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イリナ・イオネスコ「R」
は売り切れました。ありがとうございます。
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「フランケンシュタインの花嫁」は2月に発売されたばかり。 三浦悦子は2003年の暮れに初の作品集を出した後、去年はポストカードブックを発売、今年はステュディオ・パラボリカと組んで「デザーテッド・ドール」と題した50体限定の人形を出しています。 美しくなるために自らを傷つけるという設定の人形達。 痛々しいけれど顔は無垢でかわいいです。 恋月姫の作品集は今出ている分3冊全て揃いました。 「人形姫」「震える眼蓋」は佐吉撮影。粘土とビスク両方載ってます。 「月の神殿」は初の恋月姫本人撮影。1メートル級の作品が中心。 「双子の国のアリス」は清水真理の作品集。 映像に出演させるために人形を作り始めただけあって写真は寺山修二風。 可淡風の作品を作る人はあまり作品集を出していないので見る機会が少ないです。 「R」は女性写真家の著者が自分の娘をモデルにして撮影した本。 13歳頃から撮り始めていて成長の過程が良く分かります。 「夜想」 載っているのは恋月姫、三浦悦子、秋山まほこ、土井典、堀佳子、井桁裕子、天野可淡、与偶、清水真理、シュヴァンクマイエル、四谷シモン、吉田良一。 可淡は亡くなっているので著作権等で作品集の復刊・新たな作品集が難しいです。 8ページ、撮影佐吉。吉田良一撮影とは違った雰囲気が楽しめます。 作品集に載っていない人形も有。 秋山まほこさんはインタビューも含めて18ページ、写真は17点、全て新作です。 雑誌に載る時はいつも必ず新しい写真で使い回しがありません。 撮影、現像、彩色全て一人で行っています。 「美庵」に載っているのは井桁裕子、佐藤久雄、堀佳子、荒木元太郎、かいあけみ、粧順。 荒井良(京極夏彦の本の表紙の人形の人)が透ける人肌の塗装法を明かしています。高価な道具無しで出来ます。 この他にも創作人形の本いくつか出ています。 ご来店お待ちしています。
(担当 麻生)
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