『暴行切り裂きジャック』1976年公開 長谷部安春監督 桂千穂脚本
(事故に近い)殺人を犯したカップル。その直後の興奮状態での
性行為にたまらないエクスタシー感じることが忘れられなくなり、
あの時の快感をもう一度と、犯罪を繰り返してしまうようになる、
のが大筋のあらすじ。
「拳銃魔」という洋画をヒントに作られたそうです。
取り締まるより取り締まわれるほうを主役なことも含め、
マイナーチェンジしてゆく現在の倫理感では作られにくい映画、
といっても、まあ、過言ではなさそうな。
そもそもが性的ゆえ非道徳に見られるロマンポルノに
さらに暴力的な要素が加わった、毒を喰らわば皿までもな感じです。
コンプレックス南