今年の自分の中での注目トピックスの一つに、ニューヨークのアート、ポルノマガジン『リチャードソン マガジン(Richardson Magazine)』のオリジナルブランドであるRichardsonと佐伯俊男のコラボレーションがありました。期待を超える最高のカプセルコレクション！やはり佐伯俊男のイラストの魔力は不滅です。
寺山修司、澁澤龍彦など伝説の人物から評価を受け『平凡パンチ』で1970年にデビュー。エロティックでユーモラス、グロテスクかつポップ。一度見たら忘れられない、というより見るたびに虜になっていくような感覚を覚えるのが佐伯俊男の世界。そこに描かれているモチーフはもちろん、とにかく登場人物の表情が素晴らしいのです。
今回販売するのは2001年発行の「淫剣花」。カラーとモノクロの作品を収録した一冊。
サド、マゾヒズムの世界が栗本薫や山田風太郎らが書く忍者・剣豪の世界と重なった時に生まれるこの未知の美よ。
いや、これを美と呼んでいいのかしら。耽美的なモチーフでありながら醜悪でどこか懐かしくて...。是非その目で確かめていただくしかありません。
この禁断の佐伯俊男ワールドは夜の明かりの下でそっと。
※こちらの商品は12月24日(日)12時から中野店4階海馬で販売となります。通販でのご購入は13時スタートとなります。
12時の時点で複数名希望者がいた場合はじゃんけんやくじで抽選します。
事前のお取り置きは承る事ができません、売り切れの際はご容赦ください。
中野店 夛田
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