どのジャンルに話が及んでも、そのバックボーンが男の美学という点からぶれる事の無い男”杉作J太郎”。今年年初めの全店統一ニューウェーブの特集はこの杉作J太郎から始まります。映画公開をついに目前に控え、この男の特集をしないわけにいかなかったです。ことここ最近では映画一本に情熱を傾け活動中ですが、2005年のJを語る上で欠かせないのがこの『おしゃれれ野球批評』です。 『おしゃれ野球批評』 表紙と一部執筆陣のみおしゃれなれど大部分はおしゃれとは欠片も関係ないのが特徴。その32人の執筆陣の中でJのロングインタビューは面白さが桁違い。2005年度書籍を見渡しても笑えるという点でこの本を越すものはないでしょう。そのロングインタビューの内容はJのカープに対する熱い想いが語られています。 『カープは顔のすごい人が集まっていたんですよね。それがきっかけですかね〜。』 『もみあげが下の方まで伸びて中世の騎士みたいになってるんだから。衣笠祥雄・山本浩二・水谷実雄なんて『ドラゴンクエスト』だったら敵の最後の大ボスですよ。』 『広島郊外で山に熊が出た時があって、見つけた近所の住人が通報したんですが、その住人が元カープの投手の山根さんだったという。何が起こるか分からないですよ、カープは。』 こんなかんじで野球の話を飛び越えてカープについて語るJ氏。選手からカープの野球解説者、広島市民球場で起きた幽霊騒動にまで話が及び最後に締めくくられる言葉が冒頭に書いた 広島を一言でいうと・・・『”男”ですね』。 野球の話なのに三角マークの映画談義をしている時とベクトルの向きが全く変わっていない点はすさまじいなと思いました。こんなに笑った本は久しぶりです。未見の方は是非に。
(担当 竹下)
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