このシリーズ「警視庁物語」は、朝日新聞警視庁担当記者団「警視庁」よりの映画「終電車の死美人」、昭和30年封切りをモチーフにベースとして、昭和31年の「逃亡五分前」から昭和39年「行方不明」の24作が製作されました。今回の「警視庁物語・十代の足どり」はシリーズ22作目となり、［多摩川土手に他殺死体？］とキャッチコピーがあります。シリーズは低予算の制作費の為、東京・東京近県で撮影がされたようで、今見ると昭和30年全般の東京の町並みがクッキリ写っています。
映画の物語もシリアスで面白いですが、映画の中の東京もリアルで面白いです。
又、違う角度から見ると、刑事役に怪人二十面相役の南原伸二、明智小五郎＆七色仮面の波島進、月光仮面の大村文武、新七色仮面の千葉真一、ウルトラセブンの隊長の中山昭二、マイティジャックの副長役南廣など、東映ヒーロー群がイッパイいます。
是非、活動写真館に足をお運び下さい。
(担当 三浦。)
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