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【ありある】ガロ系漫画専門店OPEN

2022年1月1日、まんだらけ電脳空間ありあるで「ガロ系漫画専門店」OPENします!

まずはお店の紹介から。

漫画雑誌「ガロ」「夜行」などで活躍した作家の本を中心に色々と揃えていきます。

こちらのお店は常設です。2022年1月1日以降、出す本を定期的に入れ替えながら長く続けていきたいと思っています。

基本的には店頭との併売ですが、ありあるで販売のみの商品もご用意していく予定です。

それでは今回の目玉商品のご紹介です。こちらはありあるのみでに販売の商品となります。

月刊静一絵ハガキ.jpg

IMG_7819.jpg

1972年4月から1973年3月まで月1冊幻燈社から刊行された『月刊静一絵はがき』シリーズ。

糸綴じの装丁の本の中には絵葉書が一枚と短い詩が書かれた色紙が一枚入っています。

絵葉書のみでの販売や1冊ずつの販売であれば、まったく見ないというわけではなく、まんだらけでも何度か販売したことがありますが...

詩も本も欠けていない12冊の揃いとなるとかなり珍しいです。

まんだらけでは「12冊揃えるのに10年かかった」「代々受け継がれ15年ストックしてきた」などと言い伝えられています。

ついに今回出す時がきました!ありあるでの新店OPENにふさわしい目玉商品だと思っております。

ありある内のお店から入れる通販ページでは中の絵葉書の絵の画像もすべてアップしていますので、それを見るだけでも是非電脳空間ありあるに来てください!

こちらはありあるのみでに販売の商品となります。

林静一は99部限定の豪華特装版林静一『ph4.5 グッピーは死なない』(青林工藝舎)もご用意あります。箱入りシルクスクリーン付き、サイン入りです。

グッピーは死なない.jpg

グッピーは死なないシルクスクリーン.jpg

『ph4.5 グッピーは死なない』は、ガロでの漫画家デビューから一貫してアヴァンギャルドな漫画を描き続けた林静一の作品郡の中でも、とりわけアヴァンギャルドな作品です。セックスの描写の合間に突如はさまれる社会情勢への言及やフーコーやゴダールといった固有名詞への言及。他の作品をそのまま引用したり、絵とテキストがそれぞれ別の物語を語るという手法はゴダールの映画と近似しています。時代の流行りもあるとは思いますが、漫画表現の極北を突き進み、その可能性を切り開いていったことは間違いありません。

青林傑作シリーズの矢口高雄『チライ・アパッポ』も出します。

こちらはビニカバ付・帯付です。

チライアパッポ.jpeg

帯に矢口高雄自身の言葉で「ボクが熱心なガロ作家としてガロからデビューしたことはあまり知られていない」と書かれています。この単行本にはデビュー作を含めたガロ掲載策を中心に初期作品が収録されいます。

帯には「なにもかも未熟な作品ではあるが、」との文がありますが、矢口高雄らしい躍動感あふれる肉体描写に生命観あふれる自然の描写、そして骨太なストーリーは初期からかなり完成されていたことが分かる一冊です。

その他にも色々と22冊ご用意しました。

是非見に来てください!

中野店 萩原

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