10/17(火)10時から、まんだらけ京都店開店です!
場所は京都河原町駅すぐ、高島屋T8・4階。錦市場や鴨川、祇園なども近いので観光のついでに是非あそびにきてください。
まんだらけ海馬京都店では海馬の全勢力を注ぎ、選りすぐりの商品をご用意しました。
絵本のコーナーでは童画家たちの筆が光る、戦前のかるた各種を販売します。
左上から順番に「日本めぐりイロハかるた」、「小学地理かるた」、「小学三年オサラヒカルタ 詠方、修身」。
娯楽や教育、生活基盤を支えるものに"紙"が多く使われていた頃、子どもたちに楽しく勉強してもらえるよう作られたカルタたち。
特産品や名物など、各地の風土も素敵な絵と共に学ぶことができます。これらは1930年代に制作されたもので、一部の絵柄は戦争を想起させるものもあったり、当時の時代背景が見えてくるようです。
そして、戦前から第一線で活躍し、"童画家"という存在を確立した武井武雄のカルタもご用意しました。
「漫画かるた 赤ノッポ 青ノッポ」。
新聞に連載されていた連載漫画をカルタにしたもの。
登場する「赤ノッポ」と「青ノッポ」は昔、桃太郎に成敗された鬼の子孫。本の中では2人の鬼を招待した桃太郎の子孫と小学生たちとの交流やドタバタが描かれ、カルタでも2人のノッポが楽し気に過ごす姿が絵札になっています。
初版と再版で函の絵が違い、左が初版、右が再版です。
カルタのジャンルで当時はスタンダードなものだった「犬ぼう」カルタ、もちろん武井武雄版もあり。
左「犬ぼう いろはかるた」。
「犬も歩けば棒にあたる」をはじめとしたことわざが読み札になっています。
右はカルタとなぞなぞ遊び両方が楽しめる「動物なぞカルタ」。
武井武雄の絵で描かれた様々な動物たち、読み札はなぞなぞになっているので、探している動物をみつけるには、柔らかい頭が必要そうです。
ラストは武井武雄の代表的な仕事のひとつ「コドモノクニ」に関連した「コドモノクニイロハガルタ」。
「コドモノクニ」では表紙や挿画、多くの童画を披露していた武井武雄、箱に描かれた絵は妖精たちでしょうか。
描き下ろされた素敵な絵は、子どもたちへの楽しんでもらいたい、お気に入りのものになって長く大事にしてほしいという気持ちがあらわれているようです。札がきちんとそろっている、状態良好なものが多いので、10/17に是非、実物を見に来てください。
販売方法など詳しい情報につきましては後日告知いたします。
まんだらけ京都店ではまだまだ正社員・アルバイトスタッフも募集しております。ご興味のある方はこちらをご覧ください。
中野店 佐久間