まんだらけ名古屋店 6F 1クールに駆けた命！？「1/24アバロレーシング」

異様に低いボンネットフード、明らかに365GT-4BBを意識したスリット、そしてグループ5/シルエットフォーミュラという時代性。
ご存知(!?)「ルーベンカイザー・アバロレーシング」です。
同時期の「グランプリの鷹」との差別化のためか、なんとモーターライズ！
当然コクピットは上げ底ですが、ロールケージがパーツ化されており、シャーシには一応フロントラジエター＆ミッドシップらしきモールド。
そして1/24のスケール表記がある辺りガンダムに始まる「擬似スケールモデル」の先駆けと言えるでしょう。
それを裏付けるように一応「3000cc＋ターボチャージャー」「市販車アバロGTのグループ5仕様」という設定がなされているのです！
これだけ力が入れられたモデルでありながら、裏番組「ルパン三世」の牙城を崩せずわずか3ヶ月であえなく玉砕。
通例なら販売中止になるところでしょうが、それでも世に出る辺りに当時のスーパーカーブームの凄まじさと、キャラ物しかなかったバンダイの焦りが垣間見えて、興味深い所です。
様々なOPパーツが溢れ返っている今、徹底的に作り込んで935やセリカLBターボ、ストラトスターボと並べてみるのもなかなか乙なものですよ！

・バンダイ「1/24アバロ・レーシング」（箱傷み少）・・・・・・・\1,575

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（担当佐光）