『フランケンシュタインの男』復刻版が発売され、
電子書籍化も果たした川島のりかず
未電子化のラストピース『中学生殺人事件』を含む全著作をこの夏一挙にお出します!
ある日の友人とのなにげない会話で
「ブッ殺す」という言葉がふとでたことに驚く主人公・心(しん)
押し付けられる期待、才能への渇望、思い通りにならない現実・・・
家を離れ、ひとり流れ着いたような海辺の町で出会う、テレビの中のアイドルそっくりの"洋子"
「自分の世界を持たないと ダメよ」
彼女にそう告げられ心に目覚め始める感情の行方やいかに
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併録は『幻の蝶』
『恐怖!顔をとられた少女』にも収録された短編です
今日のわたしたちにもつき刺さる少年たちの痛み
きっと心に残る一篇になるはず
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さて、洋子の口から発言される「世界」ということば
特に後期川島作品を読むと、なんとなくこびりつくフレーズなのではないでしょうか
他の主人公たちが"世界"にどう向き合ったのか すこしだけご紹介します
(以下未読の方はネタばれご注意!クリックで拡大します)
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守りたい気持ちが悲劇へ向かう『呪いの針地獄(みんな死んじまえ!)』
いきるために外へとびたった『化けもの赤ちゃん』
どんな姿になっても守りぬいた『化物家族』
脱したかった『首を切られたいじめっ子』
『生首が帰って来た』では、
主人公・留名の兄が『中学生殺人事件』の洋子と似た発言をします
しかし今の世界が壊されることに強く反発する留名
選ばれた存在のはずだった『死人をあやつる魔少女』
そして『フランケンシュタインの男』
確かにふたりの世界が重なった時があったのです
川島作品の登場人物がさまざまな、時には似た向き合い方をしているのも興味深く思います。
最後に描かれた主人公が「心」と名付けられたのも、なんだかぐっと来てしまう...
バリエーション揃いまでは叶いませんでしたが、29作品を一度に出せるのは滅多にありません
ぜひ川島のりかずの世界に浸ってくださいませ!!
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以下販売スケジュールとご案内です
集合場所:まんだらけコンプレックス3F 貸本ショーケース付近(外階段から入り左手最奥)
販売方法
13:45 整理券配布、誘導開始
14:00 販売開始
①イベント商品は全て整理券をランダム配布し、販売します。
②整理券を配布後、随時ご案内開始いたします。ご誘導後改めて整理券に記載されている番号順に整列していただきます。
③整理券の番号順に並んでいただきましたら、1番のお客様から順に販売開始いたします。
④ご購入につきましては、1回の順番ごとに、状態確認2点・購入1点 となります。
⑤繰り返しご購入を希望されるお客様は、再び最後尾にお並びください。
⑥2巡目以降は、原則として並んだ順番でのご案内とさせていただきます。
⑦整理券番号をお呼び出した際に不在だった場合、破棄したものとみなします。
⑧ご購入希望の商品が無い場合は、整理券を返却して頂いたうえで列を抜けていただいて構いません。
⑨購入希望者が少なくなりましたら、ご自由にお選びいただけるようにご案内いたします。
⑩イベント商品は、引き続きイベント販売終了後でも販売いたします。
【ご注意】
※1 通常オープンは、12時となっております。また当日は大変な混雑が予想されます。入場制限行う可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
※2 当日の販売商品のお取り置き、電話通販は承ることができません。一点ものも多くございますので売り切れの際はご容赦ください。
ぜひ当日は、パワーUpした秋葉原のまんだらけへお越しください!
中野店 高畠