KiKKa 第8弾「仁義VS堅気²」

原作神葉理世
脚本紅郎
発売日2008年12月28日
まんだらけ先行販売
定価3,000円(税込)
発売元chara+momo
販売元アルドゥール

制作スタッフ

原作神葉理世
脚本紅郎
プロデューサー針谷千春 / 長谷川愛子
ディレクターみさわあやこ
音響制作・録音STUDIO MAUSU
A&R工藤砂織 / 高橋舞
エグゼクティブプロデューサー古川益三 / 富岡信夫

アフレコレポート

仁義・堅気・拉致監禁に恋愛騒動!!
KiKKa史上、最も男!男!男!で物騒なドラマCDが登場!

今回はそんなアフレコ現場に潜入してきました!

ストーリーは主人公・小峰達矢、17才。蜂須賀組組長に拾われるところから始まります。
まだ若干の幼さが残りつつも凄みのある17才の達矢の声、かなり萌えポイントです。

「ほほう…刃物にビビらねーとは、大した玉だ。」
ビビ…ビリッ…ビリリリ…
なな、なんと! 若本規夫さんの重低音でスタジオに振動が!
えっ!?だ、台本が震えてる…?
手に持っていた台本に伝わる振動。さすが組長!コワっ!!!
道端でこわーいお兄さんとすれ違うようなリアル緊張感でのアフレコスタートとなりました。

続けて、後姿もイケメン揃の声優陣がみっちり詰まって、メインキャラの収録です!


達矢がリスペクトしてやまない組長の息子、蜂須賀康平役は羽多野渉さん。
過保護な父親にお守りとして付けられている達矢の目を盗み、恋人である聡一郎に会う為に一生懸命!
健気な子供っぽさが 100点満点です!

当麻聡一郎役は武内健さん。
康平の恋人であり、年齢は達矢より若いものの、メインキャストの中でも一際落ち着いたお兄さんタイプ。
その大人っぽい雰囲気とはうらはらに、実はいろいろ暗い過去もあったりして、それ故に役作りに苦戦!?
作品中では全く感じさせませんが、おまけのキャストトークではそのあたりをコッソリ暴露しちゃってました。(笑)

そして、達矢拉致監禁実行犯である司城兄弟…
この兄弟の登場で、事態は一変。
幼い頃から複雑な環境の中で身を寄せあって育った二人。
一心同体の双子による監禁劇はまさに狂気…。
歪んだ愛情とも形だけの憎悪とも取れる二人の言動に注目です。

狂気の双子、兄の司城琲音を岸尾だいすけさんが熱演。
達矢に対する言動には、どんな気持ちが込められているのか。
穏やかな口調の中に、ちらちらと見え隠れする狂気の微笑。
ぞっとするほど綺麗で、怖いです。

双子の弟、和音は普段は未成年の役を演じられることが多い山口勝平さん。
今回は20歳の役ということで、アダルティで淡々としている、 けれど実の兄である琲音に一途な想いを抱いている和音をしっとり、 けれども芯のある演技で表現してくださいました。


そして主役の小峰達矢。
17才から32才までの15年間、組長に忠義を誓う実直さを持ち合わせていながら、 康平に手を焼いたり、双子に怒鳴り散らしたりと、いろいろな表情を見せる達矢を演じられた前野智昭さん。
あっさりと拉致されてしまった(ヤクザの構成員なのに…!)達矢。
そんな達矢にとって、ワケも分からず自分を拘束した双子の行動は理解不能!
大事な康平に危機が迫っていると思い、縛られて自由を奪われながらもあれこれ奮闘!!
【ヤクザVS双子】のガチンコ監禁シーンは必聴です!