【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

「ゲゲゲの女房」終わっちゃいましたね。「よかったんじゃないか、おまえで」ってすごく先生らしくてステキでした。今日も水木作品のご紹介！

講談社「貸本漫画完全復刻版墓場鬼太郎」外箱少イタミ輸送箱つき

講談社「貸本漫画完全復刻版墓場鬼太郎佐藤プロ編」輸送箱つき

講談社「水木しげる怪奇貸本作品集 I 」輸送箱つき

講談社「水木しげる怪奇貸本作品集 II 」輸送箱つき

講談社から限定で販売された完全復刻版です。完全復刻版のうたい文句の通り装丁から紙質に至るまでかなりの出来であります。小学館クリエィティブから出ている復刻も良いですが、紙質などは明らかにこっちのほうが当時の紙質に近づけていて、水木蒐集家をはじめる幸福菌感染者達には特にオススメです。

内容は「貸本漫画完全復刻版墓場鬼太郎」には「怪奇一番勝負」と「霧の中のジョニー」

「貸本漫画完全復刻版墓場鬼太郎佐藤プロ編」は「おかしな奴」「ボクは新入生」「アホな男」

「水木しげる怪奇貸本作品集 I 」には「人魂を飼う男」「化烏」「墓の町」

「水木しげる怪奇貸本作品集 II 」には「地底の足音」「怪奇鮮血の目」「墓をほる男」です。

以前も書いたと思いますが、当時の水木作品には海外の怪奇小説（特に東京創元社やハヤカワミステリーなど）を下敷きにした作品が数多く存在します。隠れた名作「化烏」はウィリアム・ホープ・ホンジスの「夜の声」という小説を元にしており、またこの「夜の声」は東宝怪奇映画の名作「マタンゴ」の原作としても有名な作品。
しかも発表は「マタンゴ」より「化烏」のほうが先であることから、水木大先生の先見の明が窺えます。
また「地底の足音」はH・P・ラブクラフトの「ダンウィッチの怪」三島由紀夫が登場する「墓をほる男」ではフランク・グルーバーの「十三階の女」を下敷きに描かれています。
ボクは原作と水木作品を読み比べるのが好きなのですが、皆さんもいかがですか？

そして「貸本漫画完全復刻版墓場鬼太郎」は当時予約だけで完売したといわれているので貴重です！

「貸本漫画完全復刻版墓場鬼太郎」にはサイン色紙

「貸本漫画完全復刻版墓場鬼太郎佐藤プロ編」にはサイン入りの妖奇伝2巻表紙「お化けの首」の面子

「水木しげる怪奇貸本作品集 I 」にはサイン入りの鬼太郎テレフォンカード

「水木しげる怪奇貸本作品集 II 」にはサイン台紙付き鬼太郎コインセットが特典としてついています。

気になられた方は是非グランドカオスまでお越しください。お電話のほうもお待ちしています。

備考掲載商品は売り切れる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

(担当ゲゲゲの店員福井)