「この報告書は、まんだらけのオタク社員たちに富士登山を挑ませた熱血取締役の記録である
普段ろくに運動もせず好きなことだけやっているオタク社員たちが登山部活動の中から健全な精神を培い、
わずか数ヶ月で富士登山をなし遂げた奇跡を通じてその原動力となった、信頼と愛を余すところなく記録化したものになる予定である」
2016年4月22日 第十六回活動報告【朝日岳】
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2016年4月。今月の山は朝日岳(1827m)。
通算16回目の登山部がダーゲットにした山は、静岡県の寸又峡(すまたきょう)
温泉にある百名山でもなく、高くも低くもない中途半端な高さの山です。
何でここだ?と聞かれたら、それは下山後にうなぎを食べるために、何とか
無理矢理結びつけた山なのであります。
メンバーは、ウナギ、ウナギと騒いでいる辻中副社長、竹下、小山くん、なべし、
なかっちゃん、藤川姉妹、初参加のまんだらけのメディカル担当大庭、ドライバーの
奥主と西田の合わせて10名。
ドライバーの奥主は、まんだらけでも車スタッフでもある車大好き人間。
なので、休みもいつも車で遠出しているらしく、とにかくサービスエリア(SA)通。
どうやらSAを一つずつ順番に巡るSA巡りなどというものを休日にやっているらし
い。
私にはとても理解できない休日の過ごし方だが、それは人それぞれ楽しみ方が違
うので、本人はとても楽しいと思うが、付き合う家族も大変だと思いきや、どう
やら家族もそれが気に入っているというのだから、平和なんですねー
だからかどうかはわからないけど、山道でも何でもとにかく運転に活気ある。つまり荒い?!
後ろに乗っているメンバーも全員自発的にシートベルトON!
車中では怖くて誰も眠れず、車から降りるとみんなフラフラ状態。
それでもとりあえず、この無名の山に登り始める。
大庭は、登山部には初参加とは言うものの山経験者でもあるので、スイスイ登って行く。
登山部はいつも金曜日開催なので、大抵どの山も空いてはいるのだが、この朝日
岳、出会った人の数ゼロ。つもりその日登ったのは私たちだけ。
それだけ魅力的でない山なのか・・?
そうです、実に何もない山でした・・登山道は倒木だらけ。山頂からの眺望もゼ
ロ。なので、残念ながらレポート書くこともなく・・・
と思っていたら、車を停めたところのすぐ近くにあった寸又峡温泉の『美人の湯』
400円也。そんなに期待していなかったこの温泉がとにかく最高!
ここは内風呂はなく、露天の岩風呂が一つあるだけ。しかも女湯の方が眺めが良
いらしい。ラッキー!
温泉の横に川が流れていて、その水の音を聞きながら入るお風呂は極上です。
シャンプーなどは使用してはいけない。
ただ源泉を贅沢に浴びるだけ。
温泉が閉まる少し前にギリギリ飛び込んで入れてもらったので、本の少ししか
入れなかったけど、それでも服が着られないほど体から汗が噴き出る。
登山部で行った温泉の中では最高の部類に入ります!
ただ、だからと言って次に来るかと聞かれれば戸惑うほど遠かったぁ。
温泉の後は、この日のメインイベント、鰻屋『石橋』に直行。
お皿からはみ出すくらいのうなぎの大きさに歓声が上がる。
イマイチな山ではありましたが、最後は十分に満たされて、これはこれで
とても良かったです!
そして、また全員シートベルトONで無事に帰りました!
[レポート:西田]