やっと全3種そろいました。
発行順はニャンニャン→ドキドキ→ワクワクです。ちなみに竹刀でペニスをバシーンとぶったたく「ペニス増大作戦」はドキドキに、「だけどそこでも俺はのけものだった 23センチのデカチンは・・・」もドキドキに収録されています。ニャンニャンとワクワクはややウエットは話が多いですね。
あとこのオリジナルの3作には、「ウホッ」の阿部さんで有名な「くそみそテクニック」は収録されてません。あの話は単行本に収録されたてるのはブッキング版のみ。ブッキング版にはすべて収録されていますから、読むだけならそちらでも事足ります。
ですが、当時はヤマジュンをギャグとして読む人などほぼ皆無だったわけです。まだまだ閉鎖的だった80年代のホモの間で、マイノリティ向けに出された貴重な貴重な性的娯楽本としての意味のヤマジュンしかそこにはありません。欲しかった人は当時は絶対的に不足していただろうこれらの嗜好の本を、万難を廃し手に入れたんだろうと思います。そういった情熱が背景にあるため世に出ない本なわけです。
背表紙の色がパステル系のため日焼けしやすいのですが、日焼けなくコンディションはかなりよい3冊です。
なおヤマジュンをネット前夜で初めて紹介した一般むけの本は、同じく80年代後半に発行されていた、「ちょっとエッチな福袋」。

第1集には
「HOMO劇画も堂々と読もう!」と題しちょこっと紹介。男同士の愛もヘテロのそれとはそんなに変わらないんだ、とにかく驚きの内容だ・・・といったカンジで触れてます。さらに第3週でも
文体も軽く、男同士の愛はピーカンなみにまぶしい!と断言。
まあそれはヤマジュンが大いなる例外というだけで、福袋第1集で同時に紹介されてる山口正児の「ふたりの童話」は全ページ中7割くらい額にタテ線が入っているようなクライクライホモマンガでした。当時のホモマンガは、ヘテロのバカ! 男同士の愛の何が悪いんだ! 神様、僕らは普通じゃないの・・・というところにとにかく拘泥してたので、ヤマジュンみたいに裸を見てすぐにおっ勃つようなカラッとした明るさはゼロでした。そういった意味でもやっぱりヤマジュンは先を行き過ぎていたのかもしれません。
GWやお盆のたびにヤマジュンをショーケースに並べる中野店ですが、さすがに3冊並べるのは初です。3冊実物を見に来るだけでも価値があるとおもうので是非ご来店ください。



発行順はニャンニャン→ドキドキ→ワクワクです。ちなみに竹刀でペニスをバシーンとぶったたく「ペニス増大作戦」はドキドキに、「だけどそこでも俺はのけものだった 23センチのデカチンは・・・」もドキドキに収録されています。ニャンニャンとワクワクはややウエットは話が多いですね。
あとこのオリジナルの3作には、「ウホッ」の阿部さんで有名な「くそみそテクニック」は収録されてません。あの話は単行本に収録されたてるのはブッキング版のみ。ブッキング版にはすべて収録されていますから、読むだけならそちらでも事足ります。
ですが、当時はヤマジュンをギャグとして読む人などほぼ皆無だったわけです。まだまだ閉鎖的だった80年代のホモの間で、マイノリティ向けに出された貴重な貴重な性的娯楽本としての意味のヤマジュンしかそこにはありません。欲しかった人は当時は絶対的に不足していただろうこれらの嗜好の本を、万難を廃し手に入れたんだろうと思います。そういった情熱が背景にあるため世に出ない本なわけです。
背表紙の色がパステル系のため日焼けしやすいのですが、日焼けなくコンディションはかなりよい3冊です。
なおヤマジュンをネット前夜で初めて紹介した一般むけの本は、同じく80年代後半に発行されていた、「ちょっとエッチな福袋」。

第1集には

「HOMO劇画も堂々と読もう!」と題しちょこっと紹介。男同士の愛もヘテロのそれとはそんなに変わらないんだ、とにかく驚きの内容だ・・・といったカンジで触れてます。さらに第3週でも

文体も軽く、男同士の愛はピーカンなみにまぶしい!と断言。
まあそれはヤマジュンが大いなる例外というだけで、福袋第1集で同時に紹介されてる山口正児の「ふたりの童話」は全ページ中7割くらい額にタテ線が入っているようなクライクライホモマンガでした。当時のホモマンガは、ヘテロのバカ! 男同士の愛の何が悪いんだ! 神様、僕らは普通じゃないの・・・というところにとにかく拘泥してたので、ヤマジュンみたいに裸を見てすぐにおっ勃つようなカラッとした明るさはゼロでした。そういった意味でもやっぱりヤマジュンは先を行き過ぎていたのかもしれません。
GWやお盆のたびにヤマジュンをショーケースに並べる中野店ですが、さすがに3冊並べるのは初です。3冊実物を見に来るだけでも価値があるとおもうので是非ご来店ください。
中野店 岩井
カテゴリ
月別アーカイブ
- 2017年4月 (1)
- 2016年10月 (2)
- 2016年2月 (2)
- 2016年1月 (2)
- 2015年12月 (3)
- 2015年11月 (1)
- 2013年12月 (2)
- 2013年6月 (1)
- 2013年1月 (1)
- 2012年11月 (1)
- 2012年8月 (1)
- 2012年6月 (2)
- 2012年5月 (2)
- 2012年3月 (4)
- 2011年11月 (1)
- 2011年10月 (3)
- 2011年9月 (1)
- 2011年5月 (4)
- 2011年1月 (1)
- 2010年12月 (1)
- 2010年10月 (1)
- 2010年9月 (3)
- 2010年8月 (4)
- 2010年7月 (3)
- 2010年6月 (1)
- 2010年5月 (1)
- 2010年4月 (8)
- 2010年3月 (5)
- 2010年2月 (8)
- 2010年1月 (2)
- 2009年12月 (3)
- 2009年11月 (4)
- 2009年10月 (8)
- 2009年9月 (5)
- 2009年8月 (17)
- 2009年7月 (31)
- 2009年6月 (37)
- 2009年5月 (18)