10/20 我々池尻スタッフは奥多摩探訪と題してのキャンプを敢行しました。
朝9:00にまず我々働く営業所に全員集合として、普段の営業は店舗と同じく正午から開始なので皆大丈夫だろうかと若干の心配はありましたが、きちんと集まってくれて一安心。
みんな疑って悪かったよ(汗)
そこから社用のマイクロバスに乗り込みいざ出発。
(まんだらけにはこうしたときにも使えるバスがあるのです。便利、便利。)
そして、出発したのもつかの間、高速用のETCカード忘れた〜となり、Uターンすることに。
改めてETC装備しなおして出発しましたが、どうもこれ珍道中の幕開けなんじゃという思いもよぎりました。
しかし、その後のトラブルはなく、ひたすらバスは奥多摩に直行。
都心からだと随分時間かかるなあというのが印象でしたが、窓越しとはいえ都会から離れ、次第に景色が自然いっぱいになってくると、やはり感じ入るものがありました。
行ったのが秋口であったので、紅葉の美しさにも目を惹かれました。
そうこうするうちに、第一の目的地である日原の鍾乳洞に到着。
受付でのチケット購入を済ませ、全員でまずは記念撮影。
そして一人一人鍾乳洞内に入り、中を巡ることとなりましたが、階段の勾配が急な箇所が多かったり、天井低いところで、かがんで進む必要があったり、経路自体が長かったりと意外と体力使いました。
(鍾乳洞内は気温低くひんやりしているだろうから着込んでおいたほうが良いよ、と始めは言っていたのですが、出てきたときには皆、汗だくで上着を脱いでべろんべろんになっていたのがそれを表していました)
鍾乳洞内には各所で見所のポイントがあり、水が滴り落ちて鉄琴のように音が奏でられたり、切り立った崖のような場所でライトアップされている様が壮観であったり、それとネーミングも石が積みあがっている場所で「賽の河原」とか「地獄谷」などあって印象的でした。
その雰囲気とも相まって自然とJAシーザーの音曲が頭に流れたりしたのですが、これは僕だけかも知れません。
さて、鍾乳洞探索も終了し、時刻も頃合となって昼食タイムです。
元々別の場所を予定していたのですが、時間が押したため、ここは鍾乳洞すぐ手前の食堂へ。
注文してからは出来た順にセルフサービスでとりに行く方式でしたが、スタッフの南君のトレーにはどんぶり三つほどの器が・・・。
そんな食べんのかい、と突っ込みを入れたところ「いえ、これ他の方の分も」と一言返事が。
ごめんよ、南君。君の優しさをすっかり忘れていたよ。
一同満腹となりいよいよ宿泊施設のあるキャンプ地に出発。
さほど時間もかからず現地に到着して宿にもチェックイン。
次の予定はマス釣りだったのですが、なんとシーズンオフを迎えてやってませんとのこと。
実は本来もう少し早い時期にキャンプに行く予定であったのですが、台風と重なったため止む無く延期となっていたのです。
台風がなければメニュー一つ増えて皆楽しめたのになあ・・・でも、仕方ないですね。
気を取り直し、少し休憩挟んだ後、夕食までの間、みっちり体を動かそうとアスレチック施設へ。
アスレチックなんて子供の頃体験して以来だなあ、と軽く考えていたのですが、これがなかなか過酷だったのです。
(普通にアウトドアに馴染まれている方にとってはごく普通なのかもしれませんが、何せ世間ずれしているもので)
順路追って関門クリアしていくオーソドックスな流れであるのですが、普段、物流業務でそれなりに鍛えられ、それ程ふくよかでもない僕もこれクリアするの大変だなぁと思えるポイントが幾つかありました。
足滑らせちゃうと落っこっちゃうよこれ。怖え〜といったような。
まして、参加スタッフには体重重いものもいるので、そこは慎重に全員の足取りを確かめながら行いました。
結果、全員が無事に全ての関門を突破できたのですが、引率者としてはヒヤヒヤなイベントでした。
しかし、みんなの表情から達成感が見えたのと楽しめた風が伝わってきたのでそこは本当に良かったです。
何だかんだと2時間強をアスレチックに費やし、少し休憩を挟んだら次はすぐに夕食の準備時間です。
夕食のメニューはバーベキュー。
宿で用意されている食材もありますが、それだけでは足りないのが我々池尻スタッフ。
車はいつでも使える状態で、幸い宿から割と近い場所にコンビニもあったので追加の買出しに出掛けました。
それもまた皆の楽しめるひと時です。
帰還後は早速コンロの火を点け、鉄板を熱してバーベキューの開始です。
呑んでしゃべって焼けた肉、野菜に舌鼓を打ち、最後の締めは焼きそばと、屋外ならではの雰囲気も感じながら美味しい食事を満喫できました。
追加の食材購入も利いて皆「もういいっす」となるくらいに満腹になれました。
バーベキューの片づけを行ってその後は屋外最後の花火大会です。
季節ではないため用意できた花火の数が多くなかったのが残念でしたが、イベント続きで最後を締めるには丁度良かった気もします。
宿に帰ってから夜はまったりと皆で過ごしました。
僕も含めた何名かはUNOに興じたり、疲れから早々と横になるものがいたり、呑みを楽しむものがいたり様々でした。
あえてやることを決めていなかったのが逆にリラックスできてよかったと思いま
す。
めいめいそれぞれのペースで入浴したり、床についたりでこの日の夜は更けていきました。
空けて翌日は業務上の都合により、通常の始業時までに仕事に就かなければならないリミットがありました。
皆それを踏まえて起きるのも早く、少し早朝の散歩も楽しみました。
その日は雨こそ降っていなかったものの天候が悪く、しかしそれが山に掛かる濃い霧、独特のひんやりと湿った空気を作っていて、山間ならではの自然も感じることが出来ました。
そしてチェックアウトして出発。
山道走っているときは全然問題ないと思っていましたが、途中から事故渋滞に遭遇。
「マズいなー」と思いつつ、渋滞緩和されることを願うしかありませんでした。
じわりじわりと前進しつつ、漸くのところで渋滞を抜けて後は一直線に進むのみ。
営業所に着いたのはおよそ11:50分とギリギリでした。
家に帰るまでが遠足じゃないですが、ここまでが池尻のキャンプと考えていましたので、間に合ったときにはほっとしたのを覚えています。
参加者からは「楽しかった」、「リフレッシュできた」という感想が聞かれ、普段の仕事の喧騒から抜けてそう感じてもらえる機会となったのは本当に良かったです。