まんだらけ渋谷店キタるべき世界 - まんだらけトピックス

人と会話をしていて話がバチーン！と合うと、なんとも嬉しい気持ちになって思わず相手を“ハグ”したくなる時って、ありますよね。
お互い持ち出したワードがことごとく噛み合いまくった日にゃあ、ハグどころか○○○や×××してあげたくなるくらい嬉しい瞬間です。○○○や×××ってなんだろ。

個人的な話になりますが、自他共に認めるテレビっ子のワタクシにとって、一緒に酒を飲んで語り尽くしたらきっとそんな思いを抱かせてくれるだろうなと感じる
マンガ家さんといえばドーテー漫画の第一人者・小田原ドラゴンセンセとこの方が双璧。

その名、木多康昭。

現在ヤングマガジン誌で連載中の『喧嘩商売』は、少年ジャンプにて連載されていた氏初単行本作品の『幕張』から一貫して“男”の生き様を不器用さと、骨太さと、おバカな
笑いをふんだんに交えながら描くという木多スタイルをさらに進化させた大傑作。
本来は喧嘩に明け暮れる青春を送る高校生、十兵衛の武勇伝、武勇伝、武勇デンデンデデンデンなはずが、1話まるごと女子アナの話題で終わったり、たびたび登場する女キャラとの
エロシチュエーションに終始したりと、青年誌転向でそっち方面がパワーアップしてねぇ？ってなくらい自由すぎ!!
もちろん、本文である“喧嘩”に関しても実に実践的な理論に基づいた考察が重ねられた格闘シーンは身震いするほどの真剣さが伝わって、この男、本気だ!!と思わされることも
しばしば。

さて、そんな木多センセがヤンマガ誌にて衝撃の大復活を遂げてからというもの、センセの過去の作品に関心を寄せる方が増えたのか、少年誌時代のアイテムは常に在庫薄の
状況が続き、これはイカンと強化買取を謳ってきたのですが、YATここまでこぎつけました。

前述の『幕張』、そしてキナ臭ささえ漂う？講談社移籍の末に生み出された『泣くようぐいす』、そして『代表人』と、バラで集めたらちょっと大変よ、という木多作品群を
セットで出します！そうです、プチ木多祭りですよ、奥さん！

どーですか、お客さんッ!!

(担当清水)