まんだらけ渋谷店あなたの無用ノ介は大丈夫ですか・・

今月のおさらいといたしまして無用ノ介を紹介します。

カバーのヤケ、背表紙の糊の薄さ、流通量どれをとっても実にマニア泣かせの無用ノ介ですが只今渋谷店にはコレクションレベルのセットがあるのです。

探していてご存知の方は多いと思いますが無用ノ介のカバーの赤と緑は各巻で配色が異なります。
特に9巻10巻に至っては背表紙のタイトルと作者の部分が実にオレンジ色で、まとめてみたときにこの2つの巻だけ色が抜けているのが大半。
あと意外とノーマークなのが12巻の緑色。画像では分かり難いかもしれませんがもともとが緑色というよりエメラルドグリーンがかっていて、15巻の緑色と比べてもその差が分かるかと思います。

一冊一冊本体からカバーをはずして広げたとき、緑色のラインが背表紙から表紙にかかる部分が同じ色だとやはり気持ちが良いものです。

そして発行日。
1巻2巻同時発売で、初版発行日は昭和44年3月10日第1刷発行なわけですが、2巻の発行日で昭和44年7月20日第1版というものが存在します。
これは5巻6巻の新刊が同時発売する時に合わせて誤植再版したもので、初版のものと誤植の再版それぞれの巻末にある巨人の星の新刊の広告ページが全てを物語っています。
有名なところでデビルマンの3巻のようなものです。

ほかのKCと比べても一癖も二癖もある無用ノ介。値段、状態確認は電話でも細かくご説明できますので是非ごれんらくを。

掲載の商品は店頭でも販売するため売り切れる場合がございますので予めご了承ください。

（担当小山）