2006/1/15掲載
まんだらけ新宮店

第184回 こずえ嬢の勝手に連載!面白少女コミック!!

こんにちは!
お正月明けて、新作ドラマのラッシュですが。皆さん、何か面白そうなの見つけましたか?
ドラマって、始まる前のCMが放送されている時は、「おぉっ面白そう!!絶対見よう!!!」なんて、気合入れてしまう訳ですが、いざその初回放送の時になると見ないんですよね~。

「見ない」・・・というよりは、「忘れている」事の方が多いのですけれど。
「くいタン」は、ちょっと見てみたいですね。機会があったら見たいなぁ・・・。

ささっ!
それはさておき。行ってみましょう。
今回ご紹介するコミックスはこちら!!
講談社 KC Dessertコミックスより

森脇 葵先生の「ばくだんホスト」


―歌舞伎町 銀座 六本木・・・・・


オレらのアンダーグラウンド。

夜の歓楽街。
男2人は、ビシッとスーツで決め、流れ行く人ごみの中から、2人組みの女性に目を付ける。

「すいませ~ん。ちょっといいですか?」

振り向いた女性は、自分達を見て馬鹿にしたような顔で口を開く。
「つーか、全然イケてないじゃん」
「なんかウリとかあんの?」

見込みナシと判断した相方は、引き下がる事にした。
「律、行くべ。」

―ホストが皆、格好イイなんてウソだ。
それは、自分も、そして相方も含めて。

勧誘からの帰り、自分の勤めるホストクラブの入り口で、ボーイの六本木と会う。
彼は、今から買出しのようだ。
優しげな表情で、年下の自分達にも何か買うものあるなら買ってくる、と言ってくれる。
最初は断ったが、「ついでですし・・・」と言う彼に「それじゃあ・・・」とコーヒーを頼む。

彼が完全に店の外に出てから、ふと思う。

―惨めじゃねーのかな?年下にパシリに使われて。
 オレだったら、絶対嫌だけどな。

閉店後の掃除をしながら、相方がボソッと話し出す。
「六本木さんって、昔は凄かったらしいぜ?」

―ホスト業界で、六本木 忍の名前を知らない者は誰一人いなかったという伝説・・・・

「・・・でも、ああなったら終わりだろ?やっぱホストになったからには、誰からも認められるようにならないと!!」

―そう、例えるなら、NO.1ホストの目黒さんのように!!

ある日、小綺麗な女性が来店する。
ホスト全員、一斉に彼女をおもてなしする。

「涼子さんいらっしゃい!!」

話によると風俗業一帯をしきっている女社長である、と。

「みんな涼子さんの指名とりたくて必死なんだぜ?六本木さんがいられるのだって、彼女に気に入られているからだとか。」

―じゃあ、涼子さんに気に入られればいいんじゃん。

思い立ったが吉日。
さっそく、ヘルプで涼子の席へと入るが、

「あんたさぁ、座ってるだけなら後ろのボーイと変わったら?」
因みに後ろにいるのは、グラスやら何やらを運んでいる六本木さん。

そこで気付かされる。

―指名取れてないのって・・・・俺だけ?!!!

自分のグラフだけ伸びていない、業務成績を見てため息をつく。

「上で奉仕できねーなら、下で奉仕すればいいんだよ。」

目黒から受けたアドバイスを元に、お客の女の子としょっちゅうホテルに行き、同伴と称して出勤。
いつの間にか、"枕ホスト"と化した律は・・・・・?!

(担当 仲野)

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〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
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