三島由紀夫の死後、日本の作家で大胆に同性愛を取り上げた一人に赤江瀑がいます。
谷崎潤一郎の世界観にも似ていますが、その語り口や耽美な世界は唯一無二。
友人に勧められたまま読まずに本棚にしまってありましたが、この『男男よ!』を手にしたことをきっかけに最近読んでみました。
なぜ長い事読まずにしまっていたのか・・「罪喰い」「獣林寺妖変」など、ゾクッとする感覚が心地よく気付いたら2日で読了。
その赤江瀑の作り出す官能のゆらめきを誌面で再現しようとする試み!『男男よ!』、すごいです。
※このページもかなり好き↓
ただいま〈ゲイ書籍専門店 薔薇の巣窟〉にて販売中!
中野店 夛田