まんだらけ渋谷店内藤ルネ企画編集「薔薇の小部屋」2冊セット入荷

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タイトル	薔薇の小部屋」全2号（1978年夏の号、秋の号）セット
状態	表紙イタミ＆カビによるシミあり
販売価格	税込特価8400円

知っている人は知っている、探している方も多い雑誌「薔薇の小部屋」が入荷しました。

「夢みる女性のファンタスティック・マガジン。永遠の少女のための絵本」と題されているとおり、1950～1970年代に「少女」文化に多大な影響を与えた田村セツコ、吉屋信子、美輪明宏、上田とし子、松本かつぢ、白石冬美氏等・・・
各方面超豪華方々が執筆陣にズラリ。
ちなみに夏の号は巻頭に金井美恵子、四谷シモン、宇野亜喜良氏、秋の号の巻頭を森茉莉氏が飾っています。

表紙は内藤さん所有のフランス人形、裏表紙は内藤さんのイラスト。
この雑誌が発行された2年前に既にあの「ペーパームーン」が創刊されていたわけですが、両雑誌とも「少女」のために向けて作られた雑誌であるにもかかわらず、雑誌のカラーがまったく違います。

ちなみに発行人は「薔薇族」編集長としてもおなじみの伊藤文学氏。
そしてこの「薔薇の小部屋」も「ペーパームーン」と同様、短命でわずか2号で休刊となってしまいました。
本当に良い雑誌というのは、長くは続かない、というより長く続いてはいけないのかもしれません。
短命だからこそ、伝説になり得るのかも。

今回おだしするのは全2号（1978年夏の号、秋の号）セット、表紙に経年のイタミとカビによるシミがあるものになります。
雑誌にしては並といえる状態。
本当に本当に滅多に入荷のない貴重な雑誌なのでこの機会にいかがでしょうか？

現在の乙女文化といえば「ゴシック・アンド・ロリータ」があるわけですが、それとも異なる、でも確実に繋がっている70年代の少女文化（ここはあえて『乙女』ではなく『少女』と呼びたい）を極めたいならこの2冊を読めば充分ではないでしょうか？
さらに「ペーパームーン」も読めば他はもう何もいりません。

こちらの商品は30日（金）にレディースショーケースにお出しします。
お客様のご来店をお待ちしております。なお、状態の詳細はお電話にてお問い合わせをお願いいたします

(担当神原)