかその一万人の中で、自分を守るために、その小さな孤独な城の中に入って、法だけを説いております。
それが本来、高橋信次が望んだことであったでしょうか。たかだか一万人ぐらいで、あの中で反省法とか、瞑想法とかを教えているようですけれども、あのようなことをもって、高橋信次が出て来た意味があったでしょうか。
そうではなかったはずなのです。
高橋信次がおやりになったことは、そこでTKという方をお育てになった後に、次に出て来られる方とともに、この日本から、この地球全体を救っていく大救世運動を展開する。その前触れとして、先駆けとしてのご使命があったということ。そのために、仏陀という方が説かれるための、まあ、ある意味で踏み石というか、そのような段階で法を説かれた。そういうような方であったのです。
ですから、今、TKがおやりになってるようなことというのが、高橋信次が希望していることの訳がなく、ましてや、そのような、あなた方のような運動に対して、まあ、前のK会に対してもそうでしたけれども、やはり、同じような、このような弁護士を通してのことというのは、やはり見ていて、やっておりました。
だから、自分たちだけの高橋信次であると、自分たちだけの八正道であると、そんなことは天上界は何も思っていないのです。神理というものは、神の叡智というものは万人に開かれており、そして、どこにも宗教団体とか、そのような国だとか、そんな逆に言うと、その地球という星とも関係ない。他の天体の者たちにおいても、神の愛の叡智というものは、神理というものは、全部が共有できるほどの永遠の神理であるのです。
そのようなときに、狭い、狭い中で、自分たちの高橋信次であると、自分たちの法であるというふうに、己たちがそのようなことでいがみ合っていく。そして、新しいところをつぶしていく。それが本来、自分たちが信仰している、神のご意思かどうか。逆にその信仰心の原点を、彼女たちは問われているのだと思うのです。
神を名乗る者に、神を信じる者たちに、そのような垣根はある訳がないのです。天上界はひとつであるということを、ご自分たちが見て、高橋信次を通して学んでいるはずなのです。
さまざまな、モーゼであるとか、イエス・キリストであるとか、そのような全然関係のない宗派の者たちが一丸となって、高橋信次を通して指導していたのがG会ではありませんか。
それであるのに、自分たちだけの高橋信次であるとか、自分たちのなんであるというようなことで、小さく、小さく固まってしまっている。そして排他的になり、ほかを攻撃する。そのようなところに我々が通信を送りたくても、送れる訳がないのです。それがひとつの構造なのです。
ですから、あなた方においても、もっと、あの方のことで、ひじょうに苦しまれると思いますけれども、今、そのような状況がG会にあり、そして、K会にあるということ。それにおいて、我々が強く言える(かどうか)においても、彼らは彼らで、ほんとうの意味で法を学んでいなかったということを自らが認識し、学び悟るまで、やはり、あのような状況におかれているということが事実なのです。
----------本書より引用
それと同じで、霊道を開いて、高橋信次のように、しっかりとご自分を確立されている方におかれましては、あのように大丈夫なんですけど、やはり、TKと呼ばれている方におかれましても、霊道が開いておりましたので、やはり、それに対して自分の知らぬうちにやられた時には、もう、開いてる穴から、もう、即、入って、自分自身を乗っ取られる形。だから、自覚症状がない状態で操られていくという―。
だから、生きる屍(しかばね)というふうに、最初、ここに出たときに、高級霊、九次元の方がおっしゃられたと思いますけれども、まさに生ける屍(しかばね)状態、操られ状態になってしまうということなのです。
ですから、一度、そのようになったときには、一度、閉じさせることがあるのですね。だから、そのようにおかしくなってきたんで、すぐ即座に閉じさせたのが、TKという方なのです。
だから、元々、霊的感覚があるから、あそこのおばあちゃんがどうらしい、こうらしいとか、天気がああらしいとか、そのぐらいのことはわかると思うのです。元々が霊媒体質ですから。ですけども、それだけではなく、このように、この者がやっているのは、霊言を取るような、このような窓というのは、彼女自体を守るために、今、閉じておりますから、だから、霊言通信が全く取れないのです。それを通信できないというのも、そういう意味があるのです。
でも、今の彼女の心根をもう少し変えていかないことには、もう一度、霊道を開かせて通信を送るのは、彼女自身にとっても、ひじょうに極めて危険なことであるということです。で、今、ひじょうに影響しているものが強いので、周りにおいても、そういう磁場がありますので、そこにもし霊言を送ったとしても、ひじょうに変えられたものとして、変形したものとして地上に伝わってしまうのです。
そうすると、今度は我々の言葉が、魔の上手な、こう、手先のように、道具のように、使われていったときには、逆に霊言が危険なものとして、魔の武器になってしまいますので、ますます伝えられないということ。これは今まで伝わってなかったことだと思いますけれども、「TKさんのところに、我々が通信を送れないんだ」と、信次先生がおっしゃられている、ほんとうの意味はそこなのです。
で、これ以上、彼女を落とさないためにも、危険にさらさないためにも、そして、一度そういう癖がつきますと、なかなか下の方から入る癖というのがつくのです。こっくりさんとか、そういうのをやられていても、やはり、しょっちゅう、しょっちゅう動物霊が入ってきたり、憑いたり離れたりという人というのは、やはり、低級霊が入って来る通路というのが、もう、道ができてしまっていますので、そこからやはり入られやすい。
だから、今度も、開いたと同時に、下からも入って来る通路が、また開かれてしまうということで、本人にとっても、ひじょうに、極めて危険な状態になるということ。
だから、もう一度、霊媒として、霊界通信機として使いたいと思っても、今、彼女は、もう多分、使う可能性というのはないであろうということをもちまして、この者がピンチ・ヒッターとして出て来ているというのが現状なのです。
それよりもっと哀れなるのは、エル・カンタラーと呼ばれている、地上におられる方でありまして、あの方におかれましては、今のところでは、もうこれ以上はなす術(すべ)がないという状況ですので―。
だから、あの計画をこれ以上あちらに置いといても、ますます光の天使たちが犠牲になっていくので、急遽、こちらの第三の計画をもって、そして、こちらの方に通信塔を立てることによって、もう一度、我々との、天上界からの神意というものを伝えて、そして、あなた方に、このように第三の計画というのを実行していただこうというふうに思っているのです。
ですから、これが第一、第二、第三の、まあ、計画で、それぞれに、下の者によって凌駕されてきたとは言いつつも、やはり、され方が違ったということ。
まあ、以前も申しておりましたけれども、では、なぜ、TKさんにおいてはすぐ閉じたのに、このように完全憑依なる状態まで、ORさんに関しては、閉じずにあのような最悪の形まで天上界がほっといたのかという質問が、前回も出ましたけれども、それは、やはり、TKさんの代わりは、もし他の人が出てもなれるけれども、エル・カンタラーの代わりは、なかなかおられないから―。
やはり、あの方をもって、我々も、なかなか天上界の方で、この計画を諦めきれずに、「できることだったら、地上のORよ。立ち直ってほしい」と、「気づいてほしい」という呼びかけを必死にしておりました。あなた方が知らないだけでありまして、それはもう、いろんな方が出られて、叱咤激励し、あの方に伝えたはずなのです。ですから、あの方が立ってこその、今回の救世の大計画でもあられましたから―。
もう、高橋信次は帰天しておりますので、ですから、その意味をもちまして、最後までつなぎとめて、本人に気づいてほしいということを、再三、伝えていた。そのうちに、やはり、取り返しのつかない事態になり、やはり、あのような形に、完全憑依状態になってしまったということが事実なのです。
で、それが入った段階におきましては、我々の方で、まあ、ミカエルが言っていたこともありますけれども、第二の計画の打ち切りということにしまして、第三の計画発動という、そのようなことをもちまして、新たな光の天使たちが急遽、地上に降りてって、体制の立て直しということ―。それで、天上界あげての大号令ということになりまして、建て直しをしてきた。
それがこの、レムリアの計画に至るまでの、この十数年の動きであったということなのです。
----------本書より引用
ですから、あなた方におきましても、これからやること、今までの尻拭いも大事でしょう。でも、高橋信次の名前を出すことで軋轢があるのならば、レムリアが、レムリアとしてのオリジナルを、独自性のものを打ち出すのは、これからなのだということを、わたしは今日、伝えに来たのです。あなたがたに。
これから地球維新というものを出していきながら、あなた方、レムリアが、何をして、地球をどのような方向のビションの中で、地球人全体を優しい、根底から根こそぎ神の子として自覚させ、光の方向に導いていくか。これがある意味で山場だったのです。
エル・カンタラーがおやりになる山場がこれだったのです。だから、日本から発信していく。そのために日本は経済力を身につけたのです。イニシアチブを取れる、言論の、ひじょうに言論が世界に向かって発信できるような、そのような世界的な先進国であるということが、ある意味で条件であったから、経済的にも発達させていったのです。
それはなぜか。
やはり、日本から発信したものが、一目おかれる必要があったのです。後進諸国では、やはり、認められないのです。ですからこそ、仏陀はこの日本に下生され、そのために、日本の経済大国としての、今までのいろいろな方々の努力があったということなのです。ですからそれを無駄にしてはなりません。
----------本書より引用
だから、そういうものは易しく、ちゃんと解説し、わからしめる基本書のようなもの。そののちに、やはり、中級編みたいな感じで、もうちょっと膨らませて、たとえば、イエス様やモーゼ様の思想は基本的にはこういうところでというような、で、今回のルーツみたいなものも編纂したような感じで、やっぱり、中級編みたいなものがある。
で、その後は、必ず時代が来れば、こういうものを研究していく、学者のような者たちが出てくるのです。そういう者たちにおいても、やはり対応できるような、そのぐらい底が深く、幅が広く、高みがあるような、そういう、この間、あのアモール様が説かれたり、マヌ様が説かれたような根本法というのがあります。
まあ、見回してますと、皆さん、まだまだあの法の中身の何分の一しか理解できていないと思います。この方が降ろすにおいても、天上界で降ろされた九次元の方がたのお気持ちから見たらば、何割引で、たぶん、この方は降ろしていると思いますけれども、でも、それにしたって、「それをほとんどわかってないなあ」と、この方、嘆いておられましたけれども、やはり、わかっていない方たちが多いのです。
だから、だけれども、それぐらいハイレベルなものも、やはり、レムリアは降ろしていけるのだと 。上級編も降ろしていけるのだというものをもって、後世に出て来る、必ず継承する学者たちというのが出て来ますから。そのような者たちにおいてね、納得させていく。そのぐらいの法も、わたしたちは今回、降ろそうと思っている。
----------本書より引用