「どちらが好きですか?」 そんな話です。 GULLIVER 昭和53年3月号 ¥2100 巻頭に特集「日本ROCKの状況」と銘打って、1977年に発売された主なレコード(ロック)紹介。 そしてパンタ(ex頭脳警察)のインタビュー。 とまぁ、これだけでも読み応えありますが、東京、いや日本のアンダーグラウンドの音楽史を見る上で、絶対に外せないバンドの記事が載っているんです。 「リザード」(知ってる方はとばしてください) 80年前後、その当時はまだメジャーなもの以外の音楽を総称する言葉はなく、知ることも困難とされていた。 その時代、東京でアンダーグラウンドな音楽に触れたいときは、みなリザードのライブに足を運び、リザードと 対バン(共演)しているバンドを見る事で、非メジャーな音楽に触れていた。 これは決して自分の推測だけでなく、その後の数多くのアンダーグラウンドのバンドの人たちや、ライターの方、 メジャーの人までもが語っているから、確かであろう。 それほどまでに影響を与えたリザードは、「フリクション」「Mr.Kite」「MIRRORS」「S-KEN」と共に、 東京ロッカーズと言われる。 東京ロッカーズについて話すとかなり長くなってしまうので、ここではこれ以上書きません。 (気になる人はネット検索してみて下さいね) そんなリザードは78年前後まで「紅蜥蜴」という名前で活動していました。 そんな紅蜥蜴の記事が3ページ掲載されています。 貴重な写真も載っています。 すこし前に紅蜥蜴時代の7’が限定で発売されて、また再評価されているバンド。 それがリザードです。 関西NO WAVEの中でも、No1の攻撃性を帯びていたINUが歌詞の中で「リザード」を否定的?に言っています。 だからなのか、関西NO WAVE好きの友人たちはリザードをあまり評価していませんでした。 ですが、やはりリザードかっこいいです。初期のしょぼいシンセの音は、DEVO並みに心をくすぐります。 モモヨのVoは置いといて、リザードの初期は確かに東京ロッカーズという存在感を感じさせてくれます。 INUとリザードどちらが好きか? それはもちろんINUと答えますが、リザードも好きなんです。 浮気はいけません。分かってはいるのですが、、、。 今日も「記憶」で、INUの「インロウタキン(ドッキリレコードver)」聴きながら、この記事書いている始末。 あぁ、魅惑の80年代。。。。
(担当 三次)
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